青春

新しい事への挑戦、知らない事へのやまぬ探究心、
人生への歓喜と興味が無くならない限り青春だ!

介護保険

2007-09-20 08:53:11 | ブログ

9.18(火)晴れ 介護保険説明会へ参加。

もう彼岸が近いのに残暑が厳しい。「暑さ、寒さは彼岸まで」と言われるが今年は例外かもしれない。カンカン照りの中、福祉センターで介護保険の説明会があるということで出かけた。母が介護認定を受審したこともあり、介護保険の仕組みを理解いておきたいと思ったからだ。

会場に着くと既に何名か来ていて、話を聞いていると皆顔見知りのようだ。よくよく聞いてみると、今回の説明会はボランティアグループの研修会として開催されたもので、一般参加もOKという研修会ということだ。もうすでにボランティアとして活躍されている人が大半なので顔見知りが多いということのようだ。最終的に30名程度になったが、殆ど自分と同世代の人がボランティア活動をやっていることに心を動かされた。

講師は市の長寿高齢課の課長さんだが、話が大変上手だ。自分自身がボランティアをやっていて、土、日は殆ど潰れてしまうと言われていたが、仕事をやりながらボランティア活動をするのは大変だと思う。仕事とボランティア活動で現場をよく知っているので、話題が豊富だ。保険制度の説明の前に、高齢者の話、100歳の方の話、栄養の取り方の話、身体のリズムの話等があり聞き惚れてしまう。こんな話も保険制度を理解するための前段で、世の中がこのように動いているので、今回の保険制度の変更があり、今の介護保険制度ができたという説明は納得できる。

介護保険は今回の改正で「介護予備軍の支援」をテーマにしている。介護施設を利用する前に、自宅で支援を受けながら生活をし、健康維持の指導を受け、できるだけ介護施設を利用しないようにしていく。従って、これまでに無かった施設を利用できない要支援1,2の区分が設けられ、自宅での支援が受けられるようになっている。

自分の母親は頭がしっかりしているので、自宅で生活したい(施設には入りたくない)しかし、日常の買い物とかゴミ出しが出来ないという状態なので、今回の改正は有難い。今回認定されるかどうか判らないが、前回の制度から考えると大分進んできたと思う。

課長さんの話の中で、年寄りは「過去の事はよく覚えていて、話し出すと止まらない。直近の事は忘れている。だけど年寄りは寂しいんです。良く聞いて上げることが大切です」と言われたのが印象に残った。課長さんはボランティアで訪問したら、ひたすら聞いてあげるのだそうだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿