青春

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地酒

2007-10-24 11:58:54 | 食・レシピ

10.11(木)晴れ 田舎からの帰りに地酒を購入。

岡山の田舎から帰る途中で酒蔵が目についたので立ち寄りする。53号から右にそれ、煙突を目印に細い道を下って行くと、酒蔵らしき建物にたどり着いた。道路を挟んだ反対側の駐車場に車を止め、カメラを手に降りる。

Dscf1492 正面の高い煙突から煙を上げ、門構えもいかにも酒蔵という感じ。他の酒蔵と違うのは建物の右側に、立派な松が塀の上を走っている。枝の張りは端から端まで4~50mぐらいある。傍に行ってみると五葉の松だ(^。^)y-.。o○県の天然記念物に指定されているらしく道標が立っている。「多胡の五葉松」と名前がついており、銘木百選にも入っているらしい。それにしても支柱で支え塀の上を這わせ、奇麗に剪定されている様子全景がカメラで写しきれないのがもどかしい。

Dscf1493 それにしても外からは人の気配が無い???酒は売ってくれるんかのー??建物に沿って見渡すと、壁は焼板と格子戸で囲まれ、酒蔵の雰囲気を醸し出していて、いかにも酒蔵という感じが良い。もう一度表に回ってみると、格子戸の玄関らしき箇所が2か所ある。左手の玄関をそろりとガラガラと開ける。「ごめんください」と声を掛けようとして飲み込んだ。そこには若い美人が4名、事務机を前にしてこちらを見ているではないか!!

「いらっしゃいませ」の声に圧倒されて「酒は売ってるんですか?」トンチンカンな質問になってしまった。「売ってますよ」という回答に周りを見回しても酒が展示されていないし、カタログや値段表らしきものも無い???「ここで売ってくれるんですか?」の問いにようやく奥からカタログを出してきてくれた。銘柄は「加茂五葉かもいつは」。樹齢300年以上の表の五葉の松と加茂川にちなんだ名前だ。酒蔵は多胡本家酒造場、酒米は山田錦、水は加茂川の伏流水(カリウム、マグネシウムを多く含む硬度70の切れの良い水といわれる)を使って造られている。酒度+3の別格吟醸と+5度の純米吟醸を買うことにする。お嬢さん達との話の中で焼酎も作っていて、柚子焼酎も販売しているというので、妻の要望でこれも買うことに。酒蔵の奥に2名の女性が消え、結構時間が掛って商品を持ってきてくれた。ここでは商売をしようという気が無いのかも知れない(;一_一)それぐらいのんびりした酒蔵だ。更に地ビールも作っているという話を聞き、ビール工場を見学に行く。

Dscf1543 すぐ近くに工場はあったが・・・・????人が居ない??大きなタンクが並んでいるが人っ子一人いない。張り紙があるので見てみると今日はお休みの日(;一_一)がっかりして元の酒蔵に戻ると「ビールはここでも買えますよ」とのこと。「早く言ってよ」と喉から出かかったけど、のんびりした土地柄なので飲みこんでビールの説明を聞くことに。地ビールはドイツのビールを学んで造られており、アルトとケルッシュの2タイプがあるという。どちらがどうか4名の彼女達は説明できないので、両タイプを2本づつ購入して飲み比べてみることにする。両タイプともに上面発酵だが味に違いがあるという。

結局酒も焼酎もビールも買ってしまったが、出身地の地酒の知識が少なかったことを反省して、しっかり飲んで皆に勧められる酒なら大いに宣伝してやろうという気になったのは、商売気の無い4名のお嬢様達の影響かもしれない。


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