金木犀の、人生大転換

60歳を目の前にして人生の転換期がやってきました。さてこれからどんなことが起こるのでしょうか?? 

恋しちゃったの! デンマーク刺繍

2023-09-14 09:02:47 | 日記


こんにちはーーー金木犀です!


阪神の『アレ』が近づいてきました。
どうしよう。


娘によると、朝、地下鉄で、
阪神ユニフォームを着て、
阪神キャップをかぶり、

通勤バッグを持った乗客の方々が
ちらほらおられるようです。



さて、この前の、にちようび、
セルフヘナの待ち時間に、

料理したり、なんやかんや
ゆるく時間を過ごしていて
ふと、

あれ? Yさんの作品展、
そろそろだったかな?

と、思いました。



『北欧の手しごと展』






先月に、ご招待のお葉書を
いただいていて、
楽しみにしていたのですが、
どうしたわけだか失念していました。


お葉書の期間を見ると、
8日(金)〜10日(日)とあります。


日曜日、日曜日・・・
ええーーー! 今日までやん!
しかも最終日は16時までとあります。


いま14時半です。


うわーーー!
Yさん、ごめんなさいーー。


あわててヘアキャップをはずして、
ヘナを流し、シャンプーし、
ドライヤーをかけて、着替えます。


お菓子を持っていこうと算段していたのに、
買いに走る時間はありません。


ダッシュで駆けつけました。


会場は、古いビルの1階の画廊です。


あたりは静かな雰囲気が漂っていました。


わーーーYさーーん!


Yさんは、娘が保育園時代のママ友で、
彼女が主宰されていた、
パン教室にも通わせていただいていました。


3人のお嬢さんを育てあげられ、
今も、お仕事のかたわら、
刺繍に打ち込んでおられるとか。


「もうね、恋しちゃったの! 刺繍に! 」


8年前に、デンマークの
『ヘデボー刺繍』 に出会われて、


独学で勉強された後に、
デンマークの手芸学校へ
2度、短期留学されたとか。


ご主人とお嬢さんも来られていました。


作家さんの解説つきで、作品を見る贅沢。


北欧のノミの市で買い求められた骨董品が、
そこここに。







ヘデボー刺繍は、
デンマーク伝統の白糸刺繍だそうで、

リネンの布と糸で丁寧に作られた、
ほんとうに美しい手しごとです。









こんなにたくさんの作品を
長い時間かけて、

ひと針ひと針、丁寧に
刺してこられたのだと思うと、
胸があつくなりました。






いまYさんは、すずらんがブームらしく、
いろいろなところに、
すずらんが咲いています。












ハチさんの羽が立体構造になっています。








すみれも立体的。
針金を入れて布を張った上に、刺繍されたとか。










こちらのかごも、白樺の皮を編んで、
古くなったベルトも使って、
作られたらしいです。





北欧の落ち着いた雰囲気のなか、
お人柄があふれた作品が、あちこちに、
さりげなく置かれています。














刺繍の手法のご紹介










出口近くには、

「これ、ユニクロの麻のシャツなの」


すみずみまで刺繍がほどこされ、
ボタンも変えて、また別の趣のある
美しいシャツに生まれ変わっていました。








袖口も、こんなに可愛らしい。






「家事と仕事の合間の、
ちょっとの時間に、
 3cmだけと思って、刺しているの」


Yさんのお顔は、輝いておられました。



にちようびの午後、
心のこもった素晴らしい作品の数々に
出会うことができ、
とても幸せなひとときでした。


Yさん、ありがとうございます。
今回は失礼いたしました。


またお茶飲みに来てくださいーー♪



最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!



*明日は実家に帰るので、ブログは休みます。
 ぺこり。