金木犀の、人生大転換

60歳を目の前にして人生の転換期がやってきました。さてこれからどんなことが起こるのでしょうか?? 

沢瀉(オモダカ)紋、まとめ

2024-01-10 09:27:33 | 神社仏閣


こんにちはーーー金木犀です!


年末からずっと、
沢瀉(オモダカ)紋を引きずっていたところに、




元旦、オモダカ紋のついた土鈴の箱が、
転がるように出てきて驚きましたが、




それは、大騒ぎすることでもなく、
まま、あることかもしれません。


薬師窯のオモダカ紋に関しては、
本社にお電話して、解決しました。






薬師窯のオモダカ紋も、
直営店の『おもだか屋』の名前も、




先代からの社長の家紋に由来する、


ということでした。


社長さんの苗字は、
沢瀉さんではないそうです。


近くに瀬戸川という水辺があるそうですが、
それとも関係がなく、


御霊神社とも、関係がないそうです。


担当の方は、大阪の、せともの町と、
陶器神社については、ご存じでした。



ーーーと、話は、
あっさり終わってしまいましたが、


今回、gabaoさんに
投げかけていただいたお陰で、

御霊神社の御神紋に
目を向けることができました。


沢瀉(オモダカ)や、オモダカ紋について、
知ることができ、
可憐な、お花も見ることができ、


坐摩神社や御霊神社あたりの、
昔の風景にも思いを馳せることができました。





白鷺の飛ぶ水辺に、
オモダカの白くて小さい花が咲いている、
と思っただけでもロマンがあって素敵です。


この風景は、
今も、どこかで見られるのかもしれませんね。


gabaoさん、
コメントをくださった他のみなさん、
ありがとうございました!


最後までおつきあいくださりありがとうございます。


金木犀でした!




偶然の一致/御神紋の由来・その3

2024-01-08 08:38:00 | 神社仏閣


こんにちはーーー金木犀です!





大阪・御霊神社の御神紋の右半分は、
オモダカ=水草の一種
というところまで、わかりました。


Googleで、おもだか、と入れて変換すると、
沢瀉、と出てきました。


へええ、難しい漢字。


家紋サイトで調べると、


沢瀉(おもだか)紋は、
日本の十大家紋のひとつだとか。

全然知りませんでした。


この紋を、
実在する植物から取っているとすれば、
どんな花だろう??


『オモダカは、クワイに似た水草で、
 可憐な花を咲かせる』らしいのです。


これは見たいね!と思って、

ネットの中を探し回っても、
遠景の小さい花しか見つけられません。


しばらく探していると、


ああーーーあった!!
わあ、御神紋そっくり。





画像は、NHKみんなの趣味の園芸よりお借りしました。


ほんとうに可憐な花ですね。


あーーgabaoさんからの、
ミッションを果たせた気分。


ーーーと、年末に、ここまで
書きかけていました。


ここから先は、ミッションから離れて、
私に起こったことの話になります。


年末、オモダカのことを書かなきゃ、
と思いながら掃除をし、
煮しめを炊き、お雑煮の用意をし、


オモダカの紋が
頭に残ったまま年を越し、


元旦、まだ暗いうちに、
年末に買ってきた辰の土鈴を出そうと、
土鈴の包装を外しました。


ころんと出てきた、箱。






え? ええーー?  オモダカ、、、?

驚いたなんてもんではありません。


買ったときには、
土鈴は箱に入ってなくて、

お店の人が、カウンターの向こうで、
箱に入れて包装してくれはったので、
私は、箱を見ていなかったのです。

ちょっと手が震えました。







こういう偶然の一致は、
ときおり経験しますが、


今回みたいなのは、
頭をのぞかれているようで、
けっこうびびりました。












この土鈴の製作元、
『薬師窯』さんのHPを拝見すると、


愛知県瀬戸市の会社のようです。


瀬戸=せとものの里。


はっ。せともの。


私の思考は、氏神さんである、
坐摩(いかすり)神社へ飛びます。







坐摩(いかすり)神社界隈は、
昔、せともの町と呼ばれていて、






200以上の陶器店が軒を連ねていたとか。


坐摩神社には、
火除(ひよけ)陶器神社が合祀されていて、








狛犬も陶器製だったりします。





この坐摩神社の御神紋は、
水辺に棲む、白鷺です。


一方、御霊神社の御神紋の一つは、
水草である、沢瀉(オモダカ)。


このあたり一帯は、昔、
坐摩神社の御朱印帳の絵のように、
水辺の風景が広がっていたのですね。






ああ、なんだかつながってきました。


いえね、年末、梅田まで歩いて、
丹青堂で土鈴を手に取った時に、
こういう帰結は見えていたのかもしれません。


でも、せとものではなく
張子を買う年もあるので、
やっぱり偶然の一致ですね。


薬師窯さんのHPをよく見ると、

うわーーー。

『おもだか屋』というお店を出してはるーー。





もう、なにがなんだか
わからなくなってきました。


私の頭の中、オモダカだらけ。


これは、薬師窯さんに、
オモダカ紋の由来を聞いてみるしかない。


お電話したところ、
本社は、お正月休み→連休で、
お聞きできませんでした。


ということで、
土鈴の、薬師窯さんと
オモダカの関係については、
連休明けに持ち越しとなりました。


この話が、どうオチるのか、
私にも、わかりません。



つづきます。











水草とは?/御神紋の由来・その2

2024-01-07 09:43:43 | 神社仏閣



こんにちはーーー金木犀です!


御霊神社・御神紋の由来その2です。


大阪・御霊神社の御神紋について、
神社の社務所でおうかがいしたら、


「水草です」


というお答えでした。


巫女さんの業務を妨げても、と思い、
それ以上聞けずに帰ったのですが、


水草というのは漠然としていて、
どうもしっくりきません。


帰ってから、もういちど、
御霊さんのHPを拝見しました。







御霊神社に祀られているのは、


天照大神荒魂

津布良彦(つぶらひこ)神

津布良媛(つぶらひめ)神

応神天皇

鎌倉権五郎景正公霊


と書いてありますが、
水草と神社の結びつきについては記載がなく、
わからずじまいです。


あらためて御霊さんにお電話しました。





*******************************

御神紋の左の三つ巴は、
八幡さん(応神天皇)から来たもの。


右の植物は、
オモダカという水草の一種で、
アシ、とかヨシとかの仲間です。


もともと、この地には、

津布良彦(つぶらひこ)神と、
津布良媛(つぶらひめ)神

が、おられたのですが、
このあたりは昔、水辺で、


そのことから、
オモダカを御神紋にされたようです。

*******************************


と、丁寧に教えてくださいました。


結論:大阪・御霊神社の御神紋右半分は、
   オモダカという水草である。


わーー解決したー!
と言いたいところでしたが、


オモダカという言葉を初めて聞く私は、
まだ、しっくりきませんでした。


もう少し、調べるぞ!


つづきます。






御神紋の由来・その1

2024-01-06 08:40:26 | 神社仏閣


こんにちはーーー金木犀です!


昨年末、氏神さんである、
坐摩(いかすり)神社にお参りしました。


御堂筋から、ちょっと入ったところにあります。


摂津国一之宮。


珍しい三ツ鳥居です。





御神紋は、白鷺。




陶器製の狛犬が出迎えてくれます。









南天が、こぼれんばかりです。





すっかり新年のよそおいで、
提灯がたくさん吊るされています。







大きな絵馬も。





今年は、甲辰。
私の生まれた年と同じまわりです。





人も少なくて、ゆっくりお参りできました。



続けて、少し北に歩き、
御霊(ごりょう)神社に着きました。







『船場のごりょうさん』






昔の大阪には、ごりょうさん(ごりょんさん)
という言葉があって、


商家の若奥さんのことを
そう呼んでいたらしいですが、
その『ごりょうさん』にかけてはるようですね。


関西には、いろいろなものに
『さん』をつける慣習があるのです。


お日さん(太陽)、お豆さん、
お粥さん、お芋さん。


神仏も、神さん、仏さん、
四天王寺さん、清水さん(清水寺)、


伊勢神宮は、お伊勢さん、
住吉大社は、すみよっさん、
天満宮は、天神さん、
御霊神社なら、御霊さんと呼びます。


御霊神社は、うちの地域とも関わり合いが深く、
祭りに参加した子たちの、
ハッピ姿のカッコいいこと!


昨年12月初め、
gabaoさんが、
御堂筋の神社仏閣のご紹介をしてくれはった時
に、


御霊神社の御神紋について、
疑問を抱いておられたので、


社務所でうかがってまいりました。


「あれは、水草です」


はい、水草・・・。


つづきます。