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ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

アルバムの歌詞

2012-10-26 15:21:57 | ボクの考え
Windows8のCM、かなりたくさん流れてますねえ~。
さすが、としか言いようがないですが、スキャちゃんの楽曲の露出という点では、過去最高になるかもしれませんね。半年くらい流す、とmicrosoftは発表しているようなので。
しかもマレーシアやタイでも流されているとのことで、スケールの大きさが窺えます。
Windows8はメディアでの取り上げ方もハンパない商品ですしね。改めてすごいモノに選ばれたな~と驚いています。

これ、ポイントは「サティスファクション」が選ばれた、ってことですよね。
1年以上も前に発売された「ハルカ」のカップリングがわざわざ選ばれている、ということは、よくある新曲プロモーションの一環として選ばれたわけじゃなく、純粋に「この曲がCMの雰囲気にあっている」ということで選ばれた可能性が高いと思います。
実際、CMの映像にバッチリあってますもんね~(^.^)

楽曲のよさ、で世界のmicrosoftに選ばれたなんて、めっちゃすごいじゃないですか(n‘∀‘)η

チームSCANDAL、ええ仕事してるやん、とファンとしては誇りに思えますねw

さてさて、スキャちゃんの本業w、ライブツアーもすでに始まっていますが、ボクもようやく今月末の大宮で参戦となります。
地元名古屋や近場の大阪で2daysやってるのに、参加できないのは残念ではありますが…職場の状況次第では急遽参戦できないかな、と思ってましたが、やっぱり難しかったです(-_-;)

ボクのなかでは、春のライブツアーはシンプルに激しく、秋のホールツアーは豪華に楽しく、なんてイメージを持っていたのですが、今年のホールはかなり激しそうですね、どうやら(´▽`)
なにしろ4thアルバムがあの激しさですからね~w
エンタメ路線のSCANDALを楽しむ、がテーマとなると思っていたのですが、どうやらホールでも「激しく」となりそうですw ライブ感とエンタメ路線の融合がいかなるものか、というのがテーマですかね。

4THアルバムの「QAT」(面倒なのでw、省略することをお許しください)、ずっと聴いていますが…飽きないですねえ~、これはヽ(´▽`)ノ
やっぱりかなり好きです、このアルバム。聴くたびに発見があるというか。

ボクは、曲調でまず好きかどうかが決まるタイプで、歌詞についてはあまり気にしなかったりしまして。
気に入ったフレーズだけ心に引っ掛ける、とでもいいますか。
全体の世界観とか、歌詞を通してじっくり読んでみる、なんてことはまず考えなかったりします(^^ゞ
なので後から確認してみたら、思っていたのと全然違う内容の歌詞だった、なんてこともザラですね。(極端な喩えでいったら、「愛しのベイビー」なんて言ってるから我が子への歌だと思ってたら、恋人への歌だった、とかw)
もっとひどいときになると、実は歌詞自体を聞き間違えてた、なんてこともありますがw

ただ、そんなときでも、ボクは実際の歌詞内容がどうとかをあまり気にしないんですよね。
大学時代ボクは文学部だったんですが、その時唯一(!)習ったのが、「小説で重要なのは、作者がどういう意図で書いたか、ではない。自分がどのように受け取ったかだ」というものなんです。
これ、音楽にもそのまま当て嵌まると思っているんですよ。
アーティストがどんな想いで歌詞を書いたか? を考えるより、それを聴いた自分がどう感じたか? の方が大切なんじゃないかと。
なので、好きなフレーズがあると、ボクはそれを自分の都合いいように捉えて、勝手に感動しちゃっていますw

で、「QAT」を聴いていると、いろいろと「ステキワード」に巡り合えるんですよ(^.^)
まあ、「声」なんかは全体的にグッと来るものが多いですが…作詞作曲されたSUPER BEAVERの柳沢亮太さんのインタビューを読んで以来、いろいろと想像するものが増えてより感動するようになりましたね。(「声」のことはまるででてきませんけど、インタビュー記事を貼っておきますね)→http://kansai.pia.co.jp/interview/music/2012-10/superbeaver-mirainohajimekata.html?__from=mixi

「QAT」の「DOLL」を彷彿とさせるような強い女性の歌詞も好きだし(これがMAMI作詞というのが面白い)、「Rock’n Roll」の“ I wanna be your rock’n roll”も、ファンに向かって言ってると考えると、すごくグッときます。“誰かが泣いてくれた そんなことで明日の色がかわる”なんて、スキャちゃんの歌に涙した経験があるファンなら、誰もがジーンときちゃうんじゃないですかね。

特に最近お気に入りなのが、「Rising Star」なんですよ。
本来は歌詞にでてくる“君”=Rising Starで、曲を聴くひとに対しての、SCANDALからの応援歌として聴くこともできると思うんですが…
ボクは“君”=スキャちゃんのファン、Rising Star=どんどん駆け登っていくSCANDAL、というふうに考えてこの曲を聴くんです。
そうすると、悩みや不安、怒りなども抱えながらも、大阪城ホールはじめ大きな世界へと駆け上がっていこうとするスキャちゃんが、ファンに向かって一緒に駆け登ろう! と誘っているように聞こえるんですよね。

大丈夫ってウソをついたり
理由もないのに怒ってみたり
なんでもないって笑ってみせたり
強がっちゃって後悔したり

この辺りの感情は、作詞者のひとりであるHARUNAにピッタリすぎだと思うんですよ。この歌にでてくるStarの葛藤は、SCANDAL自身のものだとしか受け取れないんですよね。
極端にいったら、悩みを抱くHARUNAの独白、といいますか。
揺れながらも先に進もうとする強さが伝わって、やっぱり感動しちゃうんですよねえ~。

そんな彼女たちが“この声”=ファンの声に飛び乗って、より高みにいこうとしている。
しかも、“君”ももっとそばにおいで、と言ってくれている。“いつだってここにいるから”と。
大阪城ホールでこの歌を聴いたら、激しく感動しちゃいそうなんですよねえ~。

そんな思い入れたっぷりのアルバム曲たちを、もうすぐライブで聴けると思うと、毎日の生活にもハリがでますw

もうちょっと補足を…

2012-07-17 15:49:37 | ボクの考え
前夜の「ネットで有料放送をやってみては?」という案、もうちょっと追記しておきますね。
なにせ、時間が昨夜はあまりとれなかったので(-_-;) 真意がちゃんと伝わらないのもイヤですからね。

昔ですね、「パパパパPUFFY」なるテレビ番組があったのですよ。その名のとおり、PUFFYのふたりが司会をするバラエティ番組なんですけどね。

なぜにPUFFY?(´・ω・`) と正直思っていましたがw、これがけっこう面白かったんですよね。バラエティとして、よくできていたというか。
SCANDALがデビューして、それこそ「スキャ丼」などで彼女たちの素晴らしいキャラぶりがわかってきたとき、「このキャラの面白さなら、『パパパパPUFFY』みたいな番組やっても、面白いだろうな」などと、ぼんやり思っていたものでした。
実際のところ、SCANDALのウリは「楽曲&パフォーマンスのよさ」と「メンバーのキャラ」が、二大柱だと思ってますので。このキャラをもっと生かしたいな~と思うのは、自然な感覚じゃないでしょうかね。

ただ、当然のことながら、地上波で番組をひとつ持つ、のは並大抵のことではありません。
よほどの人気者か、バックに巨大権力wがなければ、まず有り得ませんよ。現実的にはラジオでレギュラーを持てたら、かなり幸せ、ってとこじゃないでしょうか。

ところが今は、ネットというものが世間に普及しました。
テレビは現実的に厳しいですが、比べてネットは「定期的に番組をつくる」のが、かなり容易にできるように思うのです。現実的に、サミットが何回も放送されてますからね。
ならば、「パパパパPUFFY」ならぬ、「ススススSCANDAL(n‘∀‘)η」(←ダッセー!ww われながら超ダッセー名前ww)をネットでレギュラー番組化しちゃえ!\(≧▽≦)/  …ていうのが、発想の基点です。

もちろん、ファンとしてこういう番組が見たい、てのが大きな理由のひとつですがw、SCANDALメンバーのキャラを知ってもらう、という意味でもネットで番組やるのはいいことだと思うんですよ。
で、実際にそれらの効果を狙って始まったのが「サミット」なんでしょう。
ファンにとっては嬉しい、運営側からすればいい宣伝になる…それがサミット。
だからサミットは無料で、誰もが簡単に見られるシステムになっていたと思います。これまで何度もサミットが開催されてるのを考えれば、これが好評で効果があった、のはまず間違いないところでしょう。

ならば、もう一歩進んで、いっそ有料化しちゃったら? というのが、今回思いついた案なんですけどねw

昨夜も触れましたが、「アイドルがなぜ現在ブームを引き起こしているか?」その答えを考えれば「利益を出しているから」に尽きると思うのです。
プロとして活動するためには、どうやって利益を生み出すかは、大変重要な課題であるのは避けられないところですよね。だって、スキャちゃんのメンバーが、バイトしなけりゃいけない状況だったら、どう考えてもライブもCDも今のように頻繁には見られないでしょう?w 機材も練習する時間もないでしょうしね。
そしてアイドルを扱えば自分も儲かる、とわかっていたら、メディアだって取り上げますw お金の周囲にひとが集まっていくのは、自然の摂理というものですよ。

まして現代はCDが売れない時代なんですから、それに代わる利益の生み方を探さなきゃいけないはず、なんですよね。

秋元康さんが凄いのは、そこで「握手」という行為から利益を生むシステムを作り上げたことでしょう。(ボクの「アイドル」というものに対する考え方は、まあいろいろとあるのですがw、それは置いておいて)
このシステムで、一番重視しなければいけないポイントは、「顧客が満足している」ことに尽きると思います。つまり、いろいろと批判もされたりしますが、「握手と引き換えにお金を払う」ことに、「ファンは満足している」というのが重要なんですよね。

お金を払う側(ファン)とサービスを提供する側(アイドル)が、互いに納得しているから、きちんと商売が成立しているわけです。
当事者が満足しているんですから、これは他の第三者が文句を言う筋合いはありません。骨董品のツボを、何百万円で買おうとしているひとに「やめとけ」というくらいヤボな話ですw

SCANDALも握手会ツアーなどやるとき、「アイドルのようなことをするな」といったお叱りを受けることがありますが、ボク個人的な考えでいうと、これは筋違い。
SCANDALは確実に「アイドル」ではありませんが(せいぜい言ってもアイドル的バンド、が限界です)、「いい」と思ったことは積極的にマネするべきだと思いますね。というか、バンドであろうとオペラ歌手であろうと、握手会をやってもまるで問題ないはずなんです。プロですから、利益追求はあってしかるべき、なので。

むしろ「バンドなんだから利益追求は一切してはいけない」なんて考えの方が(さすがにそんなひと、いないとは思いますが…)どうかな?(´・ω・`)と思っちゃいますけどね。
もちろんお金第一!になっては醒めますが、「利益を得る。その代わりに、それに見合ったサービスを提供する」(この後半が大事です)のはプロとしてあるべき姿のようにも思うんですけどね。

バンドであっても利益を得る方法は考えないといけないはずなんです。握手じゃなくても、それに代わるような。バンドだからこそできるような。
ネット番組の有料放送化は、そのひとつの案だと思ってくださいw

やるからには、金銭の移行があるんですから、見る方の素性を確認できるようにすべきでしょうね。
そしてお金をもらう以上は、それだけ魅力ある内容にしなければいけないでしょう。できれば、リアルタイムで参加したくなるような企画が多いといいでしょうね。
例えば、ファンからの質問にその場で答えるとか。アンケートをやるとか。
いくつか曲を用意して、そこからファンに選ばせる→その曲をその場で生ライブ! とかあったら燃えるんじゃないでしょうか(n‘∀‘)η こういうのは、バンドならではの強みでしょう。

ライブ終わってすぐ出演、とかねw
ライブ反省会?をファンと一緒にやるとか。なにしろファンと等身大で向き合っているのもスキャちゃんの魅力のひとつですから。
もちろん先日のサミットのような、対決ゲームは欠かせないでしょうw 個人的に対決ゲームは、かなり笑えることが多いですからw

考えるとけっこうワクワクしてくるんですが…現実的にどうなんでしょうねw
お金払っても見てくれるファンが多数いないといけませんが、成功したら他のアーティストさんの先駆けにもなると思うんですけどね(^^ゞ

3年前…

2012-03-27 00:09:18 | ボクの考え
のほほんと武道館を迎えるつもりだったんですが、nakattasanさまから希望をいただきましたので…(^^ゞ
初の武道館講演前に、簡単に記事をあげておこうと思いますw

とはいえ、パッと思いつく良い題材もないものですからw、今回は昔話でもしようかと。

ボクは昔の日時とかどんどん忘れていく方なので(^^ゞ、定かではないですが…
ちょうど3年くらい前、この季節でしたね。SCANDALを初めてライブで見たのは。

まだSAKURAグッバイの発売前、だったと思います。←かなりあやふやw
場所は名古屋のクラブクアトロ、3バンドの対バンでした。
ちなみに名古屋のクアトロはキャパ500人程度で、スキャちゃんは3つのバンドのトップバッター。
後にこの場所がSCANDAL初のワンマンライブ開催地になるわけですが、当時はワンマンができること自体が夢のように思えていた時代で…
なにしろ持ってる曲数自体が少なかったですからw レパートリーは10曲もなかったんじゃないですかね。今思うと、あのときに「KOSHIーTANTAN」を聴けたのはかなりラッキーでした。

ボクはラジオから流れる「DOLL」に興味を惹かれ、たまたま見たテレビ番組でSCANDALに嵌っていくんですが…
すぐにMステに出たのを筆頭に、デビュー当時のスキャはけっこう話題として取り上げられていました。歌番組もいっぱい出てましたしね。制服の女子高生がロック、というのは話題にしやすいですし。
デビューする新人アーティストがある程度力を入れてプロモーションされる、というのは当然のことだと思いますが(音楽業界のことを少しはわかるようになった今だから、言えることですがw)、そのなかでもSCANDALが特に力を入れてもらってた、というのは確かだったと思います。

だから、音楽業界のことにほとんど無頓着だった当時のボクは、「SCANDALってめっちゃ売れてるんやろな~。曲もカッコイイし、カワイイし、話題もいっぱい。オリコンチャートだったらベスト5くらいに入ってるんちゃうか?」くらいに思っていたものです(^^ゞ

なので「DOLL」が初登場25位(だったと思います)と知ったときには、けっこうショックでしたねw
え~!? あれ、そんなもんなん? と(笑)
今から思うと納得の順位なんですが、音楽ドド素人だったボクには、かなり意外な結果だったんです。
さらに「SAKURAグッバイ」が初登場28位(たしかw)だったときにも、衝撃を受けましたよw ええ~!? この曲めっちゃいいのに、なんでや!? と思ったのが正直な感想で(^.^)

当時メンバーがやっていたブログも、「SAKURA~」の順位が発表されたときには、妙に落ち込んでいるように思えましたよw(今思えば、発表前に彼女たちはある程度の順位知っててもおかしくないんですが(^^ゞ 単なる勘違いだったかもw)
HARUNAは「モデルとかにも興味ある」とか言ってるし←転職するつもり!?
RINAはめっちゃよくブログ書いていたのに、突然静かになるし←めっちゃショックうけてるやん!?
正直に言えばこのころは「大丈夫、絶対売れる!」という想いと、不安に思う気持ちとが半々でしたね。それが契機でこのブログを始めることになるわけですがw

そんな経緯があるもんですから、「少女S」が6位になったのは嬉しかったな~(^O^)
これでイケる、軌道に乗れる、という確信がこのときようやく芽生えましたね。それまではいつまで生き残れるのか、心配でしょうがなかった。
「少女S」は複数売りでしたから、一部では批判の対象になることもあったんでしょうけど、こちらからすればそんなもん、どうでもいい!ですよw とにかく生き残ってくれなきゃ困りますからw
今、アイドルのグループがいっぱいデビューしてますが、初登場で1位とかとってるグループさんのファンには素直に羨ましいな~と思いますね。1位を取ること自体にではなく、「もしかしてすぐ消えるんじゃないか?」って恐怖を味合わずに済むんですから。

ライブに行こうと決めたときも、メンバー(特にRINAw)がブログなどでしきりにクアトロに誘ってくれたから、踏ん切りをつけられましたが…(もちろん、ボク個人を誘ったわけじゃないですよw 「今度ライブやるから来てね~!」ってやつねw)
ライブハウスは初めて、大きな会場のコンサートすら数回しか経験がないボクが、対バンライブに参戦するのを決めるのは、それなりの度胸が必要でしたよw
かなり悩んだ末、決断。しかし500人の会場と聞いていたので、もうとっくにSOLD OUTだろう、と思っていたら、案外簡単にチケットが取れて…(番号は200番台)
このとき、ようやくSCANDALが置かれている状況、というのをリアルに感じ取れたように思いましたね。

会場に入るとお客さんはいっぱいでしたが、対バンとあってスキャのファンは500人のなかでも限られてました。
3分の1以上はスキャ目当てだったと思うんですが、ライブで盛り上がるのは最前に陣取ったごく一部の方々w
ボクのように初めてライブハウスに来る、というファンも多かったと思うので、恐らく静かに端っこで見ていたんじゃないかと思うんですが…
そのためかw、会場の半分から後ろは盛り上がるどころか凍り付いてましたよ(T_T)

対バンならではのアウェーの洗礼といいますか…。
さすがに悪口は聞かれませんでしたが、「まだまだだな」といった声は周囲から聞こえてきたものです。(実際、確かにあのころの演奏は「まだまだ」だったと思いますがw)

それがワンマンを成功させ…どんどんと会場を大きくしていき…
ついには武道館に辿り着いたんですからね。
感無量です。3年前は500人の会場で、一部のファンが盛り上がっていただけ、だったのにね。

3年前の対バンライブでは、他のバンド目当てのお客さんは「どこまでやれるんだ?」みたいな目線で見ていたと思うんですね。
なにしろSCANDALは、『異端』でしたからね。いわゆるフェスなどにでてくるバンドさんたちとは明らかに一線を画す存在です。バンドの成り立ちから、ステージの衣装まで、それはもう当世の主流とはまるで掛け離れています。

そういう意味では、周りからの視線というものは、決してあたたかいものばかりではなかった…と思いますね。

そんななか、対バンのステージに立つ彼女たちには、「これは凄いものを見た」という気にさせられたものです。アウェーの洗礼を浴びつつも、きっといつか大物になるだろうと。まだファンの数は多くなくても、「こいつらについていけば、もっと面白いものがきっと見られる!」と心強く感じたものでした。

ただ、『異端』が受け入れられるためには、どうしても結果が必要になるんですよね。

SCANDALは「売れる」という結果を出さなければならなかった。メンバー自身も、ファンの我々も、どこかでそれを感じながら、ここまでやってきたような気がします。

武道館でのワンマン成功は、言うまでもなく、最高の結果ですよね。

よくここまで来たなあ~。

大阪城ホールという、もうひとつ上の目標はありますが、ボク自身は万感の思いで武道館を楽しんできたいと思います。

趣向を変えて…テレビの話

2011-10-27 16:44:28 | ボクの考え
唐突ですけど、ボクはテレビの時代はもうすぐ終わる、と思っているんです。
もうすぐ、というのが10年か、20年か、もっと先か…はわかりませんが、なくなることはないにしても、「娯楽の王様」と呼ばれたりとか、誰もが家に帰ったらまずテレビつける…なんて時代は比較的早く終わるんじゃないでしょうかね。少なくとも個人的には、「娯楽の王様」ではとっくにないですw

理由はごく簡単で、最近ボクはテレビあまり見なくなったから、ですがw
家にいてもほとんどテレビは消してますね。見たいものがないので。野球中継は熱心に見ますけどw、あとは惰性でテレビつけてるだけ、という感じです。

ボクだけかな? と思っていたら、けっこうそういう方が多いみたいなんで、テレビの時代は終わるな、と確信しているんですけど…
一部の人間がほぼ一方的に流しているテレビに比べると、ネットの方が数段面白い、てのが個人的な感想ですね。実際今コレもネットだしw

例えばSCANDALのサミットでもお馴染みの「ニコニコ動画」さんって、会員登録したら好きな動画が流せるらしいですね?(著作権の問題をクリアしている必要はもちろんありますがw)
詳しいことはわかってないですけど、それって極端に言えば、自分で作った映画なんかも流せるってことでしょ? そうした発表の場があるって凄いことだと思いますよ。

このブログだってネットがなければ日本全国の方に読んでいただけるチャンスはなかったわけで。
一昔前なら出版社通じて本だして、それを流通させて本屋に並べて…といった過程踏まなきゃボクの好き勝手な話を聞いてもらえなかったのが、こうして簡単に読んでもらえる…凄いことですよw(しかもダイレクトに読んでくださる方の意見も聞けるわけだし)

テレビの情報がまるで信用ならないものってことは、今ではもう常識という気がしますが、ネットはウソで溢れる一方で真実もある気がします。どっちが健全かっていったら、いろいろな意見がダイレクトに聞けるネットの方がやっぱり上かな、と思いますし。

ネットが発達したこれからの時代は、世界中の人々が「作品の創作者」であり、「意見の発信者」であると思うんですよね。
映画でもマンガでも小説でもエッセイでも評論でも…今までは映画製作会社とか出版社とかテレビ関係者とか、一部の人間が認めたものしか世には出なかったわけですよ。面白いものがあっても、一部の人間の判断で世にでなかった、なんてことが恐らくいっぱいあったはずです。

それがこれからは…個人が作った面白いものが、ネットを通じてたくさん世の中にでてくる時代になるんじゃないかと、ワクワクしているんです(^O^)

だからね、もうすぐテレビの時代は終わりですw

ネットの可能性に比べて、テレビはどんどん下降線を辿るとしか思えないですね。今でこそ、多くのひとが目にする最大の媒体ですから重宝されていますが、誰も見なくなったらテレビに価値はありませんから。
いずれ存在価値がグーンと下がる時代がやってくる、と確信しています。(繰り返しますけど、なくなりはしないでしょうねw)

なんだかここまでスキャと全然関係ないような話で恐縮なんですけど…(^^ゞ

ただ、あながちまるで関係ない、ってことはないと思うんですよね。
SCANDALもテレビに出演する、芸能人・アーティストの一組、なんですから。

スキャがあと数年の活動でいい、っていうんならともかく、その先も長く活動するのならば、テレビの時代は終わってネットの時代になっていく、という情勢は強く意識していいんじゃないかと思うんですよね。

凄く偉そうなこと言ってて、お叱りを受けそうですが(^^ゞ
実際のところ、サミットをニコ生でやるあたり、ネットを視野に入れた活動はもちろんしていると思います。
ツイッターやらmixiやら以前にはマイスペースやら…SNSにも積極的に参加していますから、ネット戦略は当然のように重要視しているでしょうね。
まあ、周囲にはプロが揃っているでしょうから、ボクなんかよりもその辺りのことは、ずっと考えてますわなw

ではネットの時代になると、どう変わっていくのか? ですが…

これは一言でパパッと言うには難しいですw ていうか、それが簡単にわかったら、誰も苦労しませんからw

現段階でボクが思うのは、
・ウソが通じなくなり、ホントが必要とされる。
・親近感が増し、ファンとの距離が近くなる。
・よりファンの好みが細分化され、「広く浅い」より「狭く深い」に変わっていく。

というようなところでしょうかねえ。
全体の傾向としては昔(=テレビの時代)は美空ひばりさんや石原裕次郎さんに代表されるような「大スターの時代」だったのが、これから(=ネットの時代)はもっとずっと身近な「オレたちのスター」(笑)になっていくんじゃないかって気がしますが。
「オレたちのスター」なんていうとダサいですがw、ちょっといい名前が思いつかないので、そこは勘弁くださいw

ただですね、音楽に関しても、もうこれからはネットで作品を発表し、ネットでファンを掴んで、ネットで音源を販売する…なんてことも有り得るんですよね。
SCANDALはテレビの力を利用して知名度を広げていったことは否定できませんけど(というか、ほとんどのアーティストさんはそうですが)、ネットの特性を生かせばもっと面白い展開ができそうな気がして仕方ないです。

またチャンスがあれば、より詳しく語ってみたいテーマだと思っています(^.^)

スタレビの根本さん

2011-09-28 01:03:09 | ボクの考え
すっかりご無沙汰していますが、生存報告を兼ねてたまには記事を書こうかとw
本当に有難いことに、ほとんど放置状態のこのブログを毎日100人以上の方が来てくださってるんですよね。申し訳ない限りですが、本当にありがとうございます。

今回もいつも通りw、どうでもいい内容なんで恐縮ですけれどもw

さてさて、シフトの都合で出勤時間が遅くなるとき、ボクはよく赤坂泰彦さんの「ディア フレンズ」というラジオ番組を車中で聴きます。まあ、たまたま流してるだけなんですけどねw
もうすぐ最終回みたいで、どうやら赤坂さんの思い入れが深い方をゲストに招いていたようで…(運転しながら聴いてるんで、さだかじゃないんですが)
先日は、スターダストレビューの根本要さんがゲストで来ていました。そのときの話がとても面白かったんですよね~。なにかこう、アーティストとして長く活動するのに、大切なヒントが隠されているような。

スタレビは30周年を迎えるそうです。
以前、このブログで「今現在ヒットチャートを賑わしていなくても、長い間ずっとファンに愛されて第一線で活動されてるアーティストさんがいる」といったような内容を書いたことがあるんですが、スターダストレビューというバンドは、まさにその代表といってもいいんじゃないでしょうか(というと、もしかしたらファンの方からお叱りを受けるかもしれませんが…ボクとしては賛辞のつもりです)

SCANDALの二大目標といえば「大阪城ホール」と「10年以上の活動」だと勝手にボクは思ってるわけですが(^^ゞ、その夢をかなえるには、スタレビというのは間違いなく、いいお手本になるんですよね。

「ながら聴き」なんで、正確じゃないかもしれませんが…
もっとも印象に残ったのは「たとえCDが5万枚売れなくても、大スタッフを抱えずに500~1000人規模の会場で全国を回るというやり方もあるんじゃないか。それで十分活動は続けられるんじゃないか」というものでした。

「500~1000人をどこでも集めてライブで回れることができれば、それでやっていける」と。

これはボクもなんとなく思っていたことだったので、実際にそうやって30周年を迎えた方の言葉を聞けたのは、すごく心強かったですね。

結局のところ、生き残っていくライブバンドというのは、ツアーを組めてナンボだと思うんですよね。いろいろな場所でライブができてナンボだと。
そりゃあB’zのように大会場を常にフルハウスにできるのが理想なんでしょうが、それはごく一部も一部。ハッキリいえば奇跡のようなものです(^.^)

現実的にはそれこそ500~1000人規模の会場をどこでもほぼ埋められれば、相当凄いんじゃないかと思います。特にこれを長年続けるとなると、難しさは跳ね上がるわけで。
逆にいえば、それができるようになったらアーティストとしての活動は保証されると思います。バンドだけじゃなくて、演歌歌手の方でもコンサートやってナンボですもんね(^.^) 

根本さんはご自身のバンドのことを「大看板ではない」と評してました。つまりは、超有名アーティストってわけじゃない、というところでしょうか。

ただ司会の赤坂さんは、そんなスターダストレビューのことを「ライブのスタンダードな看板」と評価しているんですよね。このバンドのライブを見れば間違いない、という存在だと。赤坂さんから見ると、長く活動するライブバンドのお手本=スタレビ、ということみたいなんです。

ということは、スタレビのいいところをマネすれば、スキャもきっと30年続くバンドになるはず!ってことですw

では根本さん自身は、どんなところに具体的にこだわってきたかというと…

まずはひとつ目、バンドとして楽器の音にこだわったそうです。
根本さんといえば美声で有名。スタレビは知らないというひとでも、名曲「木蘭の涙」に感動した方は多いんじゃないかと思いますが…なんと、歌の練習ってしたことないんだそうです。
代わりにギターの練習は一日も欠かしたことがないそうで。
日本一のギタリストとして名高いチャーさんと共演したとき、ギターの腕前を褒められたというんですから、これはもう、グレート!としかいいようがないですw

そしてバンドとしては、来てくれたお客さんにいかに楽しんでもらうか、を常に考えてるそうです。
MCが長くて面白い、というのも有名な話なんですけど、それも楽しんでもらうことの一環なんでしょうね。確かにラジオでもトークの達者さは見事でしたw

あと言っていたのが、ライブ会場がアットホームな雰囲気で、初めてのひとを受け入れるような空気が常連のファンの方の間にもあるそうです。

楽器にこだわる、楽しいライブつくり、アットホームな雰囲気…これらが長く続けられるライブバンドの条件だとすると…

SCANDALも、まずまずいいセンいってるような気がしませんか?w

現状できているかどうかはともかくw、目指す方向は間違ってないような気がします。
チャーさんに褒められてはいませんけどw、楽器をもっとうまくなりたい!という声は今でもメンバーから聞こえてきますし、「楽しい」ライブに関しては、TOMOMIなどはハッキリ明言してますもんね。カワイイやカッコイイより楽しいライブにしたい、と(マニアの会報誌参照)
雰囲気にしてもボクは他のライブを知らないので、よくはわかりませんけど、女の子やライブ初心者でも楽しめる今の空間は決して悪くないんじゃないでしょうか。

敢えて…敢えて課題を探すとするとですねw
やはり楽器の音というのが、終生のテーマとなるような気がしますね。
だってねえ、カワイイとかアクションの見栄えのよさとかは、もうすでに折り紙つきだと思うんですよ。
それでいて「音がめちゃくちゃ本格派!」だったら、チョーカッコイイと思いません?w
SCANDALがある程度、白い眼で見られやすいというのは、成り立ちからいって宿命のようなものだと思うんですよね。そこを実力でねじ伏せたら痛快極まりないですよ(^O^)

ボクは最近レッチリのCDをリピートしまくってるんですが、やっぱりギターとかの名フレーズ(フレーズといっていいのか?)聴くと、もう他のことなんてどうでもいいくらい破壊力ありますからね。
すげえフレーズをすげえテクで弾く…もっとも基本で難しいことに、是非今後もチャレンジしてもらいたいものですw
それができたら、30周年も十分イケますよw