ＬＪＳ

　レディーズジョッキーズシリーズ。
　「こんなレースを続けていたら、いつまでもやっていられないでしょ。だんだんと手を挙げてくれる競馬場がなくなってくるよ」というのが多くの競馬関係者の声としてあると思う。
　無意味にぶくぶくふくれまくったり、最後方を追走している馬が大外をぶくぶく回っていたり…。
　「同じ騎手としてあんなレースを見せるのは恥ずかしい」と言った乗り役もいた。
　実際に騎乗していて「怖い」と思っている乗り手だっている。

　原口師も“指摘”しているが、それぞれの乗り役たちが自覚をもった騎乗をしていくしかない。何も水際立った騎乗を求めるわけではない。昨日今日、デビューしたての子でもできること、最低限のことはやれるはずだ。


　御せないということ、持っていかれるということ。

　先日のある厩務員との会話。
　「７ケ月かけて立て直してきたのに、攻め馬で乗り役がもっていかれちゃって、それでまた脚元がねぇ。７ケ月だよ、７ケ月。すべてパァだよ」。