たかが私にも たかが私でも~ゲッターズK的競馬~

地方競馬は応援するものではなく馬券を買うもの

先週の雑感~ん?愚痴かって~昔の宝箱

2005-02-22 22:23:02 | 競馬諸々
 ナリタセンチュリー+マイソールサウンド軸の3連であ~あ。日曜日はStorm Catに反抗としたけど、極軽馬場で、前半のレースから直線に向いた時点でバラバラの展開がいくつもあって、本来は『負』であるはずのStorm Catがプラスというか、特質が生きやすい舞台になってしまった。ヒシアトラス流しで、あ~あ。土曜日のグルメでオイシイ思いをしたけど、食べ尽くすどころか、ダラダラのダラリンコですわ。すっかり衰弱してしまいました。
 明日、PATに点滴してこよっと。
 まあティンバーカントリーの位置付け、評価を修正して、それが具現化して、もやもやしていた殻をやぶれたのは収穫だったけど…。
 そうそう、モッチーは東京の最終がトールハンマーに◎で、「オレハマッテルゼニヤラレタゼ」ってメールしてきました。「銭やられたか」。うめえこというわい。
 月火に書こうかなと思って、やっぱやりだしたらシンドイからなあ、とやらずじまいなのが先週の復習的なこと。ずいぶん前になってしまうけど、某誌(っていまさら…)で『次走への宝箱』として連載しておりました。1997年4月です。PCに残っていたから、気まぐれにアップしておきます。

●2京都1日目8R ムーニーバレーRC賞(芝1800)
 1着 マチカネフクキタル(1番人気)
 2着 テイエムトッキュー(7番人気)
 3着 メイショウバビーン(6番人気)
 早目に動いての押し切り。マチカネフクキタルが1番人気らしい堂々たる競馬で2勝目をあげた。ただ、前走時にもふれたが、はたしてこのパターンがベストなのか。クリスタルグリッターズ×トウショウボーイ×シルバーシャークからは、どうもイメージしづらいレースパターンだ。ワンパターンの競馬しかできない鞍上だけに、同パターンが続くのだろうが、上のレベルの競馬になった時にはスピードのいかしどころがカギになるタイプのように思える。
 上村のワンパターンを意識すれば、ランドスピードが押してまでハナへいったのが、どうも解せなかった。中京戦のように、イン抜けのできる馬。今日はワリを食った形であり、見直しは可能だろう。
 後方から目立つ脚で3着まで追い上げたのがメイショウバビーン。うまく内を突けた点。上村の動きに乗じた面。見た目をいくらか割り引き必要はあるか。ただ、父リズム、母レディベンドフェイジャーの血統はなかなか魅力的だ。父は Mr.Prospector の直仔で、3代母 Numbered Account は Woodman の母プレイメイトの全姉だ。つまりリズム= Woodman + Northern Dancer ということになる。Woodman といえばヒシアケボノが思い浮かぶ。ヒシアケボノの血統表を眺めていて、まず目にはいるのが La Troienne を祖とする Glamour 4×5、さらに、その母 Striking = Busher 5×6・6。メイショウバビーンの母レディベンドフェイジャーは La Troienne の息子 Bimelech 4×5だ。また、兄にはケイエスミラクルがいる。現状は気性の幼さ、レースへの集中力の問題か、これぐらいの距離の方が流れに乗りやすそうな感じだが、一頭、目をひく伸びをみせた脚は潜在的なスピード、スプリント能力の高さを感じる。

●2京都1日目9R シドニーT(芝1200)
 1着 レイシアトル(2番人気)
 2着 アミーゴ(1番人気)
 3着 タヤスレインボー(3番人気)
 資質の違いを感じる脚で、レイシアトルが完勝。根本的に前有利の京都・芝1200のうえに、開幕週での差しきり。ここは素直に高評価を与えていいだろう。Woodman × Seattle Slew × Lyphard という血統はヒシアケボノと共通する。7/8同血馬というわけだ。頭が高く、なんだかなめらかさに欠ける走法。個人的な好みからは外れてしまうが、Woodman 産駒にはありがちなパターン。あまり気にしなくてもいいだろう。まだキャリアも浅く、これからトントン拍子の可能性も十分にあろう。
 2着にはアミーゴが好位から、じわじわと流れ込んだ。1番人気に推されていたが、正直、「絶好のカモ」と思っていた。ボーザム×ホリスキーからは、開幕週の軽い馬場向きのスピードは感じられない。事実、これまで芝1200で1分10秒台以上の決着では(1.0.1.0)、1分9秒台で(0.1.0.0)、1分8秒台で(0.0.0.2)だった。それが、1分8秒0の決着での2着。正直、戸惑うばかりだ。ただ、最後の切れ不足を感じる脚をみていると、資質としてはやはり時計がかかる馬場でこそのタイプと思える。もう無視はできなくなったが、京都、中京と続く開催では、なおも◎までは打ちづらい。 タヤスレインボーは掛かるのを最初から覚悟しなければならない乗り手からの乗り替わり。先日のトーヨーリファールしかり。本来、狙いどころになるはずだったが、残念ながら熱発明け。これを踏まえれば3着は上々。また、乗り手効果だけではなく、馬自身にもメンタル面での成長を感じる。中京実績もある馬だし、追いかける価値はある。

●2京都2日目9R 紫野特別(芝2400)
 1着 バンダムゲイン(2番人気)
 2着 サンデーカイザー(1番人気)
 3着 スズノクリエイター(3番人気)
 クリエイター産駒で鞍上に南井のスズノクリエイター。掛かる危険性が大とみていたが、珍しく折り合いがついた。流れもおあつらえ向き。要するに、精一杯の3着。ここから2馬身前に1、2着馬がいたわけだが、着差以上に上位2頭は力が抜けているように感じた。
 勝ったバンダムゲインは前走時に、『 Sadler's Wells 産駒で、使える脚が短いというイメージはわきづらい。伸びきれなかったのは道悪が要因か』と思った。これを再確認できたレースといえるだろう。
 2着のサンデーカイザーはサンデーサイレンス産駒ながら、母の父 Gleaming が Herbager × Blenheim 。祖母の父が Prince John 。母系には Nasrullah 、及び Lady Josephine 系、さらには Nearco ももたない。スローでの瞬発力という典型的なサンデーサイレンスのパターンとは切り離して見た方がいいかもしれない。これまでの戦歴を振り返っても京都より阪神、いくぶん時計のかかる馬場向きという見方をしておきたい。

●2京都2日目10R シルクロードS(芝1200)
 1着 エイシンバーリン(8番人気)
 2着 ビコーペガサス(3番人気)
 3着 シンコウキング(4番人気)
 高松宮杯に向かって、なおも基軸になっていくだろうフラワーパーク。「今日はスタートでつまずいたのがすべて」。こういわれてしまうとそれまでだが、果たして・・・・? という思いでいる。本来、『強い先行馬』がいる時は馬券は楽。つぶされる、あるいは自分のペースで競馬をできない他の先行馬たちをけって、ヒモに差し馬。単純な図式が成り立つから。でも、現実に昨年の秋のスプリント戦線で、それまではつぶされていたエイシンワシントンを二度に渡って残してしまっている。どうも昨年春ほどの勢いが失せてしまっている感じがしてならない。本番は別の馬から・・・・、そんな思いにもかられている。
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