たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

カメラ、買い替えても、いいですか?vol.1

2022年07月18日 06時32分30秒 | 日記

銀色の「カラシニコフ」

 

5月某日・・・

以前から違和感と不信感を持っていたPENTAX K-3markⅢ(以下、サンサン)を手放しました。

ピントが合わないのです。

例えば、手前に草、奥に木、その奥に動物という構図の場合、「てきめん」に合いません。

いえ、PENTAXのカメラ全体に言えるのですが、

1 ピントが甘い

2 AFが遅い

3 連射が遅く、動くものが苦手

 

お気に入りのKPも同様なのですが、満を持して発表されたサンサンはその辺が克服されて、戦力的に他社に負けず劣らずのものに仕上がった・・・

と思っていたのです。

 

だが、しかし!!

 

2回目のファームアップを行った後頃から、ピントに違和感を感じ始めます。

さらにレンズによってもバラツキがあり、55-300mmPLMは症状が軽いですが、ときわのメインレンズDA☆70-250mmは、正直、酷いものです。

はじめは愛着を持って接していましたが、次第にイラつきに変わり、ついには売却へと至った訳です。

 

もう一つ

どうしても我慢できない、会社の方針があります。

PENTAXはリコーイメージング(株)の1ブランドなのですが、なんせ小さな会社で資金力はありません。

 

「これからはミラーレスだぜ!!」という時代の流れに乗れないのです。

はっきり言うと開発資金がないのです。

それを「一眼一筋」と呼ぶのは、まあ許しましょう。

 

気に入らないのは製品発表後、しばらくして「特別色」を追加することです。

これは、消費者ニーズの多様性でも何でもありません。

『Limited』と名付けて新色だしたら、コアなファンが300人ほど買うやろ。」的な、思惑が見え見えです。

 

そんなヒマ有るなら製品の更新しろよ・・・

 

 

と、思っているわけですよ。

 

今や時代は、ミラーレスです。

使い勝手がいいとはいえ、レフ機は所詮、時代遅れです。

しかし、PENTAX勢にいる限り、完全に近代兵器の波には乗れません。

 

何年か前、K-1markⅡのシルバーエディションが発表されたとき、知り合いのCの使い手、Sの使い手の方から言われた言葉が忘れられません。

 

PENTAX・・・

今度は銀色の「カラシニコフ」を発表しやがった。

 

と、言われた事があります。

 

まったくその通りなのです。

 

 

そんな訳で、サンサンの抜けた穴を他社ミラーレスで埋めることとします。

費用は、当面25万円です。

概ねKマウントのカメラ&レンズの下取り売却益、そして残りはニコニコローンで補います。

 

でだ・・・

どこのメーカーにするか・・・

 

順当にシェアーを考えれば、

1 ソニー(32.0%)

2 キャノン(28.2%)

3 OMデジタルソリューソンズ(旧オリンパス)(12.7%)

となっています。

後はニコン、フジフイルム、パナソニック 等々・・・

 

で、考えたのが

ソニーとキャノンは、なんかイヤ・・・

明確に嫌う理由はないんですよ、別に。

ただ、なんかイヤ・・・

 

となるとニコンか・・・

でもニコンもカメラ撤退の噂もあるし、もしかしたらPENTAXと同じ運命をたどるかもという懸念があります。

パナソニックは「マイクロフォーサーズ」という規格のセンサーを使っており、ちょっと一癖ある感じです。

 

とりあえず、一通り触ってみるか・・・

 

ということで、あちこちのカメラや、量販店に行くたびに展示品を触りまくります。

 

そしてこれならイケる!!

と決定したのが。

 

 

FUJIFILM X-S10

フジのAPS-C機です。

 

防塵防滴機能はないのですが、後は上位機種と同じぐらいの性能です。

何より気に入ったのは、青と緑の発色が好みだということです。

上位機種のX-T4とも悩んだのですが、グリップのないクラシカルな形状が災いとなり、望遠レンズをつけると、指が引っ掛からないのでその下のX-S10とします。

 

ちなみに最上位機種のX-H2Sというのが発表されていますが、こいつは本体だけで32万円ほどするようです。

2,3年後に、価格が落ち着いたころを見計らい追加購入し、完全マウント移行を図る・・・

と、いうのも一つの道です。

 

ですが実際は「星を撮る」楽しみがあるので、KP J-limは手放せません。

 

ええっ、

「風景等の動かない物」

「暗いところ」

「星景」

 

は、PENTAXしか勝たんのです。

コメント
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