サルの楽園に行ってくる
12月22日(金)
嫁は今日、茶臼山動物園に行く予定です。
私はというと長野電鉄に乗って「地獄谷野猿公苑」に行こうかと思います。
そう、野生のニホンサルが露天風呂に入る、アソコです。
長野からなら電車で1時間、バスで10分、その後、山道を35分程歩かないと行けません。
ホテルを8時早々に出発し、タクシーで最寄りの戸倉駅へ。
しなの鉄道に乗って長野駅に行き、長野電鉄に乗換えて終点の湯田中駅まで行きます。
乗り込む列車は「A特急 スノーモンキー」



なんでも成田エキスプレスに使ってた車両のお下がりなんですって。
ちなみに今回、長野駅からの往復乗車券、バス代、地獄谷野猿公苑の入場料がセットになった「SNOW MONKEY PASS」を購入してます。

でも、なんで全て英語なんだ?
9時4分 特急スノーモンキーは長野駅を定刻どおり出発します。
気付いたのは車内の外国人の割合の多さです。
外国人にとって雪の降る環境で生活する野生のサルを見るのは超エキサイティングな経験なんですって。
列車が終点に近づくにつれ、車窓には雪景色が広がってきます。


ええっ、こうでなくては!!
実は出発前に、「冬の長野」の破壊力が計り知れず、スノーブーツに超フカフカジャケット、ヒートテックのシャツ、だめ押しに簡易スパイク等、ありとあらゆる準備を整えてきました。
しかし、朝の電車ではそんな格好してるヤツなど、一人も居らず、逆に心配しておりました。湯田中駅でバスを待っていると、同等装備の方がチラホラ見え始め「その方々は必ずサルを見に行くんだ」と信じ、自分の装備の確かさに胸をなで下ろします。

駅前からバスに乗って「スノーモンキーパーク」で下車です。
いきなり道は圧雪と氷です。

看板に従い、ここから山奥に約35分ほど歩いて進みます。
えっと、バスに乗ってから日本語、聞いていません・・・
東洋系の方は必ず中国人か韓国人で、6~7割は白人系です。
欧米かっ??
一応、温泉街の道を進むこと約10分。
公式ショップっぽい売店を過ぎると、いよいよ林道です。
めっちゃバキバキの圧雪路です。

幸か不幸か、スノーブーツのみでも滑らないので、スパイクは温存のまま、ガンガン道を進みます。
20分程で建物が見えてきたのですが、ここは地獄谷温泉。

野猿公苑はさらに奥です。
はやる心を抑え入園し、件の露天風呂に行ってみると・・・


サルは数頭いますが温泉には入ってません。
それどころか群れが山へ帰ろうとしています。

遅れてきた外国人が
「Oh my god!! No ONSEN monkeys!!」
と、話しているのを見て吹き出しそうになります。
まぁ、それが野生ですから・・・
しばし川辺でサルの撮影をし、元来た道を戻ります。

30代とおぼしき欧米人が半パン、Tシャツで歩いているのを見て
気温、-2℃だぜ!?
こっちの方が「Oh my God!!」やわ・・・
バス亭で時間をチェックしようとしてスマホを氷の上に落とし、液晶画面にヒビ行かせます。
これまで何度もアスファルトやフローリングに耐えてきた液晶ですが、よもや長野の氷に敗れようとは!!
バスで駅まで戻り、湯田中駅前の売店でベジタブルサンドとコーヒーを注文し、本格的な昼食は長野市内に帰ってからにします。
再び特急スノーモンキーで長野駅へ。
駅ビルの中の蕎麦屋でお昼のセットを注文したら、結構な量でビックリです。

スマホを修理するか、地酒屋を探すか、嫁と早めに合流するために茶臼山動物園に向かうか悩んだ末、茶臼山動物園に向かいます。
篠ノ井駅からタクシーで15分、2,200円掛けてやっと動物園到着です。

我が家的な「ここ」の売りは、広い展示場で伸び伸び暮らすニホンカモシカと、

生息地に似た針葉樹が植えられた展示場を闊歩するレッサーパンダです。

最近ではマンホールに隠れるアライグマが有名になってきていますが、たぶん見に行ってもマンホールしか見られないような気がするので、潔くパスします。
レッサーパンダは熱狂的なお客さま数名に激写されつつ悠然と展示場を闊歩してます。
動きが読みやすく撮りやすいし、カワイイし、今風に言うと「インスタ映え」するので、初心者からベテランカメラマンまで広くファンがおります。
が・・・
なかなか針葉樹に登るレッサーって見れないんですよね~
ここ茶臼山の最大のポイントはここだと確信しています。
そしてカモシカ・・・
なんか、なついてます。
柵の側まで寄ってきて、こちらが離れようとすると走って追いかけてきます。


ええっ、愛嬌たっぷりです。
さて時間となりました。
冬の長野の動物園は時間が短いです。
今日は須坂市の温泉に宿を取っているので、レンタカーで向かいます。
夕方の帰宅時間前ですが少し混雑してます。
とりあえず幹線道に出れば流れるやろと思ってましたが、渋滞が一層酷くなるばかりです。
長野県さん
交通行政の戦略、間違ってませんか??
そんな愚痴を言いつつ、今日のお宿「須坂温泉 古城荘」に到着です。
市民の入浴施設も兼ねている温泉ですので、あまり期待もしていませんでしたが、なかなかどうして、温泉も料理もサービスもしっかりしていて満足です。
〆の胡桃蕎麦が中々の秀作でした。

明日は8時に須坂市動物園集合と言うことで、早め(8時過ぎ!!)に就寝です。
12月22日(金)
嫁は今日、茶臼山動物園に行く予定です。
私はというと長野電鉄に乗って「地獄谷野猿公苑」に行こうかと思います。
そう、野生のニホンサルが露天風呂に入る、アソコです。
長野からなら電車で1時間、バスで10分、その後、山道を35分程歩かないと行けません。
ホテルを8時早々に出発し、タクシーで最寄りの戸倉駅へ。
しなの鉄道に乗って長野駅に行き、長野電鉄に乗換えて終点の湯田中駅まで行きます。
乗り込む列車は「A特急 スノーモンキー」



なんでも成田エキスプレスに使ってた車両のお下がりなんですって。
ちなみに今回、長野駅からの往復乗車券、バス代、地獄谷野猿公苑の入場料がセットになった「SNOW MONKEY PASS」を購入してます。

でも、なんで全て英語なんだ?
9時4分 特急スノーモンキーは長野駅を定刻どおり出発します。
気付いたのは車内の外国人の割合の多さです。
外国人にとって雪の降る環境で生活する野生のサルを見るのは超エキサイティングな経験なんですって。
列車が終点に近づくにつれ、車窓には雪景色が広がってきます。


ええっ、こうでなくては!!
実は出発前に、「冬の長野」の破壊力が計り知れず、スノーブーツに超フカフカジャケット、ヒートテックのシャツ、だめ押しに簡易スパイク等、ありとあらゆる準備を整えてきました。
しかし、朝の電車ではそんな格好してるヤツなど、一人も居らず、逆に心配しておりました。湯田中駅でバスを待っていると、同等装備の方がチラホラ見え始め「その方々は必ずサルを見に行くんだ」と信じ、自分の装備の確かさに胸をなで下ろします。

駅前からバスに乗って「スノーモンキーパーク」で下車です。
いきなり道は圧雪と氷です。

看板に従い、ここから山奥に約35分ほど歩いて進みます。
えっと、バスに乗ってから日本語、聞いていません・・・
東洋系の方は必ず中国人か韓国人で、6~7割は白人系です。
欧米かっ??
一応、温泉街の道を進むこと約10分。
公式ショップっぽい売店を過ぎると、いよいよ林道です。
めっちゃバキバキの圧雪路です。

幸か不幸か、スノーブーツのみでも滑らないので、スパイクは温存のまま、ガンガン道を進みます。
20分程で建物が見えてきたのですが、ここは地獄谷温泉。

野猿公苑はさらに奥です。
はやる心を抑え入園し、件の露天風呂に行ってみると・・・


サルは数頭いますが温泉には入ってません。
それどころか群れが山へ帰ろうとしています。

遅れてきた外国人が
「Oh my god!! No ONSEN monkeys!!」
と、話しているのを見て吹き出しそうになります。
まぁ、それが野生ですから・・・
しばし川辺でサルの撮影をし、元来た道を戻ります。

30代とおぼしき欧米人が半パン、Tシャツで歩いているのを見て
気温、-2℃だぜ!?
こっちの方が「Oh my God!!」やわ・・・
バス亭で時間をチェックしようとしてスマホを氷の上に落とし、液晶画面にヒビ行かせます。
これまで何度もアスファルトやフローリングに耐えてきた液晶ですが、よもや長野の氷に敗れようとは!!
バスで駅まで戻り、湯田中駅前の売店でベジタブルサンドとコーヒーを注文し、本格的な昼食は長野市内に帰ってからにします。
再び特急スノーモンキーで長野駅へ。
駅ビルの中の蕎麦屋でお昼のセットを注文したら、結構な量でビックリです。

スマホを修理するか、地酒屋を探すか、嫁と早めに合流するために茶臼山動物園に向かうか悩んだ末、茶臼山動物園に向かいます。
篠ノ井駅からタクシーで15分、2,200円掛けてやっと動物園到着です。

我が家的な「ここ」の売りは、広い展示場で伸び伸び暮らすニホンカモシカと、

生息地に似た針葉樹が植えられた展示場を闊歩するレッサーパンダです。

最近ではマンホールに隠れるアライグマが有名になってきていますが、たぶん見に行ってもマンホールしか見られないような気がするので、潔くパスします。
レッサーパンダは熱狂的なお客さま数名に激写されつつ悠然と展示場を闊歩してます。
動きが読みやすく撮りやすいし、カワイイし、今風に言うと「インスタ映え」するので、初心者からベテランカメラマンまで広くファンがおります。
が・・・
なかなか針葉樹に登るレッサーって見れないんですよね~
ここ茶臼山の最大のポイントはここだと確信しています。
そしてカモシカ・・・
なんか、なついてます。
柵の側まで寄ってきて、こちらが離れようとすると走って追いかけてきます。


ええっ、愛嬌たっぷりです。
さて時間となりました。
冬の長野の動物園は時間が短いです。
今日は須坂市の温泉に宿を取っているので、レンタカーで向かいます。
夕方の帰宅時間前ですが少し混雑してます。
とりあえず幹線道に出れば流れるやろと思ってましたが、渋滞が一層酷くなるばかりです。
長野県さん
交通行政の戦略、間違ってませんか??
そんな愚痴を言いつつ、今日のお宿「須坂温泉 古城荘」に到着です。
市民の入浴施設も兼ねている温泉ですので、あまり期待もしていませんでしたが、なかなかどうして、温泉も料理もサービスもしっかりしていて満足です。
〆の胡桃蕎麦が中々の秀作でした。

明日は8時に須坂市動物園集合と言うことで、早め(8時過ぎ!!)に就寝です。