清地秀美のひとり言

三木市の元気を目指して!

議会報告会

2014-04-27 23:54:27 | インポート

議会報告会が4月23日(別所公民館)、24日(青山公民館)、25日(吉川公民館)に市内の3か所で開催されました。
来場者数は各会場30~60人ほどで、3月議会の議決結果報告をした後、市政全般にわたっての意見交換が行われました。
市民の方からの質問・意見で多かったのは「幼保一体化計画」で、次いで北播磨医療センター直通バス補助金に関する質問・意見だったと思います。

  1、「幼保一体化計画」について
  この幼保一体化については1960年代から行財政改革の観点から議論が始まり、すでに半世紀が経とうとしています。

  この計画が具体的に動いたのは、小泉内閣において規制改革の一環で議論の俎上に上がり、2006年10月「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」施行により、これまでの保育園、幼稚園に加え「認定子ども園」が創設された時です。

  その後、民主党政権下で社会保障と税の一体改革の柱のひとつの「子ども子育て新システム構想」の関係で「幼保一体化」がテーマとして上がり、2012年の180回国会にに子ども子育て新システム関連3法案が提出され、8月「子ども子育て支援法案」、「関係法律の関係整備法案」は可決され、「総合子ども園子ども園法案」は成立しませんでした。

  そして、今三木市で進められているのは、この「子ども子育て支援法」に基ずく事業計画の策定に向けた導入段階だと思います。

  報告会の意見からも、今幼稚園、保育園に関係する子どもを持つ保護者の皆様の不安、心配を読み取ることができます。

  そこで、行政として長年続いてきた教育制度を変えようとしているわけですから、保護者に計画の背景、趣旨、必要性を丁寧に説明し、理解を得ることに時間を割くとともに、良い意見には耳を傾けてほしいと考えます。

2、「直通バス運行補助金2億5,000万円」について
  意見の中で、現在運行している直通バスについて容認する意見は殆どなく、空バスが多い、福祉タクシーのほうが良いのでは、民業を圧迫するのでは等の意見が多かったと思います。

  この運行補助金の予算について3月議会では承認されましたが、委員会、本会議で当局が説明した「26年度に新しい公共交通の法定協議会を設置して抜本的な見直しをします。」との答弁を注視していきます。

  以上概略の報告です。

 


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
議会報告会参加させていただきました。 (三木市民)
2014-04-28 23:08:22
議会報告会参加させていただきました。
参加するにはちょっと難しい時間であった事があるかと思いますが、私のような子育て世代が少ないことも問題かなと思いました。
今後は若い世代も参加しやすい時間帯にしたりインターネット中継等も考えていただけると助かります。

ブログ継続されるよう頑張ってください。
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コメント有り難うございます。 (きよち秀美)
2014-04-29 21:23:42
コメント有り難うございます。
アンケート結果からも「わからない」が多かったように、なるようにしかならないといった「無関心」、一人で言っても仕方ないといった「あきらめ」の保護者が多いのではと考えます。
しかし、大きな改善も小さな意見から成し得ることがありますので、遠慮せず意見を発信していただきたいと思います。
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清地さん、先日の吉川の報告会でお会いした渡辺で... (渡辺晴美)
2014-04-30 12:21:08
清地さん、先日の吉川の報告会でお会いした渡辺です。幼保の事で少しでもお話できて、嬉しく思います。また、これからも意見交換会したいです。宜しくお願いしますm(__)m
清地さん、出来れば、Facebookも是非されて下さい!母親達はそちらの方が目を通しやすいですよ。
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