LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フィアット600D(7)

2009年10月09日 19時37分47秒 | モデルカー製作記
フロアに平たくモールドされていたのを削り落として、自作することにしたABCペダルですが、資料を提供していただいたおかげで、詳細な形状が判りました。

ウェブで蒐集した画像でも、ブレーキとクラッチは踏面の形はだいたい判っていたんですが、どこから生えているのかはよく判らなかったし、アクセルペダルに関しては形そのものがハッキリしませんでした。
ブレーキとクラッチは、フロアからキノコみたいに生えてるんですね。プラ板と洋白線で自作して、フロアに穴(というか凹み)を開けて取り付けました。穴を段付きにして、フロアの穴の向こうにペダルのレバーが貫通しているように見せているんですが、ダッシュを付けたら多分ほとんど見えなくなるんだろうなぁ。

アクセルはシャモジみたいなのが、フロアの奥からニョキッと突き出してるんですね。プラ板で自作しました。これなんか、ハッキリ写ってる写真が無きゃ絶対判らないような形ですよね。
写真は上から撮ったので、踏面が上を向いているように見えていますが、実際にはかかとをフロアに付けて踏むとちょうど良さそうな角度が付けてあります。

センタートンネル部はフロアとは別パーツになっています。厳密に言うと実車とは若干形が違っているようですが、これはこのまま使うことにしました。シフトレバーとサイドブレーキもキットのパーツのまま。
両者の間にある小さなレバーは、キットのパーツだと2本並んだ形になってます。これはチョークとスターターだそうですが、60年以降はチョークだけになったので、64年型だとレバー1本が正解なんですね。これも資料を提供していただいたMさんからのご教示です。
そこで、1本レバーのパーツをプラ板で自作しました。この部分がはっきり写っている写真は無かったのですが、メーカーオフィシャルの構造図では、大体こんな感じに見えます。

お次はシート。グレーのボディには何色が良いか、検討中です。




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