LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フォルクスワーゲン・ゴルフ(5)

2010年04月27日 17時59分25秒 | モデルカー製作記
相変わらず外装の摺り合わせ作業を続けています。早く色を塗りたいぞー。

↑スライディング・ルーフ。もともとボディに一体モールドで、スジ彫りの裏が薄くなっていたわけですが、切り離してバリ取りしたら、全体にちょっと小さくなっちゃいました。まあありがちですよね、こういう場合。
でも、そのままだと微妙に小さくて中途半端だったので、思い切ってさらにもうひと回り小さく削り込んでから、外周にぐりると細切りした0.3㎜プラ板を接着して、寸法を調整しました。
これで塗装するとちょうどピッタリになる、ハズ。ただのスジ彫りかと思ったら開くじゃん!みたくなればイイんですが。

↓クリアパーツにスライドレールが付いていて、巧妙な設計で実車と同じようにちゃんと天井裏に収納されます。斜めになって潜っていくところが愛おしいなぁ。



↓天井裏のスライドレール。キットのモールドだけだと、スライドパネルが斜めになったりするので、プラ板でストッパーを付けました。
閉じた時には、構造上どうしてもパネルの後ろ半分が下がってしまうので、スライドパネルの足を下から押さえるパーツも追加。これで、パチッとツライチに閉じるようになりました。これをなかなか思いつかなくて、かなりアタマ使いましたよ。
白いとちょっとゴツく見えるけど、黒く塗っちゃえば目立たないでしょう。多分。

スライドパネルの左右のフチはかなり削って薄くしました。ルーフの下に入った時に、スライドパネルと天井の間に多少は余裕がないと、開けるたびにスライドパネルの上面が擦れてキズだらけになっちゃうのでね。
可動ギミックは塗装後のクリアランスを考えてセッティングしないと、意味が無いんですよね。



↓バンパーとオーバーフェンダーの合わせを改良しました。フロントは、オーバーフェンダー側のバンパーを逃げる凹みの位置が合ってないんですね。リアは大丈夫でした。



↓右側のAピラーのレインドリップ・チャンネルに、プラが回りきっていない部分があったので、ポリパテを盛って修正しました。



さて、外装の擦り合わせはこんなもんかな? おっと、まだ大物がひとつ残っていました。フロント・グリル。
次回は、そのあたりをね。


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4 コメント

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話が違う×2 (こぶら酒)
2010-04-27 22:48:13
話が違うその1
北澤先生、サクッといかれるんじゃなかったでした?
私レベルから拝見しますと、サンルーフのスライドなんて、
サクッとではないですよ~(笑い。失礼。

話が違うその2
MDプリンター欠品で、6月まで納入されません。
メーカーの規定では今日か明日のはずだったのでガッカリです。
注文が集中しているんでしょうか、困ったモンです。
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これでサクッとですか。。。。 (たかとと)
2010-04-28 12:13:32
何も知らなく完成品見たら「凄くいいですねニットー(フジミ)のゴルI」と思われますね。
文章だけ読んでしまうとあっさりと展開していますが凄いです。この工作。
塗装後のスライディングルーフの動きが楽しみです。
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なはははは (kitazawa)
2010-04-29 00:36:41
ワタシ的にはこれでもけっこうサクッとやってるつもりなんですよ。ジャガーの時よりはかなりお気楽な感じです。
まあ、完全素組みっていうのはあり得ないですねえ。なにしろ20数年前の金型ですから。
今回も工作三昧を大いに楽しんでます。
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そりゃ~そうだ! (こぶら酒)
2010-04-29 15:54:53
そうですよね、私達アマチュアとは次元が違いますもん。
しかし、このサンルーフの加工の画像や説明も私にはレベルアップの参考になります。
色々と勉強させて頂きます。
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