下町の路地裏

　三ノ輪の実家あらの帰り道、少しぶらぶら寄り道をして駅まで帰る。５０年まえのこと、ほとんど残っていない。記憶だけはある。なんとも泣けてくる。自分がすこしはしっかれしてれば、誰かに会えたのに、小学校、中学校の時代はいい思い出が無い。
　あの人、あいつ、どうしてる。どうしてる。