宮藤官九郎の脚本の「謝罪の王様」をバルト9で観る。
最近は、映画を観る時間帯を午前中の1番に決めていたが、今回、午後の4時過ぎに行った。いつもと、館内の風景がだいぶ違う。若いパップルが多く、女性客も多い、この時間は中高年層は少ない。上手く時間で年代が棲み分けいるのには、感心した。
そこで、本題ですが、70点です。観て損はない、特別見なくてもよい、時間が有ればでしょう。どうしても、官九郎の期待が大きすぎて、先入観がある。2時間弱で飽きさせず、場内で笑い声があちこちで漏れる位だから、上等だと思う。主役の阿部サダオはこれから人気が出ると思う。そして、話の展開も宮藤官九郎らしく、巧く出来ている。しかし、胸を打つ感動はない。
映画の評価は難しい、日本映画だと最近では「おくりびと」を比較の対象にしていまう。昔だと今村昌平監督の「楢山節考」でした。黒沢明の「七人の侍」も比較基準になるか。