(写真:ソルソゴンのお母さんたちのワークショップ)
ソルソゴンの事業は、昨年6月にオープンしましたから、ちょうど1年が経過しました。今日は、その記念事業です。
午後は、周辺のお母さんたちで組織した管理組合のお母さんたちに集まってもらい、1年間の問題を話し合うワークショップを開きました。
グループに分かれて、トイレ、バイオガス、養豚、井戸、----など、それぞれの項目について、達成できたことや問題点、解決法などについて話し合い、大きな紙に表にして書いていきます。そして、それぞれのグループの代表が前にでて発表。皆で意見を出し合って、表に追加していきます。
フィリピンの人たちは、こんなワークショップ運営が実にうまく、いつも感心するのですが、この日も、ベイビーやアリスが進行役として、お母さんたちの声をうまく引き出してくれました。
このワークショップで、この事業が、いくつかの課題はあっても、着実な成果をあげ、周辺の人たちに喜ばれていることが確認できたのは嬉しいことでした。
また、びっくりしたのは、「この事業をしてくれたKSFA(京都サマール友好協会)には本当に感謝している。事業期間が終わっても、帰ってしまわないで!」という書き込みがあったのです。
そして、最後には、皆で、KSFAや私への感謝の唄まで歌ってくれました。
不覚にも涙が出てしまいました。
もちろん事業の成功も嬉しいことですが、こんなお母さんたちと出会い、親しくなれたことが、この2年間の最大の成果ですね。
そして夜は、開設1周年記念のパーティです。料理や飲み物、ビールなどを奮発して、管理組合のみんなと祝いました。
私は、明日、(一時)帰国ですから、実に楽しいお別れ会になりました。