ソルソゴンの施設の引継ぎ式典を開催

（地元のお母さんたちの管理組合への引継式典を終えて）

　今日は、ソルソゴンの事業で作った施設を、管理組合のお母さんたちに引き継ぐための式典を開催。管理組合のお母さんたち、そしてナナイ村長、引継ぎの後、施設の運営を担当するチームのメンバー、そしてマニラから来たJICAのスタッフなど、総勢、４０名ほどが集まりました。

　実は、この事業は、もともと提携NGOに引き継ぐ予定でした。しかし、２３日にサマールに来てから連日、提携NGOの役員らと話し合ったのですが、結局、彼らは施設の受け取りを辞退。一時は途方にくれましたが、なんとかお母さんたちの管理組合に直接引き継ぐことで話がまとまったのです。
　この管理組合のメンバーらが、事業の一番の受益者ですから、その人たちに受け取ってもらうのが最善でしょう。

　式典では、私も皆への感謝を述べ、今後、施設の自主的な運営に努力してほしいと挨拶をしました。ナナイ村長やJICAのスタッフ、管理組合の代表らもそれぞれスピーチ。皆の話を聞きながら、ああこれでやっと今回の事業も一段落したと、さすがにほっとしました。