サマール日記(ブログ版)

チョイさんのフィリピン・サマール島での滞在記録

今日もフィエスタ、明日もフィエスタ

2006年05月01日 | Weblog

 昨日の日曜日(30日)は、午後、カライマンの事業地で、お母さんたちの管理組合のミーティングが開かれました。管理人は1週間単位で交代しますから、毎週、日曜日にミーティングをして引継ぎをするのです。私は、1ケ月ぶりの参加です。

  いつものようにお喋りがはずんで、なかなか話がまとまりませんが、それでも、みんなこの施設ができて本当に喜んでくれていることが分かりました。「トイレのある生活は生まれて初めてです。」「燃料を買わなくてもいいので、バイオガスは本当に助かります。」

  こんな話を聞くと、なんとかこの施設が、日本からの援助がなくなっても、住民らの手で長く運営できるよう、その基盤作りのために、もうひとふんばりしようと励まされます。

  ミーティングの後は、地主さんの息子の家に呼ばれ、酒盛りが始まりました。 この辺りは海岸に近いですから、夕刻になるとあちこちに露店が出て、獲れたての魚を売っているのです。そんな魚をココヤシの炭で焼いてバーベキュー。道端にテーブルを出してビールを飲んでいると、村の人々や子どもたちがひっきりなしに前を通り、賑やかな会話が始まります。

 普通では分からないいろんな情報が入ってくるのはこんなときです。昨日驚いたのは、つい5日前に近くの9歳の子どもが毒蛇(コプラと言っていましたが)に咬まれ、カルバヨグにはワクチンがないので、4時間後には死んでしまったという話でした。こんな深刻な話も、村人たちの間ではいろんな噂話の一つ。話は、次から次へと移っていき、もうキリがありません。 

 夕刻になって、涼しい風が心地よく、なんとも素晴らしいひと時です。蛍もユラユラと出てきました。

  すっかり暗くなると、みんなでイーパオに向いました。明日はイーパオのフィエスタですから、今夜からご馳走やお酒が用意されているのです。それにフィエスタのときは、いろんな人に会うことも多く、こちらで生活するうえにはかかせない機会です。

  ところが、クリスの親戚の家を2軒訪ねたところで、もう疲れてしまってダウン。さすがに私も往年の元気がなくなってきたようです。それに、明日のフィエスタ本番にそなえて今夜はセーブしなければなりません。明日は、いったい何軒訪問することになるのでしょうか?

  1日のイーパオが終わると、次は3日にラゥイスのフィエスタです。5月はこんな調子で、毎日のようにあちこちでフィエスタが続きます。


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