(種付けが終わってゼーゼーハーハーのブタカル(オス豚)
9月1日に関空を出発。マニラに1泊して、2日の朝にカルバヨグに戻ってきました。
たった1週間ぶりのサマールですが、町のあちこちにはフィエスタに向けた屋台なども並び、もうすっかり華やいできています。
こちらでは、あややさん、ミヨさん、ゴリさんたちも元気にしておられました。そして何よりも、前回、帰国するときには、具合が悪かったビリアスさんが、かなり回復されているうようで、ほっとしました。ビリアスさんは、私が初めてサマールに来た1994年から、本当にお世話になってきた方です。私は、彼女の二人の息子のニノン(結婚の保証人。その後も「親戚」としての付き合いが続く。)にもなっていますし、もうビリアス一家の一員でもあるのです。
さっそく2ケ所の事業地をまわりました。
カライマンでは、ちょうどアナイ(母親豚)の種付けをしているところでした。近くから種付け用のブタカル(オス豚)を連れてきて、交尾させるのです。
ものすごく大きなブタカルで、一緒に来たゴリさんもびっくり。
ちょうど終わった後で、さすがのブタカルもゼーゼーハーハーしていました。後ろから乗りかかるものだから、アナイの背中は、ブタカルの爪でかかれたのか、傷だらけです。
1回の種付け料は、1000ペソ(約2200円)か、生まれた子豚1頭。高くつくので、今、子豚のうちから将来のブタカル用に、去勢せずに育てている豚もいます。
これでうまく妊娠してくれればいいのですが、私の事業では、まるで妊娠しないアナイなどもいて、なかなかうまくいきません。数回、試してみても妊娠しないアナイは、もう売ってしまうほかありません。
最近は、豚の世界も、ストレスが多くなっているのでしょうか?