銀の匙かげん

後味よい 究極ハッピーエンドをめざす
これまで観た好みの映画のことなど 
ぼちぼちと 備忘メモとして

Love Letter   『さよならイツキ』

2009-10-17 | 映画
「Love Letter ラブレター 」

    
              映画を観る前にと思い、スタバで斜め読み。
監督・脚本 岩井俊二
音楽 REMEDIOS

中山美穂
豊川悦司
酒井美紀 
柏原崇

少女マンガを読んでるような気分にさせてくれる岩井作品。「サヨナライツカ」を読んでて、久々に観てみたくなった。レンタルでは見当たらない映画で、DVDを買おうかと迷う一本なのです。で、画像の粗い動画で観ることに。ついでに中国語の字幕も我慢です。

「拝啓、藤井樹様。お元気ですか?私は元気です。」
雪山で死んだ婚約者に宛てた、届くはずのない手紙。どころが同姓同名の樹からの返事が・・・そこから始まる二人の手紙のやりとり。
いまだ恋人との別れを乗り越えられないでいる博子(中山美穂)の恋と、中学時代に同級生だった二人の樹(中山美穂・柏原崇)の、思い出の中に閉じ込められてた物語が明かされていく。

とにかく柏原崇が、透明感があって美しい。少しすねたやんちゃな青年、ゆれるカーテン越しのカッシー君、台詞は少なくとも存在感充分です。そして、この頃の酒井美紀の瑞々しいこと。(中山美穂とは似てないが)出演者が皆、旬だった?やっぱり眺めがいいと時間はあっという間です。
図書カード、自転車、卒業アルバムの住所表記、宮崎美子の落書き、今では危ない薬入りの手紙などなど、アナログ時代の、気持の伝わりが心地よい映画です。
文字のあるラブレターと文字のないラブレター。切なく胸あつい。

嗚呼我『図書室』 遠い道程をめざしていたあの頃の、失われた時を求めて・・・
Love Letter Trailer


(老婆心ですが、自転車置き場での名シーン、後輪をまわしてる様に見えるけど、ライトってつくのかしら?運転免許証のコピーが送られてきた時点で、女で別人だと解らない?神戸って設定であんなに雪?あの時期に、・・・なんてね)

「サヨナライツカ」監督も代わり、主演も大沢たかお?から西島秀俊に。はてさてどんな? 「私の中のあなた」結末は賛否ありそう・・・


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