黄色い拍子

言うよりも詠うことにて喜びをひそか硯の奥に隠して

冬の朝

2010-01-12 22:13:32 | 短歌
仕度して息を吸い込む冬の朝喉を駆け下る焚火の匂い
髪結ぶ紅いゴム紐静寂刺し凍る街並み微かに溶ける
雪降らぬハームフルワールド全て毒々しくも命溢れる