黄色い声がテレヴィジョンから流れる君は誰と問うてみる
分子間引力のネットでキャッチする明日からの信号
空が陽炎い曖昧さが増幅し理性を失う曇りの日
糧に貴賎非ずとはいえついつい綺麗事を装いたくなる
空が陽炎い曖昧さが増幅し理性を失う曇りの日
糧に貴賎非ずとはいえついつい綺麗事を装いたくなる
新しいアンシャンレジュームが青葉茂るこんな日に生まれる
君ではない君とは違う数多蠢く新芽から探し難く
気が付けば新しい昨日がアンシャンレジューム蝉の抜け殻
君ではない君とは違う数多蠢く新芽から探し難く
気が付けば新しい昨日がアンシャンレジューム蝉の抜け殻
小羊の体破片単位で吹き飛ばされそうな風花が散る
黄砂に霞みて浮かぶ淡路島近づけば消える蜃気楼かも
ボンジュール鳩が飛び立つ黄色い朝群れに混じりてオルボワー
黄砂に霞みて浮かぶ淡路島近づけば消える蜃気楼かも
ボンジュール鳩が飛び立つ黄色い朝群れに混じりてオルボワー
笑うと白い歯が夕日に染まる君はサンセットの向こう側に
接吻すればするほどエブリデーロープライス自分を維持できず
瞼に注ぐ陽光に私は生きる意味を思い出し微笑む
瞼を閉じてシャットダウンするも日々はアヤフヤに夢へ続く
わが子のネーミングライツ握る母親の戸惑い十月十日
接吻すればするほどエブリデーロープライス自分を維持できず
瞼に注ぐ陽光に私は生きる意味を思い出し微笑む
瞼を閉じてシャットダウンするも日々はアヤフヤに夢へ続く
わが子のネーミングライツ握る母親の戸惑い十月十日
ハレルヤhallelujahと唱和しても晴れぬ春の長雨のモノクロ
君の名前と生き方と死に方を決めよう花吹雪の下にて
萌える樫より射す緑の光にアルミ缶翳してエメラルド
葉混じる桜花の園別れるも出会うも世に満ちている
大人の計画に振り回される例え私のためのそれであれ
君の名前と生き方と死に方を決めよう花吹雪の下にて
萌える樫より射す緑の光にアルミ缶翳してエメラルド
葉混じる桜花の園別れるも出会うも世に満ちている
大人の計画に振り回される例え私のためのそれであれ
floating桃色pieces空気よりも重い俗世に浮く
終わる世界そのときが来たら君たちが道を染めるそんな絵空
降り積もる桃色の仄か温い雪蛍光灯だけが明るい
盛りの頃に雨を迎える喜春の桜夢は夏に向かう
終わる世界そのときが来たら君たちが道を染めるそんな絵空
降り積もる桃色の仄か温い雪蛍光灯だけが明るい
盛りの頃に雨を迎える喜春の桜夢は夏に向かう