道ふさぐ黒い毛皮の猫ひとつ置物みたく微動だにせず
強大我が身浸らす大嵐変わり始めた木の葉をちらす
君がためなんて言い訳考えて憂い溢れる秋雨を行く
静止した闇夜に吠える台風に連れられ走る光の獣
足元の巨大な池昨日まで此処にはなくて何処にいたのか
口どけを確かめるように舐めたる今年始めのチョコレートを
溶けていくそのはかなさがいとおしく思わず涙何か思いて
山の腹知らず色付き紅葉色君と並んで秋に染まろう
強大我が身浸らす大嵐変わり始めた木の葉をちらす
君がためなんて言い訳考えて憂い溢れる秋雨を行く
静止した闇夜に吠える台風に連れられ走る光の獣
足元の巨大な池昨日まで此処にはなくて何処にいたのか
口どけを確かめるように舐めたる今年始めのチョコレートを
溶けていくそのはかなさがいとおしく思わず涙何か思いて
山の腹知らず色付き紅葉色君と並んで秋に染まろう