壁如く生命弾けて萌える山その誇り高い姿に酔う
白鷺が咲いているみたいに川面水面ゆれずまた空に飛ぶ
薔薇の門をくぐり抜けて行き着くは知らぬ所と覚悟している
サツキ咲く門扉足元花が積むとき同じくに皐月も終い
水ぬるみ空気乾いて彩ひかり麗らかに入水していく
芽吹き出て空を吸い込み朝顔のいつぞ開くはその色の花
焼ける肌日を吸い込みて荒ぶるもまさに生きたる証そのまま
打球は思うよりもずっと遠くそれほどにこの気持ちも行かん
まどろみに流されていくこの午後の湯気の向こうにはアゲハチョウ
高くなる日のガラス片的な光が海原を切り裂いている
夕暮れの駐車場で出会うあなたによく似た誰かと夢
日が暮れて明星が輝きてなでる涼風髪が乱れる
ウェハアス食んで流れる午後三時グラスにアイス珈琲を注ぐ
白鷺が咲いているみたいに川面水面ゆれずまた空に飛ぶ
薔薇の門をくぐり抜けて行き着くは知らぬ所と覚悟している
サツキ咲く門扉足元花が積むとき同じくに皐月も終い
水ぬるみ空気乾いて彩ひかり麗らかに入水していく
芽吹き出て空を吸い込み朝顔のいつぞ開くはその色の花
焼ける肌日を吸い込みて荒ぶるもまさに生きたる証そのまま
打球は思うよりもずっと遠くそれほどにこの気持ちも行かん
まどろみに流されていくこの午後の湯気の向こうにはアゲハチョウ
高くなる日のガラス片的な光が海原を切り裂いている
夕暮れの駐車場で出会うあなたによく似た誰かと夢
日が暮れて明星が輝きてなでる涼風髪が乱れる
ウェハアス食んで流れる午後三時グラスにアイス珈琲を注ぐ