
今月12月17日は、397年ぶりに木星と土星が大接近し、しかもこの日は月も接近するという。日没後、5時過ぎの南西方向に見れるとか、肉眼でも実によく見えた。画像はそれだが、肉眼と違って不鮮明だが、三日月から水平線右上20度5センチくらいに、僅かに光る点があるが、それが木星と土星である。木星と土星が大接近するこの状態の星の配置はグレート・コンジャンクションといわれるが、加えてこの日は土星も水瓶座に入るそうで、時代の変化を意味するというか、従来と違う生き方・考え方を求められる時代となるという。更に2日後の19日は木星も水瓶座に入るようで、占星術的にはなかなかの時代の到来のようだ。
397年前とはどんな時代だったか、1623年は我が国は徳川幕府家光が将軍についた年であるが、欧州ではガリレオが望遠鏡を発明したり、近代自然科学が成立に向かいだした頃であった。それだけに教会側も必死で、ガリレオ宗教裁判などが猛威振った時代であった。天体の変化が時代の変化を指し示したと言えるのか、正に変化の時代であった。その後ガリレオは『天文対話』『力学対話』を世に出し、デカルトも『方法論序説』などをものしたが、次第に科学の夜明けの時代に向かった。
新年にかけて、変化の時代といわれるが、我々はどう対処すべきか、いろいろ問われる時代のようだ。
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