カッコ悪くてもイイ

カッコ悪くてもイイなんて、
昔のワタシからは考えられない。

・・ん？大人になったってこと？（苦笑）

子どもの時には、
いつも「優等生」でいるために努力をしていた。
人からどう思われるかを、とても気にしていたと思う。

特に、まだ珍しい（今でも？）父子家庭だったので、
後ろ指さされないように、頑張っていた気がする。
テンパってましたか・・

っていうか、自分の人生は自分でなんとかしなくては・・
と、小学生の時から痛感していた。
自己顕示欲も強かったなぁ・・

だけど、途中からバカらしくなった。
周りの言葉に振り回されるのが。

だって、みんな、知らないクセに好き勝手言うし（笑）

志望校に受かったワタシのことを、
「おかあさんがいてないのに、スゴイね」と言ったり。
付き合ってた彼のおかあさんが、家庭環境の件で反対したり。
「よくグレへんかったなぁ・・」と子供会のおっちゃんに言われたり。

いわゆる偏見？
家庭環境のヨクナイ子は・・みたいな。

で、ワタシが出した結論は・・
『世間体は気にしない』
コレさえ決心したら、まぁ、なんて自由になれるコトか。

そして、ココにきて（49才！）
『カッコ悪くてもイイやん』
と、バージョンアップしました（笑）

最近読んだ本にかいてあった。
以下抜粋・・

人と違う方向に自分だけ行くのは、
恥ずかしいし、
時には笑われるし、みっともなかったり、
嫌われたりしかねないからです。

そうした格好悪さを正面から引き受けて、
人の目を気にせず自分を貫く事も勇気です。

「勇気のない人は、なりたいものにはなれない」

格好悪くなりましょう。
勇気をだして、仕事をしましょう。

コノ『格好悪くなりましょう』がワタシの今の気持ちにヒットした。

一所懸命とか、
頑張るとか、
自分の気持ちに素直になるとか、
『カッコ悪いし・・』と思ってたりするでしょ？
ましてや人前でそういう自分をさらすのを・・

それはタブン、失敗するのを恐れてるから？
人にバカにされるのも、イヤだし。

キリカを見ててもそう感じるコトが多々ある。
苦手なコトは、やる前にアキラメルとか・・
で、ワタシも小学生の時にはそうだった・・と思い出す（苦笑）

だけど、
たまに『カッコ悪い』キリカを見た時・・・
ワタシは彼女のコトが、たまらなく愛しくなる。

さて、今ワタシがやってる『カッコ悪い』コトは、
『卓球』←PTAの

そう、たぶんチームで一番ヘタクソ。
昨年の9月に始めたので一年たったが、
まだまだ・・
みんなで、よってたかって教えてくれるけど、
なかなか・・
今まで経験したコトのない「ゴマメ」な自分にストレスを感じてしまう。
それって、『カッコ悪い』自分がイヤなんだろう・・と、
最近気がついた（苦笑）

だけど、たまに会心のプレイができた時にはスゴク快感だし、
試合の時に自分の「目」が本気モードになってるのがキモチイイ。
そんな緊張感とか、集中力とか、日常生活ではナカナカお目にかかれないし。

ま、『カッコ悪い』でもイイです（笑）

自分の心をもっと解放して、
あきらめずに・・
真摯に、やりたいことをやってみたい。

そう、たとえカッコ悪くても・・・