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と『子育て』について発信します。

算数の応用力

2010-03-08 16:13:27 | 子供と向き合う
先週の水曜日に、体調を崩してしまった。
前夜から、『どよ~~~ん』と、しんどくなり、
9時には寝たのだが・・・
翌朝も、『どよ~~~ん』

あぁ~~、せっかく、この冬ダウン無し!!だったのに・・
と、病院へ行くと、どうも風邪ではないみたいで、
いつもの女医さんが「んーーー、疲れちゃうかな・・」と、点滴をしてくれた。

とほほ・・・

相変わらず、学習能力のないワタシ。

頑張り過ぎた、とか、
疲れを溜めてしまった、とかいう自覚がない。

おまけに、続けている『朝ウォーキング 』のおかげか、
体調もよく、元気だったのに・・・
って、それでヤリ過ぎたのか???

とにかく、夫から『朝ウォーキング』禁止令が出てしまった(汗)
(今朝から再開したけど・・・・)

まぁ、今のところボチボチな感じ・・・
だけどなぁ、何か体力にチョット自信をなくしてしまった。
というか、ちょうどいい『加減』というのが、わかってナイ気がするわ。ワタシ。

なにやってんだか・・って感じでプチっと落ち込んでる。

で、
木曜日に、MoonさんのうれしいTB記事を読んで、
TB返し(笑)記事が、今日まで書けなかった(泣)

リンク記事も、すべてとても参考になった。
みなさんも、ぜひ!!→良質の算数文章題 - 真実はどこ?

『良質の算数文章題』とは、
計算ドリルの先にあるものではなく・・・・

>応用力を高め実生活に密着した数字感覚と想像力を養うためのテキストなのだ。

というトコロに、激しく共感してしまった。

そう・・・
ワタシがキリカに、『算数の応用力』を身につけてほしかったのは、
自分自身が社会に出て、とても役に立ったから。

Moonさんが、わかりやすく説明してくれていたので、転記させてもらう。

>40g100円のお菓子と65g150円のお菓子はどっちが安いかなどの節約話から、約束の時間に間に合わせるには何時に家を出たら良いとかというお付き合いがらみのことから、目的地に行くにはどれが一番早いか安いか楽かなど複数の事を調べてチョイスする日常の選択枝から、工程管理やコスト意識などの仕事のことから、生活の全てにおいて自分で考えて行動することが当たり前になり、そうするとトラブルにも臨機応変に対処できるようになると思うからだ。

ワタシの場合は、以前働いていた会社で管理職だった時にも実感した。

詳しくは→  私が会社を辞めた理由 =その4= で記事にしているが、

今わかっている『数字』を単に計算するのではなく、
その『数字』から、自分達が目指す『数字』を組み立てていく。

分析した『数字』を元に、あらゆる角度からシミュレーションしてみるのだ。

そして、薄利多売で売上金額を伸ばすのではなく、
粗利率を上げる事に、力を入れた。

『絵に描いた餅』では話にならないので、
必要な『利益』から昨年の平均『粗利率』をどれくらいアップすればいいのか、
各自の『粗利率』のアップを想定し、
可能な『売上高』か検討し、修正し・・・と組み立ててみる。

もちろん、『粗利率を上げる』というのは簡単な話ではなく、
価格競争に翻弄されないような『質の高いリフォーム』を具体的にどう提供するか、
ロスコストを最小限に押さえる為の方法、
など、試行錯誤の毎日だった。

結果、一件一件のお客さんを大切にするコトにもつながり、
『ロスコストをなくす』=『失敗しない』
というコトで、顧客の満足度も高くリピートや紹介も増えた。

『数字』は、計算して結果を出すだけのモノではなく、
イメージして、使いこなさなくては役には立たない。

そう、やっぱり『自分で考える力』が、とても大切だと思う。
その力をつける為には、『良質の算数文章題』はイイ練習になると思う。

ちょうど、週末のキリカの宿題で、オモシロかったのだが・・・

一枚7円の画用紙を8枚買って、お金を払ったら、
4円おつりをもらいました。
いくら、払ったのでしょう?

が、わからなかったキリカ。

コレね、『おつりは、いくらでしょう?』なら簡単なんです(笑)

「わかれへん~~~!!」と、プチ逆切れするキリカに、
家事をしながら・・・
「問題をよく読んでみ」と言うと、
「何回も、読んだもん!!!」
「じゃあ、ちがう角度から考えてみ、同じ方向からばっかり考えててもあかんわ」

あとで見に行ったら、できていた。
「すごい!!!あってるよ。わかったん?」というと、
うれしそうに、
「あんなぁ、ママとお洋服買いに行って、9,000円お買い物して、
10,000円払ったらおつりが1,000円って考えたら、わかった」

そうそう・・・
そんな感じで、いいんちゃう?

そして、Moonさんが指摘していた・・・・
>一般に、計算問題はできるが応用問題・文章問題が全くだめ、という子が多い。
で、それは算数が出来ないのじゃなくて国語が出来ないんだ、だから本をたくさん読んで文書の読解力を付けよう、と言われがちだが、それは違う。

>算数の文章問題が出来ない子はやっぱり算数がわかっていないのである。

にも、ぶんぶん首を縦に振ってしまった(笑)

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2 コメント

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長々とすみません。 (pita-gora)
2010-03-08 23:51:30
この内容については
熱く語りたいことがありすぎて困るのですが。。。w

まず計算ドリルですが、
計算力は重要です。
やはり計算ができないと最終結果にたどり着けないので。

でももっと重要なのは計算の意味がわかっているか。
計算には意味があるし、イメージもある。

足し算は何?
引き算は?
掛け算ってどんなこと?
割り算って何してるの?

これにちゃんと答えられるなら
あとは基本的な計算力を身につけて
ちょっと複雑な計算でも
間違えずに考えられるようになっていれば大丈夫。

余談ですが、普通の計算ドリルはつまらないけど、
灘中学の入試問題とかは面白いですよ。


算数、数学って、「理論的に考える能力」が
強調されがちなんですが、
「考えたことを伝える能力」(説明能力)も目的なんです。

例えば人に道を訊かれた時に
わかりやすく伝えられますか?
料理のレシピを教えるときに
順序だてて言えますか?

そんな些細なこと以上に、
社会に出れば自分の意見を相手に伝えて
納得してもらわなくてはいけない場面がたくさんあります。

そういったときの順序だて、論理立ての能力習得が
数学教育の目的にあります。

だから本文中にあった問題に関しても
ぜひキリカちゃんに訊いてみてください。

「どうやって考えて、どういう計算をしたの?」と。

他のパターン(数字など)をイメージしてわかった
とのことですが、実際どのような計算をしたのか言葉に変換することが大事。

些細な会話でも
「なんでそう思ったの?」って訊くのは大事なのと同じで
算数の問題でもとっても大事だと思います。

9000+1000=10000
に、ただ文章中にあった数字を当てはめただけにならないように。
#今回の問題は少し複雑なので「当てはめ」にはならないでしょうけど。

「7円の紙が8枚だから代金は7円かける8枚で56円。
4円おつりがあったから、出したお金は56円たす4円で60円」
#小学校の間は、単位が結構重要。

説明方法はこれ一つではないので
内容と計算方法があっていればOK。
でも小学生でこういう説明ができる子は少ないです。

小学校ではあまり説明を求められないんですよね。
#中学でも説明させない先生の方が多いかも。。。
だから、初めはどう答えていいのかわからないと思います。
でもできるだけ文章問題のときは訊いて下さい。
こうやって説明することが証明の基礎であり、
数学であり、社会生活で説明する練習ですから。

数学的には「どのように考えて、どんな計算をしたのか」
って、とっても重要であって、
答えが合っていても途中の計算がむちゃくちゃだったら間違いだし、
答えが間違っていても途中の考え方があっていればあと一歩なのです。

小学校の先生って理系の人少ないのが事実で
「算数は計算して答えが合っていればいい」
と本気で思っている人、結構います。

だから式もいいかげんに書いても気にしない先生もいます。
子どもが2+3=5-1=4とか
わけのわからない式を書いてても注意しない先生は要注意w
#「=」ってもっと厳密で大事。





あとは。。。
やっぱり国語能力が必要かな。
「数学はできるけど国語は苦手」っていう人の証明って
読んでも全然わかりませんから(^-^;)
「て、に、を、は」がむちゃくちゃだったり。
どれ程理解していても、国語的に伝える能力が
足りないのってちょっと寂しいです。
#私、ただいま英語勉強中ですw


ものすごく長く書いてしまってすみません。
#しかも思いつくまま書いたので読みにくい。。。
でももっと色々話をしたいくらい。
お酒でも片手に。。。が一番いいのですがw
今日はこの辺で。長々と失礼しました。

返信する
説明能力・・!! (kirika)
2010-03-11 16:25:09
熱いコメント、ありがとうございます(ぺこり)
大歓迎です。

pcのトラブルで・・・(泣)やっとコメントできました・・(汗)
ホントは、記事にしたかったのですが、じ、時間が・・・

>「考えたことを伝える能力」(説明能力)も目的なんです。
これ!!!ワタシの中でパズルがカチっとはまりました。

なんとなく、そう思っていたのですが、そうですよね?!
以前、むずかしい文章題に悪戦苦闘していたキリカが、
あらって感じで、式と答えが出せたんです。
で、「どうやって考えたか、説明して?」って聞いたら、
うまく説明できないんですよね・・これが

不思議でした。
それって、わかってないってコト??
っていうか、半分正解!?みたいな・・・(苦笑)

>そういったときの順序だて、論理立ての能力習得が
数学教育の目的にあります。

たしかに、そうですよね?
キリカの話は、とてもわかりやすくて、日常の会話では、
感心するコトも多いのですが、
それとは、また別の能力なんでしょうね・・
(文章に書くのも、話すほどにはうまくいかないみたいです)

>だから本文中にあった問題に関しても
ぜひキリカちゃんに訊いてみてください。
聞いてみました!

「え~~~っと、今、食事中やから、あとで言うわ」
と、答えたキリですね・・・(苦笑)

>お酒でも片手に。。。が一番いいのですがw
いつか、飲みながら熱く語り合ってみたいですね(にっこり)

ちなみに、キリカが悪戦苦闘して答えは出せたけど説明できなかった問題です。なかなか、オモシロい問題でした。↓


ある長さのローソクがあります。このローソクは、火をつけると、
同じ時間で同じ長さずつ、短くなっていきます。
このローソクに火をつけたから、8分後に38cmになり、
9分後には35cmになりました。
火をつける前、このローソクの長さは、何cmでしたか?

>灘中学の入試問題とかは面白いですよ。
これも、チエックしてみたいですね。
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