SIDEWALK TALK

国のための準備

Letter先のイギリスのEU離脱是非を問う国民投票、
予想に反して、離脱派が僅差で勝利した。
後の分析では、若者の多くが残留支持で、
逆に高齢者の多くが離脱派だったそうだ。
要するに、若年層が投票にいかなかった。
これが、あの結果を生んだということになる。


大人は、オッサンは、僕は、したり顔で、
「若い人はもっと投票に行こう」みたいなことを言う。
けど、もし僕が18歳のとき、選挙権があったとして、
投票に行っただろうか?
行かなかっただろう。


バブルで時代もよかったし、
国の未来に興味なんてなかったし、
自分の将来も何とかなると高をくくっていた。
政治はまったくの埒外だったし、
選挙なんてメンドくさいと思っていたにちがいない。
実際、投票権を得た後も、僕ら20代の投票率は低かった。
だから、僕には説教する資格はない。


今、イギリスで後悔の嵐が吹き荒れている。
EU離脱に、高齢者に、憤る若者たち。
でも、その若い世代は投票所に行かなかった。
1票差でも決まれば従うのが民主主義。
その怖さを、僕らは目の当たりにした。


青春時代、勉強とかスポーツとかゲームとかバイトとか、
いろいろ忙しいだろう。
国家なんかより、自分の恋愛の方が遙かに大切だよね。
けれど、自分のことを棚に上げて、
愚かなオッサンの戯れ言を若い人たちに言いたい。
選挙に行こう!

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