SIDEWALK TALK

ユニオンジャックの旗の下

Letterイスラム国(ISIL)による法人拘束問題。
ISILが設定した期限「72時間」が間もなくやってくる。
2億ドルという法外な身代金要求に屈するべきではないと思う反面、
同じ日本人として、彼らには無事に帰国してもらいたい。
二兎を追うことはできないのかな?


話が変わるようだけど、
マーガレット・サッチャーという政治家を僕はさほど好きじゃない。
けれど、フォークランド紛争の際に彼女が発した言葉には感銘を受けた。

ユニオンジャックの旗の下
祖国に救援を求める国民が1人でもいる限り
我が国政府は見捨てることは絶対にありません

明快だし、頼もしくもある。
当時、現地にいた英国人たちは、この言葉にどれだけ勇気づけられたことだろう。


今回のケース、自己責任論が取り沙汰されている。
彼らの軽率な行為に対して僕も咎めたい気持ちは相当程度あるんだけど、
かといって国家が自国民を救わなくていいという話にはならない。


愚かであれ、賢明であれ、
未来においてまちがいではなかったと思える選択をしてほしい。

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