つれづれなるままに

今、もっとも関心のある出来事を備忘録としてつづります。2005年から。

宿題 算数

2008-08-18 | 公開授業
小学校5年生、算数の指導略案を作りました。
経過は、M先生のブログをご覧ください。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/OB1989/20080729

また、M先生の授業作りの経過は、
道徳
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/OB1989/20080815
算数
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/OB1989/20080816
国語
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/OB1989/20080817

さて、
本日、休み中の学校当番でしたので、とりあえず算数から取りかかりました。

しかし、小学校は未知の領域です。
いくら理系人間でも、難しさは算数でも同じ。
そこで、指導案を読み始めました。
「わからない」
で、数学科の先生と学び合いました。

・・・・・指導書の引用開始・・・・・・・
○形式的な計算方法の指導のみでなく、被除数と除数の関係から適切に判断し、処理することができるようにしていく。
○整数で用いられた言葉の式が、小数でも用いられることを理解させ、÷(小数)の意味づけを新たにしていく。また、計算のしかたについても整数の計算に直していくという考えで(以下略)
○児童が持っていた「商はわられる数より小さくなる」というイメージをぬりかえることになる。
・・・・・引用終わり・・・・・・・・・・

形式的な計算方法の指導ではないということ。
つまり筆算を先に教えて計算ができればいいという塾ではいけないということ。
計算方法を考え、問題において適切に適応できる子どもでありたいということを願っている。

さて、この小単元の概要は、

(小数)÷(整数)の計算の小単元の次で、
(整数)÷(小数)の計算の小単元である。
この小単元は全3時間扱いである。

与えられた授業時間は、3時間扱い中の第2時である。

第2時は、計算方法をみんなで考え合うところである。

教科書では、計算方法は2通りである。

さて、わたしは、第1時の教科書を読んで、つまづく。
1㍑いくらという計算方法を導くことを整数を例にして小数も同じ立式だというところ。
しかし、ここは子どもが立式できたものとしての次時だから、私のようにつまずいた子どももいるという前提で、『学び合い』をしてもらおうと考えた。

目標は、
320(円)÷1.6(㍑)の計算のしかたはどのようにしたらよいか、計算のしかたとその理由を考え、学級全員が納得できるような説明をしよう
である。
その心は、
単位を入れたのは、理科的な発想で、あくまでイメージを大事にした。
計算のしかたが大事なので、計算方法とはいわないことにした。
である。

しかし、私は数学科の先生と同様、1㍑の値段を考える時には、
0.1㍑の値段を出して、10倍して1㍑を出す方法がよいと思う。
これだと割合の計算で役立つと思っている。

ただ、本時は、どんな方法でもよいけれど、次時は、もう筆算の学習であり、
私がよいと思う計算方法はむげに切られた教科書になっている。
次時が心配だ。どうやるんだろう。

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