きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

陽だまりと紙の中ゆらゆら

2016年03月06日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

見学会では、

たくさんの子どもたちが

来てくれました。

 

一時は

保育園じゃないかと思うほど、

子どもたちの歓声に包まれました。

 

その理由の一つは、

子ども部屋の梁に

吊り下げられたハンモック。

 

そりゃ気持ちも

高ぶるよね(笑)。

 

見学会が落ち着いて

人が少なくなった頃、

 

陽だまりと障子紙に囲まれて

私もゆらゆらと

座ってみましたが、

本当に気持ちよかったです。

 

木組みの見える家は、

ブランコ、ハンモックが掛け放題というのも、

‘売り’になるでしょうか(笑)。

 


敷瓦と土の波

2016年03月06日 | 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

 

薪ストーブを引き立てる

達磨窯で燻された敷瓦と

 

波のような土壁。

 

いずれも

おおもとの素材は土ですが、

かくも様々に豊かな表現があるものかと

改めて思います。

 

さりげなく凄味を滲ませた

この職人の技の結晶は、

ずっと眺めていても

飽きることはありません。

 

そしてこれを前にして

火を焚いていると、

何となく安堵した心地になるのは、

土に囲まれているからでしょうか。

 

あるいは幽玄な闇の中に

包み込むような温もりを

感じるからでしょうか。

 

一昨夕、

おっといけない、

こんな時間だ、と思いながら、

この場をあとにしました。