藤沢ひ邸にて。
薪ストーブを引き立てる
達磨窯で燻された敷瓦と
波のような土壁。
いずれも
おおもとの素材は土ですが、
かくも様々に豊かな表現があるものかと
改めて思います。
さりげなく凄味を滲ませた
この職人の技の結晶は、
ずっと眺めていても
飽きることはありません。
そしてこれを前にして
火を焚いていると、
何となく安堵した心地になるのは、
土に囲まれているからでしょうか。
あるいは幽玄な闇の中に
包み込むような温もりを
感じるからでしょうか。
一昨夕、
おっといけない、
こんな時間だ、と思いながら、
この場をあとにしました。
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