木の器作りの日々

奈良の山の中で、自由気ままに、木工旋盤をつかい木の器作りしてます。

なつかしい場所見つけました

2024-06-29 09:31:27 | 日記

フィリップ ワイズペッカーの本見てたら、、なんと大坂の大江ビルジングが、かかれてるやないか!!

これが大江ビル

このビルに番画廊という貸画廊があり 僕は美術教育を受けたことないから、とりあえず学校行くつもりで。お金払い個展させてもらったの

ちょうど6回目の個展終わり、番画廊は卒業したのです 小学校も6年生は卒業ですな,,,その後果たしてちゃんと中学生になれたかというと、、疑問やね~、、お金様のためバイトや、木の器制作、販売などにほとんど時間とられてた感じだな、、今は嫁さんのギャラリーの手伝いのタダバタラキ、これも大変な労力を取られる、アハハ世の中甘くないですな、まあそれだけの、キャパの人間だったのですな、気恥ずかしくて美術家なんて言えない。。アートラバーの木工の器屋さんです

番画廊での最後の個展はもう30年以上前ですが、その当時も70年以上の老朽化が進んだビル

その時の写真

厚み19ミリの鉄板、コークスで熱して、ハンマーでたたいて造形、19mmなんて溶接作業の時の定盤にするくらいの厚みなんだけど、鉄板のペラペラ感が嫌いで、、、今はたまに鋼鈑使うけど19mmの12分の1の厚み1,6mmがお気に入りやね

古墳のようにしたくて、床に泥を流して、なにせ貸画廊やから前の人の搬出が終わりビルが閉まる5時間ほどでセットしないとだめなの、、5~6人の助っ人も来てくれたが、、みんな、作業の内容や、造形物見るのも始めて、、僕らに何させるんや~なんて、、何とか、、ヤッケ仕事、、こんな展示はやはり2~3日かけないとむりやね~、見るも無残な展示でした。。

鉄の塊が1トンほど、泥が100キロほど 搬出の時はビルのオーナーがビターっと横で監視したです。搬出も時間との闘い、まあクタクタになりましたな

そんな思い出がフラッシュバックしたということです

パリジェンヌさんからもらったポストカードのオオガもありましたです

ワイズベッカーさんは アールブルットではないけど、ビルトレイラーや多くのアウトサイダーの手法を取り入れてる

デザイナーとしての割り切り方がイサギいいかも

嫌いじゃないです

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河野邸アートギャラリーでアールブルットの展覧会2026年します

2024-06-29 09:00:50 | 日記

先日滋賀県立美術館で 作る冒険 日本のアールブルット45人見ました、

面白いな~実は河野邸でも20023年にアールブルットの展覧会予定してたのですが、キューレーションお願いしてた方が体調崩し取りやめになったのです

今回は大坂のライプハウスというアトリエで制作されてるスター作家5~7人ほどですることに。2026年にしていただくので準備期間はたくさんあるの、良いのもにしましょ、何でも小山登美雄gallery契約されてる方や、NYでもされてる方もいるみたい、、たのしみ!!!

ライプハウス主催されてる大澤辰男さんとは30年前からしってるから、僕の人格的欠点もよくご存じ、、でも今は僕もギャラリー関係者  ジェントルマンでっせ~

猪谷千香さんの本  「ギャラリーストーカー  美術業界を蝕む女性差別と性被害」  読みました

僕も気をつけないと。。顔つきが下品やカラね~マ、自分でいうのもなんだけど、それほど悪い人間ではないの,かと言って聖人でもない、未熟な欠点だらけのフツーの人間です

そのへんは大澤さんもよくしってるから快諾していただきました

河野邸では、常駐の女性スタッフがいるので、ある程度リスクは防げるかも(あんたが問題や!!なんて言われる方もおられるかも、ご安心ください、僕は基本搬入時だけ、、搬出はできる限り作家さんとスタッフでお願いしてます、会期中も顔出すことはないです、自分の作る時間がないからね~)でもこれからいろいろなこと想定しておかないといけないね、

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々に木彫してみました

2024-06-13 09:01:18 | 日記

この前、ブランクシーいいなとアーチゾン美術館に

入り口に田中信太郎さんの石と木の彫刻が

ずいぶん前に、TVで彼のインタビュー見た時、病気で長く入院して、ようやく退院したとき。海辺から生命がよみがえるの感じて、制作したようなことおっしゃってたの思い出しました、、

金属 絵画 あらゆる素材使う人が石と木を、病み上がりに制作素材として選んだ、(彼のほうが選ばれたとも)少し考えるところがありますね~

ブランクシーも木彫だしてたね~

石は人間の誕生のお母さんやな、木はお兄さんやね  マア根源的つながりがるから、ストレスがない

僕はその意味でも、石や木とともに根源的な素材である、土の彫刻もこれから制作していきたいの

口から出まかせ書いてるけど、よく考えたら石が砕けて土になり そこから木が生えだから 家系図的には

石がおばあさん 土がお母さん 木がお姉さん  てな感じかも

奈良であるグループ展に大理石の小品だす予定にしてたの

搬入の1週間前に偶然パリジャンヌと話す機会があり、日本の木工に興味があり竹中道具博物館にもいかれたとか

予定変更、木彫しましょか、7日間だけど、嫁さんのgalleryの搬入手伝いや、京都に来年の展覧会の打ち合わせ、母親の病院付き添いなんかで4日間ほどしかない、マ、、ダメなら石を出しましょう

パリジャンヌからプレゼントされたオオガのポストカードを飾り、(なにせ このところ女性から物貰うことないから、スコシいじましいかも。)大きな音でスカとサルサとロックスタデーかけながら。頭を白紙状態に アハハ  ハクチじゃないよ、けどほとんど似たようなものね~

桜のブロックにアドリブで彫り込むの

何とか4日で完成

まあ出来はイマイチ

奈良のgallery勇齋  6月11日~23日まで

どうぞ遊びに来てくださいませ

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河野邸アートギャラリーで上田愛展始まります,6月8日~23日までです

2024-06-07 22:33:11 | 日記

河野邸は嫁さんがオーナー 僕は雑用なの

今日は明日から始まる上田愛さんの個展の搬入に、立ち会いました

女性の下着で構成された ソフトスカラプチャー なの

1歳半のお嬢さんも、一生懸命ママの手伝いえらいね~ ホント可愛いね~

そのかいあって、良い展示になりました、どうぞ遊びに来てくださいませ

明日は14時から無料コンサートあります よろしく!!

ビオラ  多田素子さん

フルート 中島優子さん

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日も河野邸アートギャラリーのお仕事ですな

2024-06-02 08:35:57 | 日記

僕は今、造形作家、木の器作家、河野邸アートギャラリーの裏方と。3つのお仕事してるの、この3番目の河野邸アートギャラリーがかなりエネルギーとられる、展覧会でお世話になった作家さんからの個展の案内などもいただくのですが、お付き合いが増えていくごとに案内も増えていくことになるのですが、当然ながらすべてを見に行くことは不可能となるのです、、スミマセンデス

昨日は11月に個展していただく。田中広幸さんの個展見に行こうと大阪の箕面にあるZONEさんに、田中さんの4時からトークがあるので、それを聞くのが楽しみで!!

田中さん静謐な世界観です

その前に 神戸にあるVague koubeに遊びに、いい空間やね~

什器なんかもいいな!!僕も河野邸のために手持ちでストックしてた、ブビンガの230×110センチ一枚板でテーブルを家具の詩人浦辻さんに頼んでいる、楽しみやな~浦辻靖弘さんは僕が知る限り、もっとも感覚のいい人の一人だ

カフェスペースで休憩しよう、一人なので気兼ねなく医者に健康上問題があるといわれてる、ワインとケーキなんか頼んで。

ケーキが来るのを待ってると、外国人の美人さんが横にすわりました、、

あちゃー 言葉出来んから話しかけられると嫌やな~なんて考えてたら、恐れてたのに話しかけられてきたので,何とかコミニケーションとってみたの、

パリジャンヌのクレアさん

パリから多治見に、陶芸手法を用いてプロダクトデザインの実験してるそう、2か月半の滞在のちょうど半分に当たる日に、初めての関西だとか、普段はドアのハンドルや、そのようなものデザインしてるのだそう、その後スイスに行くとか、、

画像も見せてくれた、陶板で押し付ける手法で制作のプレートの試作品、かっこいい!才能あるな~

クレアさんVAGUEの柳原さんのデザインした空間、フランスにも通ずるそうだと、僕がロマネスクの建築好きだな~なんて趣味が合う、ケーキもフランスの名前がついてるよ~なんて

ケーキを彼女に半分あげて僕はワイン、クレアさんはアイスコーヒーを、言葉ほとんどできないけど、スイスに行くならズントーの建物見ないと、とか、とかジョゼッペ ペノーレなんか好きな作家がかぶりすぎて、、それだけで僕もアートの国を超えた力実感することに、嫁さんのgalleryにも招待、でも来られる時間があるかな~メール交換したけどね

竹中道具博物館も行かれたようで、竹中で買ったポストカードをプレゼントしてくれた

大鋸を描いたフィリップ ワイズペッカーやないか!!

その時電車の中で時間つぶしに読むために僕が持っていた日本の素朴絵という本見せて、ゆがんだ遠近描写の面白さなどで盛り上がりましたです

面白いね~

今度お会い出来たら僕の木の器プレゼント御約束してなんか楽しいひと時でしたです

後日クレアさんがメールで送ってくれた彼女のプロダクト いま日本で制作してるもの

メールによると9月からピーターズントーのところで働くんやと。。。すごいな~僕の大好きな建築家はカーンとズントーなの

美人を前にニヤケまくってる言葉もできないワタクシ

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする