河野邸に置いてる法嶋二郎さんの椅子、凄く評判がいいのね~
ある美術館の学芸員なんか、展示作品そっちのけで、撫でまわしておりましたな
河野邸のボス うちの嫁さんが、椅子展しよう、と言い出したけど、僕はためらってたの。
クラフト 工芸は販売の結果出さないと。。。その自信がない。。何回も言われて半年以上生返事してたのですが、グループ展しましょかということに、11名の参加者です
鈴木健司 伊澤啓介 いとうりえ 法島二郎 浦辻靖弘 丁子恵美 瓜本悟士 中崎美幸 element-handwork 道北英治
佐古馨 豪華なメンバーですな~
DMこんなの 法島さんの椅子ですな
彼とは30年以上のお付き合い
法嶋さんはプロのジャズギタープレーヤー目指してたこともあり、今回の演奏会は法嶋さんの友人 近藤零さんバークリー卒のプロのベーシストの演奏会です!!!
法嶋さんもギター奥さんがミュージックソウ(鋸)で演奏してくれるとか!!たのしみやな~
これまた30年以上のお付き合い瓜本さんは ウリボッサという名前でボサノバのCD出されてる(salt&uribossa)彼にも、演奏してな~とお願いしておりますが、どうなるでしょうか。。。
実は法嶋さんの椅子を僕のインスタレーションに使わせてもらったことがあるの
25年ほど前 樹木をチューブ状にして音を聞く集音機にしたの そこに座って聞くための椅子として使わせていただいた、 手前のはシードボックス、種から苗が生え木が育つケースのイメージ
法嶋さんの椅子は形が楽器のようなデテールがあり、素晴らしくきれいなの
先日河野邸に来られた時 河野邸で5億円のamatiで演奏会したよというと。。演奏もだけど楽器見たかっな~なんて
また演奏に来てくださるのでその時はぜひ
僕も演奏はできないけど太鼓を制作して、金儲けしようと考えてたことがあつた、アトリエの近所にジャンベ演奏家がいて、そうだ!!ジャンベみたいなの作り太鼓好きに売りましょう!!そこで太鼓ずくりのため木工旋盤購入したけど、、ぜんぜん 機械のパワーもなく もちろん腕もなく断念 手彫りで数点作ったけど、中を彫る長い鑿、革を張る機械なんかもスクラップ利用して制作しましたな、、これがとんでもない肉体労働、数点作りギブアップ、まあアフリカ人の様な強靭な肉体がないと無理やね~
数点はジャンベ型でないオリジナルデザインだけど完成。ギニアのジャンベ奏者も驚くほどの出来。NHKの関西版のTVにも取り上げられ、僕も当時保育園児だった僕の娘も、近所のジャンベ演奏家も出演、収録後 美人アナウンサーが太鼓に合わせフリーダンスしたのは驚いたデスな~まあいい思い出かも、
今手元にあるのは2点
コンガヘッドのジャンベ型 アフリカの人体太鼓イメージしたもの、これは革張ってないのね~というか釘でとめるのが嫌になり、樹齢200年ほどの節も割れもない ミズメの一木造 くぎなど打つ気になれませんです 着色はアフリカ流で茶色の靴墨 内側に来日していたファマヅウ コナテさんというギニアのジャンベフォラにサインしてもらいましたです
こんな太鼓ずくりでお金儲けしようなんて、、、今、冷静になりかんがえると、ふつうではありえないよな
追い詰められて正常な判断力がうしなわれてたんやね~バイトに追われ時間も金もない、しかし何か作りたいが。。。お金も稼がなあかん、、半分ノイローゼやね
上の個展の時はキャンデー工場の夜勤のお仕事 特濃ミルクという飴、すこし ショッパかったのは僕の涙のせいです
法嶋さんと出会ったときは、町工場の鉄工所でドリルで穴あけ 屋根ふき職人のテモト、ビルの清掃なんか時間に融通のつくバイト転々と、、 もうお金様に友達になってもらえず、、それでも好きな遊びしてるからそれはそれで満足してたかな、どうかな?業の深さかな(芸術ではないの 遊びやで)自分の遊びの事しか頭にない、無責任な人生でした、マ、いい死に方せんでしょな
その後、太鼓作りのため買った旋盤で ウツワ作りなど、またその話はいつかいたします
それでは椅子展楽しみにしてくださいませ