木の器作りの日々

奈良の山の中で、自由気ままに、木工旋盤をつかい木の器作りしてます。

+1artでチャリテイ&オークション展出してます、11月25日~12月12日です

2020-11-27 09:50:26 | 日記

大阪のギャラリー +1artでチャリテイ&オークションに出してます、ドウゾPCからでも入札できますのでご覧くださいませ、

今日62歳になりました、モウ爺さんですな。。。爺さんの趣味というと盆栽というイメージがあるの、今年のはじめ盆栽展を見ました、偶然デンマークの画家ハンマースホイと同じところで開催されてたのでついでにという事です、すごい量を見てるうちに、だんだん僕が仙人かカラス天狗の様な気分で空から険しい深山を飛び回ってるような気分になってきたのを思い出します、そうですな今なら、ドローンなんかの映像も肉眼で見ることができない世界を見せてくれます、今回のチャリティー展のテーマは(見えない世界)、僕のは小動物や昆虫の目線になって肉眼では見ることの難しい世界を見てみようという単純な発想、

これがDMなの

こんな感じでギャラリーが用意した箱の中で展開するのね~

箱の中に木で作った小さな壺をいれ漆で中を固め花瓶にしました、箱の上に花を入れる穴を作りましたです、

肉眼でもよく見えるように拡大用のレンズをセットしました。

僕の器のお客様はステキなマダムが多いのですが(素敵な紳士ももちろんですけど)そのような素晴らしい方々が。虫眼鏡片手にピンセットで普段目につかないほどの花を探してるなんて、まるで、可愛らしいグリとグラにでもなった様ですてきじゃないですか!!

僕のは5000円から入札開始です!!売り上げの10パーセントは途上国の女子教育を支援するマララ基金に寄付されます!!

美術や芸術なんて人間だけがあれこれ苦労して捻り出してるような感じがあるけど、小さな虫が作ってる造形となんだか似てるな~

小檜山さんのトビケラの巣を撮影したものと、彫刻家土谷武さんの作品

土谷さんの作品タイトルは虫の領域、

考えてみると人間も宇宙の一部だから直結してるから何の不思議もないのね~

さて僕の箱状オブジェの花瓶を手に片隅の地面を探検してみてくださいませ!!!

 

 

 

 

 


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ローズウッドの器

2020-11-21 08:39:33 | 日記

先週の木曜の競り市で積みきれない材料がかなりあり、いつも木のことを教えていただいてる大阪の銘木屋さんのトラックに載せて運んでいただいた、スミマセン~ゴメイワクオカケシマシタ~その倉庫に引き取りに行き、ついでにローズウッドなど分けてもらったの、

ローズウッドといっても、たくさんの種類があるのね~名前は何だったかな~とりあえず、おとなしい木目のを選びました、杢が出てると高くてかえませんな~

シャムガキもあったから、今度それをもらいましょう

いつもなら丸鋸で乱暴に直線的に木取りするのですが今回はジグソーで丁寧に、思うとこがあり、切り離した端材も使おうかと

奇麗ですな~

小さな端材で指輪など作ることに

こんな部材が取れました

右のものはオリジナルの爪を削り内径15.5ミリから押し広げることのできるチャックを作りました

僕の指は20ミリですな、これはドリルで開けるの

太いですな~

こんな感じかな~

マ、ナントナク作ってしまいましたです、

今回お世話になった大阪の江坂、(江坂の駅のすぐ近くですtel06-6385-2908)三谷工務店さん,国産、外材、すごい種類の銘木があります、一枚からでもOKです!ギターなどの材のローズお探しの方は一度訪ねて見られたらいかがでしょうか

 

 

 


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土曜の朝の営業写真など

2020-11-14 08:59:48 | 日記

ブログもお仕事なのですが、なかなかめんどくさいの、そこでFM聞きながら、あれこれ無理に書いてるという事

さて生木挽の面白さは、乾燥に伴う変形ですな、、生木といっても半生が引きやすい、大生はサンドペーパー掛けするとき、すぐ目詰まりするからね~

一月前に挽いた楓、よくひずんだな~

あとひと月ぐらい置いておきます、完全に変形が終わると高台を直して座りをよくするために平面を出すの

高台を直すとこんな感じになります

という事でした

 

 

 

 

 


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土曜の朝のラジオ聞きながらあれこれと、考えてます

2020-11-07 10:06:05 | 日記

来週までに、チャリティー展の作品作らないとならず、時間ギリギリですな、今から作るつもり

お題が「見えない世界」僕はいつも造形美術の場合さほど言葉や観念は必要性がない、まるでカンボジヤのポルポト派みたいな発展性のないこと主張してるのですが、、まあ本人もそれはよくわかってるので、チンピラの、跳ね返りの世界ですな、許してくださいね~そういえば、やくざ映画の悪名という映画で八尾の浅吉が、男気で遊郭から遊女を助け出し、のちに自分が遊郭の元締めなんかする立場におちいってしまうするという、アハハ所詮、駄々こねは、気持ちがいいけどあくまで一人で完結する世界ですな~、世界を変える力はないといえる

その点 木の器や花器は観念なんてややこしいのは無関係の世界なの。。アハハ全然頭なんて使うことがないな!

さて日ごろ使わない頭でかんがえてみると、 当然肉眼では小さいものや、大きなものは見ることができないわけで、その狭い範囲で見えてる世界があるわけ、それ以外のあとは、見えない世界といえますな、

さて見えない世界を考えるのに、いきなり抽象的な精神的世界に行くのは、ポルポト派としては少し嫌なわけ

そこでクイズです

これは何かわかりますか、答えは僕の花器の部分です

見える世界と見えない世界のグレーゾーンを写真で表現した不思議な眼球を持った人たちがいる

karl blossfeldtや小檜山賢二さん数ミリから数センチの肉眼では見えても、実際よくわからない世界を写真で見せてくれた、、このように見える世界のグレーゾーンを見つめることで、見えない世界の扉が開くこともかもしれないな

小檜山さんはキャノンd1やニコンd700なんて普通のカメラで撮影され後でピントのあった部分を構成するという手法

 

僕も105ミリマクロと接写リングで遊んでみました

さて今日の営業写真

漆塗り花器

さてチャリティー展どんなのにしようか。。。悩むな


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