木の器作りの日々

奈良の山の中で、自由気ままに、木工旋盤をつかい木の器作りしてます。

ウラン堂に行って来ました

2013-03-31 22:56:17 | 日記

今日はウラン堂の3人展に店番、夙川の駅から櫻の満開のなかブラブラと歩いて苦楽園まで、

綺麗ですね~花見で宴会なんていいですね~わくわくするな!!

ウラン堂さんが花見の宴会と無縁の私に気をきかせて、お花見弁当?ご馳走してくださいました!!おいしいな~!苦楽園、ミシュラン星店「はた田」さんのお弁当

はた田様、櫻のリム皿のことでスコシ興味もってくださつてるとのこと、また具体的なことを、ご相談できれば幸いです。

美女と食べたいな!大岡信さんが昔の和歌の世界紹介シテル本で(今様、梁塵秘抄なんか)、なんとも豊かなエピキュリアンな世界かいてました。これこそさほど宗教に縛られなかった日本人の宇宙観の世界、現在の花見の中にもその断片の古層がでてるんでしょうね~。

三人展の永尾さんとは、私が奈良天理の「正暦寺」というカエデで有名な寺の、お坊さんに頼まれ、その寺の倒れたカエデでウツワをつくり、展示したことがありました。その時拝観にこられていたのが永尾さん夫妻。その時からチョクチョクお会いしてます。(私自身は、無宗教主義なのですけど)

元工業デザイナー照明器具など、退職後に職業訓練校で木工勉強されて悠々自適奥様は月ヶ瀬で「カフェ 猫パン」されておられます。

昔の癖で照明器具など、壁にかかってるのはカッテングボード(まな板)

ヤマボウシの村井さんとは30年近い付き合い、まあその間10年以上連絡なかったですが、私の自宅と仕事場の中間地点にお店ひらいてから、チョクチョクお邪魔してます。

その昔陶芸していて、今回は私がムリヤリ昔の焼き物だしてもらいました、いかがでしょうか?悪くないと思うんですけど。。。。

こんなのですが。

いまは「骨董坂田」の坂田さんの世界に憧れ、ガラクタ道まっしぐら

まあ色気のない殺伐としたオヤジ達の展覧会、でも周りは櫻の満開状態 ドウゾ見に来てくださいませ!

 


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気長にゆっくりと。

2013-03-29 20:55:24 | 日記

昨日挽いたウツワたち。一つはトレイ、これは3年間自然乾燥させた材を、粗挽きしました、これから、このひと夏乾燥させてユガミを見よう。布団乾燥機にも数回かけようか。トレイはやはり接地面が広いので木が狂わないよう気を使います。

裏のデッパリは機械のつかみしろに、ほかの木を貼り付けてます、あとで削り落とすと平らに、トレイのような「べた底」の時はすこし手間ですがよくやります。

この材は私の娘が、中学入試のときの12月に仕入れました、それがもうこの4月から高校。。。中高一貫なのでマッタク勉強せずでもスンナリ高校生になれました。(娘もナントカそれほどゆがまずに?3年間過ぎました、)                                                          ほんと気の長い話です、でも普通の職人さんにとっては、あたりまえ。アチラはもっと時間かけてるんですけど、まあコチラはイロイロ手探りで。

ここから職人さんが怒り、怒る、生挽き作業に。アサダの大生挽きに

アサダは強靭なので、かなり薄くしてしまいます、つい調子に乗ってリム周り1ミリほどの厚みに、これは薄すぎ!、もったいないけど厚み3ミリほどまでなるように小さくしました。アサダさんごめんね~

やりすぎ!これぐらいが実用限界の薄さ木目きれいやな~。ほれぼれします

一日たった今日

アサダのウツワすでにゆがんできてます。。ハヤクカラ世間に出されて、グレルるんですね~ごめんね~。

これも昨日に挽いたミズメのうつわ、これも不良少年に

でもお行儀いい子も、悪がきもそれぞれ元は同じなので、ミンナいいとこありますよ。

まんなかスコシ色がリング状に濃いのわかりますか?ここはまだ湿ってるんです。

 

 


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お探しの方には保存版です

2013-03-27 21:40:43 | 日記

今日、滋賀県から「KIJIME工房」の飯塚忍さんと生徒さんのSさんがきてくださいました。飯塚さん和式ロクロと西洋センバンの両方に精通されてる職人さん、ハッキリ名人といえます、木工センバンの教室もされてます。数年前私も一日だけ教室にお邪魔しました(なのでもと生徒ということですね)、スゴク勉強になりました。このブログ私のウツワの購入してくださる方に向けて書いているのですが、自分でも始めようなんて考えてる、私のライバル候補のコマッタ方。飯塚さんに教えてもらうのが一番近道です。「キジメ通信」というHPのブログで調べてみてね。

私の工房で、後ろはSさん今度一緒に材木買いに行こうと!!顔は写さないでと飯塚さん、女性の生徒の行列ができるとこまるということか!?

その後3人で奈良 帯解(オビトケ)の「山崎木工」に、2代つずいた挽き物屋さん、ここもまたハッキリ名人です。

以前、「椅子の脚挽いてくれ」と友人に頼まれたのですがメンドウなので、山崎さん紹介しました。さすがに完璧な仕事と友人が感激してました。現在のご主人、職人さんにありがちな、コワイ偏屈な方と違い、とてもにこやかで親切、どなたにでも丁寧に対応してくださいます。帯解寺の直ぐ横

もしプロ、アマ関わらず棒加工探されてる方、一度相談にいかれたらどうでしょう!?自分だけのこだわりのソバのメンボウなんかいいですよね~太鼓の撥なんかも

やはり顔写さないでなんて。みんな恥ずかしがりです。

5メーター近い棒も挽けるところはそんなにないです。平城宮の柱も挽いたとか。

向かって右の4本目、こんなカーブの物もOK、ただジグ(金具)をつくるため2~4本ならトンデモナクたかくつきます。まっすぐの物なら1本からでも!

 


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なんか迫力ありますね~

2013-03-25 19:52:14 | 日記

今日の朝、木工家 I さんからTELあり。岐阜の材木買出しに付き合ってくれとのこと。私が紹介したところなので、気をつかってるのでしょうかね。まあセリ市と違いますし、分けてくださるBさんも忙しい方なので、I さん安く仕入れたいのはわかるけど、Bさんへ明確に必要な材と予算説明したらとアドバイス、いろいろ無駄なエネルギー使うのはお互い時間の無駄ですね~。

I さんの作業場でヘンナ感じの木見つけました。瘤のカエデ、迫力ありますね~!I さんから譲ってもらいました。昔のバブル期に玄関に飾ってありそうなモノ、一見すると下品とか下手なんていう人もいるけど、それでは失礼な話。よくみてね~

完全に乾いてるな~おまけにべっとりニスまで、

ソウソウ 鬼海広雄さんの写真集「ぺるそな」の肖像写真みたい、

これは風景写真、でもどこか過剰な視線をかんじるです。

 


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昨日、「里山百貨店」始まりました。

2013-03-24 22:22:50 | 日記

西宮の苦楽園で3人展「里山百貨店」始まりました。なかなか十分にお客様にDMも出しきれてないのですが、まだ一月の期間があるので書かねば!

なんかちょつと値段が高いものが多いので期間中に白木つくりのオサラも追加しようかな~

オープニングはギャラリーのリトウ リンダさんの友人や今回の3人の知り合いなどで盛り上がりました、みなさまありがとうございました。

 


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