木の器作りの日々

奈良の山の中で、自由気ままに、木工旋盤をつかい木の器作りしてます。

器も作りましょう、お金儲けですな

2022-08-26 01:08:08 | 日記

先週から小さな石彫を作ってます、僕はほとんど具象的イメージは作らないのですが、トカゲの妖怪みたいなの作ろうかな~なんて、下絵もなく彫りはじめるから、サテどうなるか?それが面白い。昔読んだ心理学の入門書みたいなので、自分自身で自らを心理分析するのは不可能なこと、だそうだ、自分の頭の髪の毛を引っ張って持ち上げることが無理なように、そうなると、要するに自分では自己イメージは永遠にしりえないの~また他人から僕がどう見られてるかも人の頭の中だから、シリヨウガナイノ。。世界で勉強した人や、僕の知らない世界、分野で活躍してる人に会いお話させていただくと、僕はなんて、何にも知らないのだろうかと、絶望感に似た気持ちに陥るの、でも一番知りえない領域は自分自身のような気がする、いきなり何もない塊にアドリブで彫りだすと、これは、自身の内面に錘を垂らさないといけないわけ、なんやら少し自分の内面が感じられる気がして、でも大海原に錘を垂らすようなものだから所詮知れてるけど、マ、それが癖になるのですな!

トカゲでなくて馬か鳥の頭みたいになったな。。。何やらチマチマして、、イマイチやね~イタリアの白大理石、ノミ跡の白い星もどうにか出さず、でもくぼんだ所は苦労するな~

真ん中のデッパッタ帯の部分をギザギザの鋸の刃ようにすべいかと考えたけど、荒くノミで表情つけて,端をハンマーで崩すかと、やりだしたら急に大粒の雨が、、もうやめですな、当分、このピースは触りたくない、垣間見た自分の姿に嫌気がさしたということか、別のものを今度は抽象的形態でしましょう、

サテ、天気もイマイチ、それじゃ器も作りましょ、この前、古民家ギャラリーで道北さんと一緒に昼めし食べた時、コストコでお寿司買って、プラスチックパツクまま直接食べてると、木のお皿お客様用に欲しいな、など嫁さんが言うので、それでも作るかな

2012年10月の材料だから、ほぼ10年寝かせてたミズメですな

コストコはとんでもない量なので、直径42センチ、これくらいの大きさでピッタリなの、杢が綺麗ね~ギャラリーで使わないで高く売りましょかなんて、ムクムクとセコイ考えが浮かんでくる、人は僕のことどう見えてるのかな~佐古君(サコ)でなくセコクンかもね~

まあでも、こんな気楽なことできてることは、ホントありがたいことです

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お盆も終わりました、そろそろ涼しくならないかな~

2022-08-21 08:57:55 | 日記

僕の娘が九州に住んでるのですが、今度のお盆に帰ってきたときオボンなど持って帰らせようかと、久しぶり作りかけました、ところがコロナでかえってこないことに、そんなことで急にめんどくさくなり3枚でやめです、オボンは作るの苦手なのね~職人みたいにピシッと軽く作れないからあまり売れないしね~

僕はお茶わんや湯飲みなど運ぶためというより、畳の上で直接おいて晩酌の時に使うようにしてるの、なので重くてもいいかな~なんて居直っていますです

ブラックウオールナットの杢が出たので3枚作りましたが,ホントに内側の作りが難しいな~モウイヤてな気になるの

木取りできる最大の大きさで作ったからバラバラ、上から、小、中、大なの 直径40,43,46、センチ 杢が綺麗でしょ、どうせなら拭き漆し高くうりましょね!アハハ、とにかくお金が要るのですな!!

 

僕が運ぶときにいいな~と、よく作るオボンの形、持ちやすくて形も面白いのでこれは気に入ってるの、作っていても面白いですね~

娘には山桜か樺なんて考えてたので、粗木取りしたのが10枚ほど作ったから、また気が向いたら作りますかね、

乾燥材でも6年以上乾かしたのから作ろうと、いろいろ探してたら、すっかり忘れてた材なども見つけました、これは鹿子の木 カゴノキ、クスノキ科ですな、春日大社の原始林によく生育しています、

これも杢が綺麗だな拭き漆して、お金持ちのマダムに高く売りましょね!!

取らぬマダムの盆算用、の心和むひと時でした、

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月16日から21まで台湾日本陶芸、写真展が河野邸アートギャラリーで始まります

2022-08-16 05:30:23 | 日記

嫁さんの河野邸アートギャラリーで今日から台湾日本陶芸、写真展が始まります

今回は台湾日本友好協会のような団体がギャラリーを借りてくださりました

3人展です

台湾の陶芸家陳金旺さん

日本の陶芸家 西山光太さん

台湾の写真家 蔡 hungjien tsaiさん (すみません。。。お名前の漢字が出てこなくて失礼します)

河野邸アートギャラリーのHPでお確かめくださいませ

5月に全く手探りで始めた古民家ギャラリー今回は借りていただきましたが、今期2023年4月までの企画展の予定は以下の感じです、よろしくお願いいたします!!

10月 道北英二彫刻展 石彫 ブロンズ

11月 リトウリンダ アートワーク

12月 新名 安奈 写真

1月  清宮大介 浦辻靖弘 石彫 家具的オブジェ

2月  小宮さえこ イラスト 

3月  山中嘉一  2013年に亡くなられた山中さんの回顧展です

4月  栩山孝   ミクスドメデア

となっております、何分素人運営なので至らないところがあるかと思いますがよろしくお願いいたします

嫁さんの仕事柄、会期中に、クラシックの室内楽の演奏会をそれぞれ考えております、道北さんの時はフルートとオーボエとハープなど3人編成で

リンダさんはご自身でブルース音楽のプロジュースされるほどのブルースマニアだから、どうなるかな~今度、兵庫県の原田の森美術館で大きな個展があるので作品の印刷をやり直してるのをお借りするのですが、僕が衝撃を受けた阪神淡路大震災の時ご自身が怪我されてへたすると足を切断かという状況で、やむにやまれぬ思いで病院を抜け出し作られたダブルパーソナルのシリーズそれを中心にお願いしてるの、

山中嘉一さんは僕が美術を始めたころでも(27歳くらいのころね~)、気楽にお話しくださって、作品の繊細なマチエールそのままのお人柄でした、偶然チェリストの娘さんと嫁さんが友達で、その子息はドイツで指揮者しておられるので、やはり弦楽器かな!!

僕はアフリカ音楽が好きなので、これは展覧会に関係なくアフリカ音楽のイベントしたいな~なんて考えておりますです!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑くてバテバテですな、久々に石など彫りましょうね~

2022-08-11 15:35:57 | 日記

来年の2月に展示を予定して預かってるダイチャンの石彫を見てたら、僕も凄く作りたくなり2万近くも出してフアン付きのベストを買い野外で作業です、念のため脱水症状防止でビール片手で始めました、

ホントに暑いな~

今回はオセアニア美術の本から何かお題をもらおうかと思ったけど、彼らの作品から取るのはどうもピンとこないな~バッタモンになりそうな気がする

そんなわけで現地の人物の写真から、こんな威厳のある顔付きは今の日本人にはあまりいない、情けないけど安倍のおっさんのようなゲスな卑しいのが多いのね~

人物像的な漠然としたイメージで、まあ初めからデザインを決めずに、彫りながら煮詰めるので時間がかかりましたです、一つどうにか仕上げたらまた、別のイメージが作りたくなって来ました、今度はビアンコでリンガだね!!彫刻はホント面白いね!!

トラバーチンの石彫 タイトルはYOUKAIですかね

裏側はいまいち,うまくいかなかったな~マ、いいじゃない

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする