先週から小さな石彫を作ってます、僕はほとんど具象的イメージは作らないのですが、トカゲの妖怪みたいなの作ろうかな~なんて、下絵もなく彫りはじめるから、サテどうなるか?それが面白い。昔読んだ心理学の入門書みたいなので、自分自身で自らを心理分析するのは不可能なこと、だそうだ、自分の頭の髪の毛を引っ張って持ち上げることが無理なように、そうなると、要するに自分では自己イメージは永遠にしりえないの~また他人から僕がどう見られてるかも人の頭の中だから、シリヨウガナイノ。。世界で勉強した人や、僕の知らない世界、分野で活躍してる人に会いお話させていただくと、僕はなんて、何にも知らないのだろうかと、絶望感に似た気持ちに陥るの、でも一番知りえない領域は自分自身のような気がする、いきなり何もない塊にアドリブで彫りだすと、これは、自身の内面に錘を垂らさないといけないわけ、なんやら少し自分の内面が感じられる気がして、でも大海原に錘を垂らすようなものだから所詮知れてるけど、マ、それが癖になるのですな!
トカゲでなくて馬か鳥の頭みたいになったな。。。何やらチマチマして、、イマイチやね~イタリアの白大理石、ノミ跡の白い星もどうにか出さず、でもくぼんだ所は苦労するな~
真ん中のデッパッタ帯の部分をギザギザの鋸の刃ようにすべいかと考えたけど、荒くノミで表情つけて,端をハンマーで崩すかと、やりだしたら急に大粒の雨が、、もうやめですな、当分、このピースは触りたくない、垣間見た自分の姿に嫌気がさしたということか、別のものを今度は抽象的形態でしましょう、
サテ、天気もイマイチ、それじゃ器も作りましょ、この前、古民家ギャラリーで道北さんと一緒に昼めし食べた時、コストコでお寿司買って、プラスチックパツクまま直接食べてると、木のお皿お客様用に欲しいな、など嫁さんが言うので、それでも作るかな
2012年10月の材料だから、ほぼ10年寝かせてたミズメですな
コストコはとんでもない量なので、直径42センチ、これくらいの大きさでピッタリなの、杢が綺麗ね~ギャラリーで使わないで高く売りましょかなんて、ムクムクとセコイ考えが浮かんでくる、人は僕のことどう見えてるのかな~佐古君(サコ)でなくセコクンかもね~
まあでも、こんな気楽なことできてることは、ホントありがたいことです