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気の広場

気の世界あれこれ・・・
  日常雑感あれこれ・・・

父親の威厳 ・・・ 1.情けない話

2011-02-26 05:30:59 | Weblog
さいきんは 父がいてもいなくても

リビングルームの雰囲気が少しも変わらないような家庭が

  ふえているようですが ・・・ 情けない話です。


おそらく 母と子が家庭を支配しているだけでなく

  父親そのものが生活落伍者(アウトサイダー)なのでしょう。

そんな家庭に育った子どもは

  一生 父の思い出をもつことができないと思います。



父というものは ただそこにあるだけで

  家族に緊張感を与える威厳がなくてはなりません。

父には 父らしい威厳が必要です。


咳ばらい一つにも 何事かを予測させる響きをもつ力が

  父には 備わっていなくてはならない。

威ばり散らせというのではありません。

そんな無用のサービスをする暇はないでしょう。



自然な威厳 「威あって猛(たけ)からざる」

  父の生理と気質に根ざした働きが必要なのです。




* 2010.11  東ブータンで





父の誇り ・・・ 一本の道

2011-02-26 04:38:14 | Weblog
どの父も かならず一芸に秀でているものです。


ほかのことは不器用でも

  何か一つ 他人を寄せつけないものがある。

それが 父の職業の誇りです。



父はけっして 多芸である必要はない。

一途に ・・・ 一本の道を進めばよい。


そこに 母や子が惚れこむのです。



なにひとつ専門をもたない父では 惚れようがありません。




* 2010.11  東ブータンで





父親の心 ・・・ 開拓者の意気

2011-02-26 04:36:46 | Weblog
このひろい人生には 損も得もある。


だが 利害の観念を離れて

  開拓者の意気そのものに満足したいのが ・・・ 父親の心です。



人類の歴史は 失敗のつみ重ねです。

どんな不安や危険があっても それが当たり前のことなのです。



先人たちは 今日の文明分化を築くために

  人参一本にさえ 毒か 薬か

  ・・・ 生命を的に開拓してくれたのではないか。




* 2010.11  東ブータンで