舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

「トンネルぬけて」覚え書き

2013-09-04 00:31:49 | 客演



つるた薫&木室陽一:作品「トンネルぬけて」


UAの歌う「トンネルぬけて」の始まりに、40秒ほどの街の雑踏の音を加えました。



下手から手をつないで登場して、センターあたりで離して止まる。

て、所までが、いわゆる「型付け」として決めた事。

そこから先は、タイミングも、動きも、生まれるがまま。
(単純に言うと「即興」です。)
ひとつの動きが次の動きを生み、
その動きの作った空間に、何か次のうごきが誘われる、といった作業。

いまこの瞬間に起きている事。
その事が導いてきた世界。
その世界にただひたすら居る。
みたいなコトを目指していると、

次第に、
自然と、
作品の風景が見えてくる。


そんなダンスに取り組みました。


終わっても、まだよくわからない所はあります。

例えば、

このダンスは、何処に、何に、誰に、届けられていたのか

とかね。
いや、確かに、踊ってた時はそれがあったのだろうけど、
なにせ夢中だったので、
チャンとは覚えてなかったりするようで。


でも、そうした、理性をとっぱらった境地を。そこを目指してたりもするので、
わからなかったコトは、次への糧として、
また踊ろう。



と、思えるので、
よしとします。

つるた薫さん、修行のようなリハーサルにお付き合いいただき、ありがとうございました!

そして、会場にお越しいただいた皆様、
今回のご縁をつなげていただいた方々に、

感謝~!



2013年8月31日(土)
ダンス芸術祭2013
主催:ダンス芸術祭実行委員会
(鶴田薫・加藤文子・里旺)
福岡市立西市民センターホール にて
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