ケイタケイ公演を明けた次の日。
東京の条件の企画。
POTALIVE都内全コースを歩き直します「プロジェクトアートへの道」にゲスト参加してきました。
2003年に始まったPOTALIVEから、実にいろんなアート作品が展開。
その源流を振り返る、という企画。
「ヒナ」
2006年初演。
世田谷編・成城学園前集合
おぼろげな印象しか残っていなかったが、
竿をもち、その場に立つと、少しずつ蘇る動きの感覚。
いまの自分の身体ならば、より深く動けるはず。
再演の機会があれば、ぜひ応じたい作品。
「暮」
2003年初演。
吉祥寺編・吉祥寺駅集合
失われゆく団地の中での作品。
本当に失われてしまい、新たな建物に替わられて、再演は不可能。
かろうじて残る桜の木などから、ほのかに当時の風景が香る。
POTALIVE初期の作品だったので、動きも未熟で、ほとんど思い出せない。
当時未解決で悩んでいた問題は、いま思い返しても、やはり未解決。
そもそもそんな問題を設定する事が未熟ゆえ、なのだとも。
「断」
2004年初演。
吉祥寺編・吉祥寺駅集合
実際には、女性2人の出演者を伴うので、ネガティブな様だけでなく、はかない感傷とのアンサンブル作品。
お客様に開いて踊るのか、街に対して踊るのか、
いまだに腑に落ちてないと、自身を省みる。
街は変化しているのに、作品はまだ成立している。
POTALIVEの中でも人気の作品。
再演の可能性あり。
惑う自分は、よりしっかり立てるのか。
そうして、終了した会のあと、
そこで起きた事柄を、歴史の記録に留める作業が必要だとの話しに。
ゆえに、「批評」へと、試みは繋がる。
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