
4月になったので、さすがにもう凍ることはないだろうと、女房の愛車のタイヤ交換をした。11月に交換してから、約5ヵ月の長い冬が終わった。
女房の愛車はダイハツタントだが、車いすを使用している義母専用のため、後席が車いす仕様となっている。そのため、ジャッキなどの工具は運転席の後ろの床下に収容されている。
はじめはこの場所がわからず、探しても見つからないので取扱説明書を熟読してようやくわかった。スペアタイヤは積んでいないので、パンク修理キットが積まれていた。
まず、夏タイヤに記しておいた交換位置に従いタイヤを配置。それからサイドブレーキを確認してジャッキアップ。
このスタッドレスタイヤは、前に乗っていたムーブのものなので、タントの純正タイヤより一回り小さい。ムーブは135/80R13だったが、タントは155/65R14だ。整備工場に勤める友人が「大丈夫ですよ」といってくれたので、そのまま使用しているが、厳密にはスピードメータとかが正しく指示していないのかもしれない。
外した時にスリップサインを見てみたが、まだ1㎜ほどあったので、あと1シーズン使えるかもしれない。女房が昨年の秋取り換える際に、「4シーズン目だけどまだ大丈夫かしら」と聞くので「履いてみて滑るようなら新しいものを買えばいいよ」と答えたが、その後滑って困るとは言わなかったので、多分大丈夫だったのだろう。
タイヤを交換し、ボルトを軽く締めたらジャッキを外し、トルクレンチを使って増し締めする。トルクレンチは103N・mに合わせてある。
このタイヤは女房がガソリンスタンドで交換したが、ブリジストンのREGNOだ。以前は中古車屋がサービスで付けてくれたインドネシア製のタイヤを履いていたが、「タイヤが減ってきているので交換した方がいいですよ」とガソリンスタンドの店員に言われ、「じゃあお願いします」と言ったらしい。
ガソリンスタンドでタイヤを交換するなんて、旅行の途中でパンクしてどうしようもなかったとか、よほどのことがなければ私ならしない。
女房の車のことには私は口を出さないことにしているので、「もっと安いタイヤはいっぱいあるのに、どうしてよりによってこんな高級タイヤを付けたの?」と聞いたみた。
タイヤのグレードのことなんか何も知らない女房は、「だって、今履いているタイヤより性能がいいですよ、と勧めてくれたから」と答えた。
そりゃあ、輸入タイヤより国産の方が性能は良いに違いないが、REGNOを普段使いのタントに履かせるのは、何も知らない消費者にバカ高いものを買わせる詐欺商法ではないかと思ったが、ウソではないのでそれ以上は言わなかった。
それに、私のSUVのタイヤに比べれば軽自動車のタイヤなんて安いものだ。日本中で軽自動車が売れている理由は、性能もさることながら、維持費の安さだと思う。
ボルトを締め終わると、ホイールキャップをしてタイヤ交換は終わった。時間にして1時間足らずだ。整備工場では2200円で交換してくれるが、タイヤを持ち込んだりする手間を考えると、家でやる方がよっぽど簡単だ。
タイヤに比べてホイールがあまりにみすぼらしかったので、今度は素敵なアルミホイルに取り換えるよう女房に勧めてみようかと思った。
東北にもようやく春がやってきたようですね。
我が家のEK-ワゴンは2月下旬に実施した6か月点検に合わせて冬タイヤから
夏タイヤに交換してもらいました。3か月間使用しましたが結局雪道を走行
することはありませんでした。
ところで最近の車はパンクすることが少なくなったため、自動車メーカーは
スペアタイヤを積まなくなりました。重量のかさむスペアタイヤより軽量な
パンク応急修理キットを積載したほうが燃費が良くなるというためです。
ただ、このキットはタイヤのサイドウオールのカットには使えませんし、仮に一度薬液を注入してしまうと、パンク修理ができなくなってしまいます。
我が家のiQにもこのキットがありますが、長男にはこれを使うときは最後の手段の時といってあります。
パンクしてしまったときは、①タイヤショップまでゆっくり自走する、②JAFを呼んでタイヤショップまでレッカーしてもらう、➂スペアタイヤをパンクに備えて荷室に固定して積んでおく、でしょうか。
私もガソリンスタンドはガソリンを入れるだけのところと思っていますのでオイル交換、タイヤ交換はそれぞれの専門店にお願いしています。
以上、老婆心ながら。
コメントありがとうございました。
私の以前乗っていたトヨタアイシスは20万km走ってパンクしたのは1回でした。古い車だったのでスペアタイヤを積んでいましたが、そのタイヤは新車時のものでその時履いていたタイヤとは異なっていたことと、パンクしたのがサイドウォールで修理できないと言われましたので、結局新しいタイヤを購入する羽目になりました。
自動車の車体価格からすると、タイヤの価格は最重要部品としては安価で、スペアタイヤの環境への負荷から考えると、パンクしたら買い直せというのが正論かもしれません。
すると、貴兄の言われるように、パンク修理キットはロードサービスを呼べない時の最終手段と思うのが妥当ですね。
パンクの確率からいうと、ドライバーに啓蒙するのも難しいと思われますので、キットに使った時のデメリットを大書すべきでしょうね。
タイヤの銘柄に困ったらREGNOだね。
と言われてましたが、軽自動車専用の
REGNOもあるので、少し値が張ります
が選択としてはありと思います。
私はずっとブリジストン派でしたが、
モビリオのPLAYZが3年でサイドにヒビが
入り、交換必要となりましたので、アドバン
フレバにする予定です。
PLAYZだと10万オーバーですが、8万くら
いで済みそうなので、ヨコハマタイヤお勧め
です。
コメントありがとうございました。
ブリジストン、ヨコハマ、ダンロップの性能差はほとんどないんでしょうね。となると、どれを選ぶかは、どんな付加価値を求めるかでしょうね。
付加価値としては、スポーツ性能、静粛性や燃費などがありますが、一日中乗らない限りどれも大した差ではないでしょうね。
女房の車がREGNOを履いたのは、明らかに過剰品質だと思います。60km/h以上出さない車は中華タイヤでも履いておけ、と言いたくなります。
タイヤのひびは、オゾンによるものなので直射日光を避けるとか車の保管状態の影響が大きいと思います。