
1月になると、イチゴの便りが房総から届く。房総だけではなく、伊豆半島や静岡でもイチゴ狩りはできるが、私が食べ比べた結果では、房総のイチゴがいちばん食べ応えがあるようである。
私も以前は、イチゴは高価なもの、という思いこみで、わざわざ出かけて食べようとは思わなかった。しかし、ツーリングクラブに入った時、リーダーがイチゴ、イチゴ、と大変な入れ込みようであったので、誘われて出かけてから、春といえばイチゴ!と思うほど病みつきになった。
千葉でも、特に成東町のイチゴが有名であり、成東を通るR126を別名ストロベリー街道と呼ぶほどである。
しかし今回は、他の場所はどうなのだろうという興味と、全通した館山道を走ってみたいという2点から、館山イチゴ狩りセンターに出かけることにした。
集合は館山道市原SAである。大寒間近の時期にもかかわらず、バイクはたくさん集まっていた。

私たちのグループは市原に5台集まるはずだったが、トラブルのため3台となった。うち2台がFZXである。今回のコースは館山道を終点の富浦ICまで走り、野島崎を経て黒潮ラインを走り、鴨川でサザエを食するというものである。
館山道は、君津ICと富津中央IC間が昨年の7月に開通して、ようやくその名の通り、館山までノンストップで行けるようになった。並走するR127号は海辺を走るいい道だが、海岸特有の狭い道幅とトンネルのため渋滞することが多く、館山は遠く感じられていた。
君津から先は対面通行となるが、4車線のりっぱな高速道は必要ない。途中にある君津Pでアクアラインを通ってくる横浜・埼玉組の2台と合流し、総勢5台となった。
今回のメンバーで、ハンドルカバーをつけているのは私だけだった。みんな外見を気にするのだろうか。グリップヒーターをつけているのは、私ともう一台、ハーレーであった。
冬の寒さは、指先がちぎれるほどの厳しさでバイク乗りを襲う。せめてハンドルカバーをするべきだと思う。バイクは忍耐して乗るべきものではない。今朝の気温は0℃。市原で5℃だった。

途中、ハイウェイオアシス富楽里(ふらり)で暖を取る。ここの売店は房総の海産物を使った惣菜が有名であり、たこの唐揚げをおやつに食べた。
館山に入ると沿道に菜の花が咲き、一足早い春の世界である。イチゴ園は、大きな看板で案内があり、すぐわかった。受付で1400円也を払い、へた入れと練乳を受け取って、いざ戦闘開始である。

成東は30分と制限があるが、ここは「時間制限はありません」とおおらかである。でも、15分も食べると満腹となり、いやがおうでも戦闘終了である。真っ赤に熟した大粒の「とちおとめ」を4~50個は食べたろうか。
ハウスを後にし、野島崎灯台に向かう。灯台の入口のロータリーの食堂では昼食時ということで、客引きが声を大にしていたが、まだ、満腹なので残念ながら素通りである。
昨年の春にも来たが、灯台に隣接する厳島神社の存在には気づかなかった。神社の一角にみごとな男の一物がまつられていたが、神社にはそぐわないような気がした。
灯台の見学は有料(200円)だったので、中には入らず記念撮影だけして出発する。海岸沿いのフラワーラインは、その名の通り、いままさにストックやキンセンカ、ポピーが満開で、「花摘みできます」の看板が立ち並ぶ。
しかし、どの農園も広さがそれほどではないので、北海道の富良野のような感動はない。農協が音頭を取って、一面の花畑にすればもっとインパクトがあるのではないかと思った。
海は穏やかで、黒々としている。九十九里の砂浜とはちがった美しさだ。鴨川まで、約30kmのシーサイドツーリングである。

途中、道の駅が何カ所かあったが、日が落ちると気温がぐっと下がるので、早く解散できるよう先を急いだ。鴨川の駅を目当てに行くと、パトカーや白バイ、ガードマンに会った。聞けば、SLが外房線を試走するそうである。次週が本番だそうだが、鉄道マニアが結構集まっているようだ。
目的の店はすぐ見つかり、SL通過まであと15分というタイミングであったが、店に入ることにした。しかし店は、夕方予約客があり、その仕込みのためというわけで、のれんを下ろしており、あきらめかけたが、5名ならということで入れてもらった。
それぞれに、サザエ丼やら刺身定食やらを注文し、外房ならではの海の幸に舌鼓を打った。私が注文したのは磯料理定食で、大きなハマグリとサザエ、ふきのとうの天ぷらまでついた豪華版だったが、値段は1900円と良心的であった。

店を出て、鴨川有料道路を経由し、久留里街道(R410号)をのんびり走って、木更津東ICをめざす。途中のコンビニで小休止後解散と考えたが、お互いのバイクについている装備やら、バイク購入の苦労話やらをネタに話が尽きない。
早めの解散と思いつつ、結局5時になり寒さを感じ始めてようやく解散となった。私は下道で、他のメンバーはアクアラインや東関道を通って帰途についた。
本日の走行距離310km。
私も以前は、イチゴは高価なもの、という思いこみで、わざわざ出かけて食べようとは思わなかった。しかし、ツーリングクラブに入った時、リーダーがイチゴ、イチゴ、と大変な入れ込みようであったので、誘われて出かけてから、春といえばイチゴ!と思うほど病みつきになった。
千葉でも、特に成東町のイチゴが有名であり、成東を通るR126を別名ストロベリー街道と呼ぶほどである。
しかし今回は、他の場所はどうなのだろうという興味と、全通した館山道を走ってみたいという2点から、館山イチゴ狩りセンターに出かけることにした。
集合は館山道市原SAである。大寒間近の時期にもかかわらず、バイクはたくさん集まっていた。

私たちのグループは市原に5台集まるはずだったが、トラブルのため3台となった。うち2台がFZXである。今回のコースは館山道を終点の富浦ICまで走り、野島崎を経て黒潮ラインを走り、鴨川でサザエを食するというものである。
館山道は、君津ICと富津中央IC間が昨年の7月に開通して、ようやくその名の通り、館山までノンストップで行けるようになった。並走するR127号は海辺を走るいい道だが、海岸特有の狭い道幅とトンネルのため渋滞することが多く、館山は遠く感じられていた。
君津から先は対面通行となるが、4車線のりっぱな高速道は必要ない。途中にある君津Pでアクアラインを通ってくる横浜・埼玉組の2台と合流し、総勢5台となった。
今回のメンバーで、ハンドルカバーをつけているのは私だけだった。みんな外見を気にするのだろうか。グリップヒーターをつけているのは、私ともう一台、ハーレーであった。
冬の寒さは、指先がちぎれるほどの厳しさでバイク乗りを襲う。せめてハンドルカバーをするべきだと思う。バイクは忍耐して乗るべきものではない。今朝の気温は0℃。市原で5℃だった。

途中、ハイウェイオアシス富楽里(ふらり)で暖を取る。ここの売店は房総の海産物を使った惣菜が有名であり、たこの唐揚げをおやつに食べた。
館山に入ると沿道に菜の花が咲き、一足早い春の世界である。イチゴ園は、大きな看板で案内があり、すぐわかった。受付で1400円也を払い、へた入れと練乳を受け取って、いざ戦闘開始である。

成東は30分と制限があるが、ここは「時間制限はありません」とおおらかである。でも、15分も食べると満腹となり、いやがおうでも戦闘終了である。真っ赤に熟した大粒の「とちおとめ」を4~50個は食べたろうか。
ハウスを後にし、野島崎灯台に向かう。灯台の入口のロータリーの食堂では昼食時ということで、客引きが声を大にしていたが、まだ、満腹なので残念ながら素通りである。
昨年の春にも来たが、灯台に隣接する厳島神社の存在には気づかなかった。神社の一角にみごとな男の一物がまつられていたが、神社にはそぐわないような気がした。
灯台の見学は有料(200円)だったので、中には入らず記念撮影だけして出発する。海岸沿いのフラワーラインは、その名の通り、いままさにストックやキンセンカ、ポピーが満開で、「花摘みできます」の看板が立ち並ぶ。
しかし、どの農園も広さがそれほどではないので、北海道の富良野のような感動はない。農協が音頭を取って、一面の花畑にすればもっとインパクトがあるのではないかと思った。
海は穏やかで、黒々としている。九十九里の砂浜とはちがった美しさだ。鴨川まで、約30kmのシーサイドツーリングである。

途中、道の駅が何カ所かあったが、日が落ちると気温がぐっと下がるので、早く解散できるよう先を急いだ。鴨川の駅を目当てに行くと、パトカーや白バイ、ガードマンに会った。聞けば、SLが外房線を試走するそうである。次週が本番だそうだが、鉄道マニアが結構集まっているようだ。
目的の店はすぐ見つかり、SL通過まであと15分というタイミングであったが、店に入ることにした。しかし店は、夕方予約客があり、その仕込みのためというわけで、のれんを下ろしており、あきらめかけたが、5名ならということで入れてもらった。
それぞれに、サザエ丼やら刺身定食やらを注文し、外房ならではの海の幸に舌鼓を打った。私が注文したのは磯料理定食で、大きなハマグリとサザエ、ふきのとうの天ぷらまでついた豪華版だったが、値段は1900円と良心的であった。

店を出て、鴨川有料道路を経由し、久留里街道(R410号)をのんびり走って、木更津東ICをめざす。途中のコンビニで小休止後解散と考えたが、お互いのバイクについている装備やら、バイク購入の苦労話やらをネタに話が尽きない。
早めの解散と思いつつ、結局5時になり寒さを感じ始めてようやく解散となった。私は下道で、他のメンバーはアクアラインや東関道を通って帰途についた。
本日の走行距離310km。
いちごですか…近場にあればこそ,なかなか行く機
会がありません。最後に行ってから20年くらい経過
しています。ビタミンCが多いってことは知っている
のですが…最近塩分の多いものばかり食べているの
で自粛しないとならないですね。
夏に鴨川あたりを走ったことがありますが,紀伊半
島になんとなく似ていて,景観のいいところですね。私は海沿いの道が大好きです。(車体にはよくない
のかもしれません。)
結局1月は走りに行けませんでした。こりゃ4月ま
でだめかも。最近は肩こりのほかに腰にもきます。
月日の経つのは早いですね。このまま、早く春が来てくれれば、と思うこの頃です。今日は、千葉では大雪で5cm積もりました。当分、バイク通勤もできません。
海沿いの道は、私も好きです。私は峠族ではなく、シーサイド族です。起伏のない道をのんびり景色を楽しみながら走るのが性に合っています。
doiさん>
あいにく16日の午前中用事があります。どちら方面を走るのですか。コースによっては、午後追いつけるかも、です。
かも知れません…(今のところはfree man,後の週は
out)
観光船、って小野川のですか?私にはドブ川に見えましたが(ゴメンナサイ)船がでているんですね。
利根川沿いを走るのは気持ちいいです。あと、佐原のある店のカツ丼もおいしいらしいです。
メールででも詳しいコースを教えてもらえますか。合流できるかどうか検討します。
のっちさん>
佐原まで来るんですか?遠いですよ。
土曜日はなんとか時間が取れそうです。
でも,寒そうですね。