
仕事が一段落したので、久しぶりに散歩に出かけようと思い、梅雨の晴れ間にエンジンをかけた。約1ヶ月走らせていなかったので、エンジンがかかるか心配だったが、1発でかかった。爆音を耳にすると、気持ちの高揚を覚え、なんか楽しい。
エンジン回転が2000回転を超えるようになったら、チョークレバーを戻しクラッチを握ってギアをローに入れる。。。。はずだったが、クラッチレバーの手応えが全く無い!したがって、ローに入れた途端、エンスト。
サイドスタンドが出ている時も、同じようにローに入れるとエンストするので、イチオー見てみるが、サイドスタンドは上がっている。
クラッチ・・・そういえば、前回乗った時、クラッチの手応えが微妙に軽かった。人間の感覚は、機械では測れないぐらいの精度で変化をキャッチするんだ、と変に感心した。やはり、自分の感覚を信じるべきだった。あの時、クラッチオイルを点検しておけば、減っていることに気づいたかもしれない。
初代のFZXに乗っている時、初代はクラッチオイルのリザーブタンクが純正ではなく外付けだったので、オイルの汚れ具合や減り具合が一目でわかった。ある時、いきなり空っぽになった時があった。
メカのことは全く知らなかった(今でもそうだが)ので、エンジンオイルと同様に考え、減ったら足せばいいのかとドット4というブレーキフルードを足したが、すぐに無くなり走っている途中でギアチェンジができなくなって怖い思いをした。
バイク屋にようやく持ち込んで相談すると、ナントカ?の不良でしょうと言われ、そのまま入院となった。退院時に請求書を見ると、交換部品の欄には「クラッチダイヤフラム」とだけ書かれてあった。そして、「FZXはここが弱点なんですよ」とも言われた。
2代目FZXは3万kmで廃車になったので、クラッチオイルが漏れたことはなかった。今の3代目FZXは、走行距離が42000kmになっている。この辺が寿命なのだろうか。
初代の経験があるので、足してもだめだろうと思い、バイク屋にピックアップを依頼すると、「ロードサービスに入ってませんか?」と聞かれた。そういえば、ツーリング時のトラブルに備えJRS(日本ロードサービス)というのに入っていることを思い出した。
「でも、ツーリング時ではないのに、おたく(バイク屋)まで運んでもらえますかね」と言うと、「自宅からちょっと押して行けばいいじゃないですか」とのこと。なるほど、その手があったか。
FZX交流掲示板にオイル漏れのことを書き込むと、さっそくいろいろアドバイスをいただいた。それによると、そんなにすぐには漏れないものらしい。
ダメ元で足してみることにした。
近くのライコランドへ行き、ドット4を2本買ってきて、リザーブタンクを開けてみた。すると、やはり空っぽだった。ドット4を継ぎ足しクラッチを握るが、手応えはまるで無い。
もう一度クラッチレバーを握ってみたら、底の方から泡がぶくぶくと出てきた。何度も何度もこれを繰り返していると、やがて泡は出なくなり、手応えが戻ってきた。そして、入れた液が半分ほど減った。そこで、また液を足し、パッキン?のゴムを間に入れてふたを閉めた。
エンジンをかけ、クラッチを切りギアを入れる。何とか走れそうだ。近くのホームセンターまで買い物に行くことにする。走りながらリザーブタンクを見ると、ふたの辺からオイルが漏れてくる。ヤバイな。ドライバーを出して増し締めしてみるが、あまり漏れ方に違いは無い。
これでバイク屋まで走れるのか?
クラッチが軽くなり、切れが悪くなったなと気付いたときには、もう だめですね。
タンクが別体式がと残量の確認が簡単ですが、
普段はなかなか目が行きませんね。
タンクの蓋の周りからにじみ出るのは、
汚れが原因ですから、掃除をしてからダイヤフラムを取り付けてください。
急に来るから怖いですね。
自分のも65000Kmを越えたので、そろそろですね。
自分はツーリング中にFZXはリヤ、KDXで
フロントのブレーキが無くなったことがあります。
まだブレーキならどちらかが効けば走ることが
できますが、クラッチだと困りますね。
気をつけて下さい。
あと、ブレーキオイルは塗装を犯しますので
塗装面に付いたら水で洗い流したほうが良いですよ。気がつかないでいるとひと月位すると
塗装が浮いてきます。
にじみ出るのは、汚れですか。もう一度外してパーツクリーナできれいにしてみます。別体式は邪魔だなとその時は思っていましたが、いつも見えるのは便利なんですね。
しらさん>
お久しぶりです。私ならブレーキオイルが抜ける方が怖い気がしますが(笑)。
私も、塗装を犯すと聞いてはいたので、念入りに拭いてはいましたが、水で洗えばいいんですか。早速やっときます。
過去のにじみ出た、ブレーキオイルやそれで腐食したサビなどででこぼこしていると思います。
スクレーパーなどで削り落とすしかないでが、スクレーパーがないときは、カッターの刃の刃でない部分などでこすると取れますよ。
ご教示ありがとうございました。ダイヤフラム自体ヨレヨレで、限界かなと思っていましたが、本体のフチ部分とはデリケートなんですね。