きもの和らいふスタッフブログ/札幌を中心に北海道で振袖をレンタル&販売の日々

大正元年創業の老舗呉服店とは思えない(◎_◎;)スタッフのゆるーい日常を綴っています。

仕事始めのキモノ

2015年01月05日 | 日記
明けましておめでとうございます。
事業部のHです。

事務所は本日からです。
仕事始めの朝は、皆でミーティングルームに集まり、
新年の挨拶をして、御神酒をいただき、
それぞれ、どんなお正月を迎えたかを話して、
じゃぁ~今年も頑張りましょう!と、
昼頃に解散して、それぞれのデスクに戻ります。

大した話ではありませんが、
私のお正月は~
  (その前に年末の話ですが、)
   30日まで、事務所で仕事をしておりまして、
   その日の夕方、居酒屋で飲んだ後、
   友人のスナックで飲んで、ママと夜中まで語って
   飲み過ぎて、胃を壊したのか、
   何かのウィルス感染なのか、
   あるいは、大晦日に食べ過ぎたのか、
元旦に雑煮を食べたのを最後に、
半日経っても、食べたものが胃にとどまったままで、
吐き気が収まらず、
体調が悪くて、グッタリ・・・。
三が日は、トイレとベッドの往復のみで終わってしまいました。

大好きな箱根駅伝も、布団の中でうなされながら見てました。
年賀状も、4日(日)の昼頃、
やっと、郵便受けから取ってきました。

さて、
仕事始めの日はキモノと決めておりまして。
呉服屋が正月ぐらいキモノ着ないと、
いつ、誰が、キモノを着るのさ
・・・というのが、理由なんですけどね。

体調も今ひとつだし、
超・めんどくさいと思いながら、
まず、天気予報を確認し、キモノプランを立てました。

正月だけど、どうせ普通にデスクワークだから、
Aパターン:色無地に袋帯
Bパターン:紬に玩具づくしの染帯
の、どっちかなぁ~と、寝ながら考えてて、
ふと、重大なことに気づくのです。

ダメだ、ダメだ
こんなに体調悪いのに、
これから半衿を縫いつけるのはムリ
既に半衿が付いている長襦袢を着ようと。
その長襦袢に合うキモノにしよう・・・と。

・・・私の場合、背が高いので、
キモノの袖丈が49センチと53センチの2種類あって、
従って長襦袢の袖丈も2種類あるわけで。
それに、色の濃い薄いがあって、
今、現在、半衿が付いていること・・・、
着られるキモノの条件が絞られるわけです。

箪笥の中から、長襦袢を引っ張り出し、
面倒なことに、たとう紙を一枚ずつ開いて、
半衿が付いているかどうか、確認しました。

運良く、朱色の玩具づくしの長襦袢に
クリーム色の地にピンクの桜の花びらを染めた半衿が付いてました。
お正月らしくて良いではありませんか。

ラッキーこれでいいわと、
長襦袢は早々に決まったのですが、
朱色だと、着られるキモノが更に狭まるわけです。
もっとも、大抵の紬は着られるんだから、
先に帯を決めることにしました。

合わせるキモノをイメージしながら
名古屋帯の段を探したのですが、
結構、体力を消耗し、
途中でどうでも良くなり、
ええいで、比較的新しいたとう紙を引き抜いたら、
一昨年買った(まだ締めたことがない)黒猫の柄の帯でした。
ああ、もう、これでいいわと、
帯が決まったものの、
既に体力は尽きて、何もかも嫌になり、
積み重なった紬の段のたとう紙をめくったり、引き抜いたりすることは
困難なことに思えました。

結局、未整理の段の一番上のタイトル無しのたとう紙に決めて、
出てきたのは昨年の秋に裄を直してもらった黒白の万筋でした。
げっ、失敗と思いましたが、
体調が悪くて、本当に早く、横になりたかったので、
もういい万筋で
と、長襦袢とは合わないのですが、
(長襦袢なんて)見えない、見えない
マジ、もう、何でもいい
というコーディネートになりました。

すみません。いい加減で。

今年もよろしくお願い致します。