20.playboy~病院編~ 2007年10月22日 | playboy 病院の一室。 木に止まっている小鳥が鳴く中、明菜は外の景色を何かを探すかのように上の空で眺めていた。たった一人の幼い弟が目の前で交通事故で死んで心にポッカリと穴が開いたのだ。 あの時、死んだのは私の方がいいとさえ思っていた。 そんなある時、隣に頭と腕と片足に包帯を巻いた若い男が入って来た。 名前は難しい字でベッドのネームプレートに書いてあったが明菜は読むことが出来なかった。 その男は馴 . . . 本文を読む