私の好きな絵画
30も過ぎて所持金が100円以下である。
だがしかし、昨日偶然80円切ってが沢山発見された。以前購入したものであろう。
これで文通友達に手紙が書ける。
「80円の切手代が無くて書けませんでした」とは恥ずかしくて言えなかったのである(今、言っているが)
今朝は液の階段で袴の女の子を見た・・・。正確には足元の草履と袴のすそと着物の袖先が見えたのみである。通勤ラッシュ時、
人が多く、合間から見えたのみである。残念だ。若いコ向け着物ブームの自分には気になる!!!なにせ自分は当時地味にまとめたからである。
袴姿で写真は撮らなかったので(スナップ写真は撮ったが紛失)またスタジオなどで撮るだけ撮りたい!!!
ちなみに一瞬見えたそのコだが、
袴はオレンジがかった朱色、光沢があり辛苦の赤に光る。一瞬であったが光沢感のある赤とオレンジの袴。
着物の袖、足元の視界にはいると言うことは中振袖でも着ているのかと思われる。
着物の色が明るく淡い水色で小さな洋花が散りばめられていて、品がよく華やかである。是非とも全身を見たかった!
さすがに今更袴を着て出かけるのは周囲から反感を食らいそうである。
(用途が無為、お金かけてまでレンタルするなんて・・・!と。確かにその通りであるが30過ぎるともう先が無く、振袖にしても袴にしても焦って着たくなるのである)
京都には舞妓の化粧衣装で写真を撮ってくれる所もある。コレもまた魅力である。
では絵画の話。
以前の日記に書いた、ロココ絵画の代表的な存在、フランソワブーシェ。
輝くばかりの鮮やかな色彩と光。自然に溶け込む美しい柔らかな女達・・・。
この画家はルイ15世の寵姫、ポンパドゥール夫人の肖像画でも有名である。


美貌と可憐な容姿はもちろん、豪華な花とレースのドレスに身を包み、寵姫という立場をしらしめている。
こうしたブーシェやフラゴナール、またボッティチェリ、ラファエロ、ダ・ヴィンチといった美しい聖母や天使、女性、などが輝く
鮮やかな色彩と幻想感を感じさせる、これらの華やいだ美しき絵画たち・・・
今日はこれらとは全く違った趣向の女性達のお気に入り絵画を紹介したい。
甲斐庄 楠音

大正時代の代表作。大変美しい。真ん中の後ろの屏風の右上が般若の顔に見えてしまう

ゾっとする美しさ。可憐で怪しく妖艶な微笑み。
「ぼっけえきょうてぇ」の表紙にも使われていた。
この画家の作品を目にするたび、私は言葉を失う。全ての女性がすばらしい。

見ると戦慄というか恐怖心がはしる。
美しさの中に胸がザワザワする、迫り来る緊張感、恐ろしさを感じつつもその魅力に陶酔する。

炎のように狂い踊る美女。
これはただただ、見つめたたずむことしか出来ない・・・。言葉を失う。
昔、交際していたオナラ大王も駅のトイレでこの様に一人踊っていたが、あれは美しくない。全く美しくなく、殺害したいと思ったほどであった。
以下は感性のままに つぶやいてみる。
ヒャッホ====ウ!!!!おねえちゃん 色っぽいねぇ~!!!
(オヤジかよ)

吉原
この凛とした感じと闇と静けさがたまらんのじゃ!!!
なあ?ダンナ! 見てみホレ!
べっぴんやろ~!!エエなあ。なんかオジサン、そくそくして怖わなってもうた

ミステリアスやな~~~!どうや?
ええ!?

何やコレ

おおおおおお!!!!!!
最高だああああああ!!!!!!!
これは素晴らしい女だ!!!!!!
いいね~~~~~!!!!
と、まぁオヤジ風にコメントしてみたが。
普通でもいいのだが まぁヘンに盛り上げないと 人によっては恐怖のっみで終わってしまうなんて場合もある。
好き嫌いの別れる絵であるが 素晴らしいのである。
「何やコレ」は冗談である。
あの毒々しさと・・・表現の出来ない威圧感、まがまがしいものでも見ている気分に
なるのに惹かれる魅力。
恐怖の黒い重々しい美に惹かれるのである。夢中にさせられ見入ってしまう。
目が釘付けになり 心奪われる。そしてザワついた心で落ちつかない。
ドキドキしながやこの闇の恐怖に引きずられそうになる錯角の中、ソレを楽しんでいるのである。