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色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

超貧乏人の極貧生活  オヤジ

2012年03月01日 22時40分05秒 | 日記

不調でも不況でもネタは充分にあるが
タイムリーに不調の話をしてみる。

2011年末から目の疲労感が相当感じられるようになる。
深夜布団の中で携帯で画像やら ウォークマンで動画を見ているのが原因であろう。

その後も続き、携帯画面を見るのがかなり目にとって苦痛を伴う。

最近では夜、パソコンをし、休日などは一日中パソコンの前にいてかなり目が痛くなっている。 特にココ最近は深夜までやっているので相当の負担が来るようである。

会社の仕事ではあまり負担は来ないようである。

「読む」わけではなく 部分的な入力であり、目を凝視、酷使はしていない。
しかも寝たり、菓子を食っていたり徘徊する方が主である。

完全に帰宅後のパソコンが原因である。帰りの電車、2時間携帯を見続けているのもかなり悪い。これも即、目に負担がかかるのがわかる。

ついつい、やってしまう結果、2/29深夜、こすると左目が痛む。

翌日 3/1朝、左目が腫れた感覚である。見た目にはわからなそうであるが、瞼が重い一重になっている。
 片目がこうなると、もう片方もつられて同じになるのが私の目の特徴である。
最近は充血していることが多く(特に左目) 今朝は瞬きすると痛みが走る。
これは・・・あまり良くない様子である。

そのまま会社に行く。見た目はテープで目を二重にしてみたところ、あっさり自然な二重になった。まったく違和感が無いこれも妙である。普段目が腫れるとどうやっても午前中は一重である。

見た目に異常は無いが、自身としては痛みと違和感が気になるところである。
会社の人に言うと 病院へ行けと言う。ヤバイそうだ。

ふざけちゃいけない。一ヵ月1万なんて書いているが
実際、一万も余裕が無いのである。必要最低限の物にしか使用できないのである。

よって病院へ行く金はない。

Fさんが、金を貸すから病院に行け!としつこいが
 金を借りてもボーナスまで返済できないのである。

よって 土曜に地元の病院にいく。ということにしておいた。

当然、いかないのである。

調べてみるとおそらくドライアイである。症状や原因があてはまる。
ついに自分もドライアイである。

よく聞く病名だが、かなり厄介そうだ。
角膜や感染症も引き起こしかねないそうで、まず自分がどれ程危険なのか
角膜が傷ついているのではないか・・・?

しかし、考えても治療する金が無いので自己流のケアのみすることにする。
親を養っている立場なので無い金を搾り出すことは不可能なのである。何とかならなかったら、それはそれで諦めるしかないのである。


そして経済状態が大変なことになっている。
携帯電話 1月請求額が 46409円できていた。来月の定期代から振り込んだが、来月にしわ寄せが来る。
で 極貧生活を強いられるわけであるが、

よくよくネット上で自分の携帯料金請求額を見た愕然とした。

12月請求が8万超えていたのである!!!

ボーナスから引き落とされたため、気づかなかったのだろう。
振袖や着物の小物類にコート、望遠鏡の材料などと、色々買ったがためにボーナスを使い切ってしまったと思っていたが、とんだ落とし穴である。携帯料金で8万も行っていたのである。

高すぎと言うよりアホすぎである。

ちなみに全く使用しない時は一番安くて 2万である。
他の人の話を聞くと 自分だけ圧倒的に高い。謎である。が原因が分からないのだ。
携帯が悪いのだろうか・・・。

携帯購入からまだ1年半。解約は出来ない。
あと半年したら考えることにする。


携帯の話をすると胸糞がわるくなるので、話をかえる。本題である。


オヤジ


ウチにはオヤジがいる。寝ているとその部屋が臭い。
オヤジはよくデカイオナラをするのである。あれが不思議だ。
男性ホルモンの関係なのかよくわからないが、すごいのである。

寝ていてもスゴイがトイレでも食事中でもすごい。

ブウっ!!!!とか もうラッパである。

私が昔付き合っていた雄も凄かった。
別れた後にオナラ大王と命名した程である。



さん、にー!いちー!破ーーーーーーーー!!!!!!!!!
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ブッフォオオオオ!!!!!!


あやまって タグが表紙されたが、こんな内容の日記ごときに直す気にもなれない。
気にしないでいただきたい。

その雄のオナラは臭かった。

ブリュウルルルルルル

なんて音のときもある。
オナラ大王「やっべ~、身が出るような音だったよぉ~」言うのである。

臭い臭いと言えば

「だろぉ?」とワイングラスを回す素振りで答える。
ドイツやフランスへ言ってみたいと言えば
「俺の屁で、お前はヨーロッパまで一っ飛びだぜ!」とかカっコつけているつもりらしいが、対応に困った。

関係ないが、キスするときはいつも白目をむいていて そのキモさは危険レベルであった。正直苦痛だ。もう10年も前の話だが。

さらに関係ないが、人気の無い駅のトイレで一人、真顔で鏡に真正面に向かい
ゆっくりゆっくりと炎のようなイソギンチャクのように蠢いて揺らいでいるのである・・・。

顔が真剣で たまたま他に誰もいないからと覗いたら そのような光景が繰り広げられていて
 私は恐怖で凍りついた。

この世の終わりかと思った。バカすぎてキモイのだ。

耐えられず「何してるの!!?」と声をかけると、無意識だったらしく
キョトンとし、自分の動向を思いかえして恥ずかしそうに照れ笑いをしていた。
痛い・・・!痛くて気持ちが悪い。
自分が恋していたわけではないが
恋も冷めるわ。
冷めた夫婦の仲もレンジ一つで暖めなおす。

なんて都合よくは行かないのであって、まだほんの19、20頃の私は一人頭を抱えたものである。
今なら殺害しているであろう。

いけない。今日のテーマはオヤジである。オナラ大王のクソはどうでもいいのである。
こいつの話はまた別の機会に。
 言いたいことは、男性は皆オナラがすごいのか?という疑問だ。

オヤジがラッパなら オナラ大王は超新星爆発であった。

この題材に対し、若い私は非常に興味を駆り立てられた。

周囲の親しい人物に聞き込みを開始。
はたして自分のオヤジとオナラ大王だけがやたらオナラをこくのであろうか?
世間一般的に男性は皆、こく傾向が強いのだろうか・・・?

小学生時代からの友人に聞きてみた。
お父さんはオナラをするのかどうか・・・。

するそうだ。普通にコタツとかで。あのお堅そうでマジメそうなお父さんでも沢山オナラをしては娘に文句言われたり、娘に逃げられたりしているらしい。
よそ様のお父さんとはわからないものである。

別の友人の話は面白かった。
昔家族全員並んで寝ていた頃の話。
お父さんがピアノの下辺りに位置していたらしい。
アナラをしたらピアノが

ヴォン♪
オナラの風圧で楽器演奏である。
新しいっ!すばらしいお父さんである。音楽系は素敵だ。

風圧で揺れたとかも話していた。

イトコHにも聞いてみた。
予想通りHのオヤジもなかなかであった。音が立派なんだとか。
よくビール腹を自慢していた。
Hが幼い頃、Hのお父さんが飛行機でトラブルに遭遇し、
お腹の肉が凄すぎてベルトがしまらず、飛行機から転落する夢を見て泣きながら目を覚ました事があったそうだ。

もうしわけないが その話を聞いて大笑いしてしまった。
腹が出すぎてベルトが締まらず、飛行機から落ちたとは、私には笑うしかなかった。面白すぎである。

他の友人にも聞こうかどうしようか、切り出しにくいと悩んでいると
相手側から勝手に話し始めた。
「そういえば、妹の旦那が来た時にさ、お父さんの部屋を通り過ぎた時、ブッボォ!!!!って音がしたらしくてさ・・・。今の音って・・・」
とこの様に、突然彼女から話し始めたのだ。 お父さんのオナラの話を。

感動的であった。
自分が聞きたくて、さあ、どう切り出そうか・・・などと悩んでいたまさにその瞬間であった。

やはり世のオヤジはデカイ、オナラをかますらしい。

が、私はそうでもない。たまにオヤジになるが、そんな事にはならない。
謎である。

可憐な私(冒頭の写真のオヤジ)がいつまでもこんな話をしていてもアレなので
話題をオヤジからうつし、挑戦する女性の話に戻す。

以前、2012年目標としていた13個の目標。

ドイツ語の書かれたお菓子を食す

達成である。
一見、せんべいに ドイツ語 と書いただけに見えるがそれはパソコン故障と現代病で目をやられているせいであろう。
貴方の目が正常ならば、これはドイツ語の辞書に見えるはずである。
ドイツ文学書を辞書で調べながら勉強し、ついでにせんべいも食べた・・・という写真だとわかるはずである。

英語の勉強

貴方の目が正常であれば、ありとあらゆる英文章が書かれているのが見れるであろう。
そう、論文のようなこれは私が書いたものである。
内容は、日米の経済問題、外交の不安について英語で書かれている。

が パソコンが故障しているため、一部の地域の方はこれが簡単な一文にしか見えないとの事だ。
疲れ目かもしれないし、故障かもしれない。

こうして目標に向かい着々と前進する私は素敵である。


友人の結婚披露宴

2012年03月01日 02時19分58秒 | グルメ
キャロルの結婚式


2/25 そんなわけで、前々から準備し、着付け練習を続けた母もそこそこプレッシャーだったのか変な夢を見るようになっていたそうだが
これでスッキリするであろう。
最初にイトコHから髪をセットしてもらう。その写真はあるにはあるが 写真映りのせいでかなり汚い色に写ってしまったため載せないでおく。
すこし時間がかかってしまった。
そのあと母にに着付けしてもらう。その最中に携帯に公衆電話から電話がかかってなっているのだ。
着付け中に迷惑であるが、もしかしたら花嫁からなにか緊急連絡かもしれないではないか!!!
何かあったのかと出てみれば

どこかのおばさんが「○○さんのお宅ですかぁ~?」である!!

この忙しい時に何事か!!!っだゴルァア!!!!!である。
その時の様子をイトコがスケッチして残していた。
ビックリである。
このお上品な令嬢、オーストリア生まれのフランス育ちの私がこんな口調で怒っているわけがないのである。
夢でも見たのであろう。
そういえばHはその日の朝、嫌な夢を見たと言っていた。私が虐めるのだとか。
やはり前日、回転ずしでスイートポテトとアイスを止めたことを根に持っているのであろう。
食べ物の恨みは恐ろしい。 あのあとアイスを買い与えたと言うのに・・・。

こんな感じの赤い振袖を着せてもらっている最中、またしても公衆電話からかかっている!!!
大事な帯結び最中である!!! 本当に地獄へ送ってやろうかと言う気分になってくる。
私があまりに困っているので Hが助けてくれた。

Hは完璧な男声が出せる。
Hが「任せろ!もう電話かけてこれないようにしてやる」と、電話に出る。


「はあ・・・はあ・・・君のパンツ、何色ぉ~?」

電話は切られたらしい。
私は笑いすぎて苦しくなった。

こうして無事に帯が結ばれればもう時間である。何気に余裕がないのである。

着物や髪型は違うが 帯や髪飾りはこの通りである。

Hと一緒に会場の銀座へと向かう。
電車の中では席を譲っていたH。す、素晴らしい!そんなことができるとは!
やはり若さであろう。見た目がどうであれ、私ももう体力的には60代。無理である。
銀座に到着後、銀座線乗り場やらスタバは無いかと話していると親切なおば様が話しかけてくださった。
そして上品で耳に心地よく響く丁寧で綺麗な言葉づかいで道を教えてくださった。

銀座の女はブルートーザーババアだ。よける事を知らない、ドカドカ体当たりしてくるただのババアだ!!!

と行った事があるかもしれないが、あれは銀座の女ではなく 銀座に来ていたブルートーザーババアなのかもしれない。
本物の上品な銀座女性を見たのである。

スタバの場所を教えてもらったので向かうも、1階も2階も満席で待たされる。
そのうちに空きが出る。


オレンジブリュレ・ラテと桜マカロン。
隣に座っていたお姉さん方もおなじマカロンを食している。女性には人気なのだろう。
関係ないが、強制沖縄出張前日以来、ピエールエルメもマカロンを食していない。

特に大好きなイスズパンを食べたいが、結婚式後、恐怖が襲いかかる。
携帯料金請求書46409円なんてのが届いた!!!
4万6千だと!!?ふざけちゃいけない!!そんな額が庶民に払えるわけがない!!!
沖縄離島のダイビングタイセンスでさえ4万5万円台があるというのだ。
携帯料金なんかに5万も払うくらいなら ダイビングライセンスに挑戦した方が良い!
アホらしすぎるのである!!!
こんなショックは脱税がバレた時以来である。

話が脱線した。キャロルのおめでたい結婚披露宴の楽しい日記がテーマであった。
何を脱税がバレた事や恐ろしい高額請求の暗い話をしなくてはならないのか・・・!

脱税の件は解決済みである。
高額請求の愚痴はのちうのちとして!

時間が来たので会場へと向かったのである。Hは入り口で私を見送ると、夜の為に酒場へと向かっていった。前日私に酒を買わせている。
HもHにお母親、父親に似てアル中の痛風になるかもしれない。

結婚披露宴

やっと本題である。
銀座の会場ホテルに入る。自分一人でかなり孤独である。
こんなことで一人旅行に挑戦しようとしているだなんて、ずいぶん小心者のダメな女である。
自分は世界を股にかける時代の先を行く女だと思っていたが、いまだ昭和20年のおさげ少女のままである。
いやむしろアウストラロピテスクだかそれっぽい奴かもしれない。

花嫁、キャロルの話では私の知ってるかもしれない方も一人出席するとの事。
聞けばたしかに知っている。
9年前に少しだけ顔を合わせたことがある。

キャロルは当時悪代官の根城で働かされ、私は客であった。
そこで例の女性も働いていたのであった。

ほんの数回挨拶を交わしたのみでそのまま辞められたようで、もうあれから9年たつようだ。キャロルもそのご数ヶ月でいなくなってしまったが
当時の悪代官の悪事、ウザイ女関係?食生活や肥満度、とにかく全てを聞き知っていた。悪代官について知らないことは無い!というほど。

その女性は後々、ポポロンちゃんと名前をつけたので、ポポロンちゃんと書くことにする。
孤独な状況からビビってトイレに隠れてはたまに顔を出してみて周囲の様子を伺ったりしていた。まるでトイレが防空壕のようであった。

皆が移動を始めたようなので、空襲も終わりかとそろそろと出て行くとちょうど話しかけられた。
ポポロンちゃんであった。9年前に少しだけ見た笑顔そのまま変わっておらず、すぐに分かった。
心細かったので私は安心したのである。


悪代官の悪事や女について話してみればもう、9年ぶりの同僚!といった感じである。
昔、悪代官に深夜まで虐げられていた実情は私も手に取るように分かっているのであった。いつの間にか話がはずみ
かなり相性が良いらしく、マトモに話すのは初めてという相手に、もうマシンガントークで凄まじいノリとテンションになっていた。

そのまま帰りまで延々としゃべり続けていた自分であるから普段、深窓の令嬢のようにおとなしい性格だと話しても信じてもらえない位であった。


花嫁キャロルは大変可愛い容姿の人物であり、そのウェディングドレス姿は雪の結晶のようにキレイで 
お色直しのピンクのフワフワフリルのドレスに白や赤の薔薇を髪に飾った姿は春の妖精のごとくであった。
 すばらしく可愛いのである。あんなに可愛い花嫁は見たことが無い。


披露宴席には花嫁より 「少佐へ」と可愛いカードとメッセージがあった。
堂々と少佐である。
そう、私は少佐と呼ばせているのである。周囲にツッコミされ、恥ずかしい自分であった。 お料理、美食家の少佐のお口に合うか・・・と書かれていた。

そう、美食好きなのである。あらゆる珍味、珍しい食材を常に探求し追及しているのである。(虫はたべないが)
せっかくなので、 自分なりにお料理を紹介し感想を書いてみることにする。

お料理はフランス料理であった!

ラ・キュイズィーヌ・フランセーズ

アントレ 鴨胸肉のパテ包とトリュフ風味の玉葱のコンフィ
      オレンジとバニラ香るソース


フレンチといえば
やはりソースである。
鴨とオレンジは特に好まれ、私も好物であるが私の場合は鴨胸肉のソーストにベリー類のソースを好む。
こちらはパテである。あまりパテやテリーヌを食すことは無いのだが、パテ特有の柔らかい食感が口当たりよく蕩ける様であった。
・・・関係ないがアントレと言うとどうしてもアンドレを連想してしまう自分である。
以前Mちゃんを強引にフレンチディナーに引きずり込んだ時もメニューを見て「アンドレって読んじゃった~」なんて二人で行ってしまうくらい アンドレ風である。
ベルバラのアンドレ好きなので仕方が無いのである。




料理の盛り付けの食器も重要である。料理を際立たせない、合わない皿をつかえば文句をつける客もいる。

こちらの食器に注して見る。
お皿が二枚重なっている。
下のお皿のふちが暗い緑系をして 上が茶色を使用している。
コレによって上に盛られたメイン、鴨のピンク色が綺麗に引き立たっている。

そして目を引くのが色鮮やかに散っているソース。
オレンジ色のソースと、葡萄色のソース。

鴨のパテの後には可愛らしく花の形に仕立てられた玉葱がある。

この時 メニューがあった事に気づかなかったのだが 玉葱の上には黒トリュフが乗っていたようだ。
私はトリュフが大好物である。
わかっていたなら掬って食べたであろうが…玉葱が苦手なのでそのまま残してしまった。


オレンジのソースは爽やかさとほのかな苦味を感じた。
葡萄色のソースは強烈な甘さが喉に刺さった様に感じた。本来ならこの葡萄色のソースが何から作られているのか
全神経を舌に集中させて 味を探っている所であろうが…

後から推測すると左側手前や中央右側にピンクペッパーが散らしてある(赤い丸い粒)

鋭く刺激的に感じたのはこのスパイスかもしれない。
ただ甘味が強く効いて 何もわからなくなっていた。 意識がしゃべる方へ向いてしまっていたせいかもしれないが。

甘い香はバニラかもしれない。あれも実は味が苦いのである。それが強烈な甘さと刺激と感じたのかもしれない。

今まで出会った事の無い味で大変面白いのである

何故しっかり味を探究し、今後の創作料理に生かそうとしなかったかと後悔しているが

この時の私はポポロンちゃんに沖縄の心霊スポットの話しをするのに全神経が行ってしまっていたのだ。
なぜこの状況で心霊スポット!?
なんて感じであるが 私は綺麗な海景色で観光地として有名な場所、かつて沖縄戦時代、追い詰められた人々が身を投げ自害をした悲しい場所の名前が思い出せないでいた。

人々が次々へ身を投げた事から 心霊スポットと呼ぶ場合もあるようであり
私は自殺の名所 と言ってしまったが
自殺の名所と言う言い方は誤りがあるだろう。

しかしその時は その美しい観光地が昔は自殺の名所のように沢山の人間が亡くなった場所であり 心霊スポットとされている…と 伝えようとしていた。

頭で名前を探るもなかなか出てこず しまいには何を間違えたか「不倫」とか口走る。
結婚披露宴で不倫発言は無いだろう!!!
しかも心霊スポットとは関係のなさそうな名前である。
「なんだっけーまんげ?まんげざ?まんげざだ!!!」

万毛座 と言う字をガイドブックで見たことがあった。
それを頼りに
「多分万毛座!!!」と言っていた。

そんな話しをしていると次はスープである

スープ シャンピニオンのカプチーノ 茸と香味野菜のムース添え



口に含むと よく慣れ親しんだ香が広がる。
これは……普段よく口にしているスープとよく似ている。

後々帰宅後にメニューが書かれていることを発見し
シャンピニオンのスープであると知る。
やはり普段好んで飲んでいるスープであった。

どの料理も 食事時にしゃべりまくっていて 周りが食事を終え 食器が片付けられていく中 自分だけが全く手つかずなのである。
かなり焦るが私は かなり食べるのが遅いうえに かなり少食な所がある。

もう鴨のパテとスープでお腹がいっぱいになってしまった。

私の極度の少食っぷりを1番知っているのは花嫁キャロルであるのだが

せっかくで勿体ないので 次の魚料理や肉料理にデゼールも絶対食べるぞっ!!!!

と 意気込みながらも まだまだ話し続ける。トークの女王みたいである。



ポワソン 鯛の湯葉包み蒸し 雲丹風味のクリームソース 

見た途端「湯葉♪」と言ってしまう。
湯葉は好物である。
鯛自体は味を主張せず控えめである。ソースと絡めてはじめて一体化するのである。

和と洋のマリアージュである。ダシの効いた大根に和の鯛は濃厚なクリームによく馴染み一体となる。
箸がついていたが 普段ナイフとフォークで食事している為 箸には手をつけない。

湯葉の上に乗るのはカラスミのように感じたが雲丹なのであろうか…?
満腹感と 話しに熱中していて あまり食材に触れなかった。

美ら海水族館から沖縄戦の話し 心霊スポットと話しがスライドさせていく自分。


ヴィアンドゥ 牛ロース肉のステーキ
季節の温野菜添え マデラ酒風味ソース



いよいよ牛である。これまたピンクで美しい。昨年夏にお気に入りレストランデマデラソースのサーロインを食べ損ねた事が心残りとなっていたのだが、これもマダラソースである。が
この時 これがマダラソースとは気づかず…。アホである。


デゼール 抹茶ムースとアイスクリーム 白玉小豆ぜんざい風



ついにデゼールが出された。
なんと抹茶と白玉に小豆である。
フレンチのコースでデゼールが意外にも和である。
涼しげな盛り付けが抹茶のムースに光を添えている。
あまり和風の物を食べなれていない私なので抹茶のデゼールは初めてである。新鮮な印象であった。
ここで 新郎・新婦の思い出の写真をスクリーンで流す・・・あれは何というのだろうか、写真がスクリーンに流れ始めた。
何度も言うが妖精のような素晴らしく可愛い花嫁のキャロルは 小さい頃もまったく変わっていない。
私などは幼虫がモスラになり、最後は東京タワーを倒しそうな宇宙怪人と変化し、そして星となり超新星爆発を起こしブラックホールとなって行くくらい姿が変化しているのに 彼女は変わらないままで大変可愛い。
ここで写真を載せられないのが残念である。

そして旦那様との旅行の写真も映し出されていた。
なんとも今さっき、お隣のポポロンちゃんに話していた沖縄ではないか!なんともタイムリーである。
・・・と・・・! なんと私が思い出せなかった例の観光地の写真と名前が出てきたではないか!!!

私は思わずスクリーンを指差し、大声で

「ああああ!!あれですよっ!!!自殺の名所!!!心霊スポットの!!!!」
アホである。
しかもあっ!!!万毛座じゃなくて、万座毛ですよ!!!万座毛って書いてありますっ!!うわー!恥ずかしいっ!!まんげざとか言っちゃってましたよー!!!」

と。万毛座ではなく万座毛らしい。こんな事を大声で言ってしまったのだが、4日後、再びこの地について調べようとしたら衝撃事実、万座毛は「まんざもう」と読むことが判明。
あの有名な場所を まんざもうまんざげである。 大声で。恥ずかしい事この上ない。しかも一人振袖姿の為、誰の発言か容易に記憶にとどめてしまうであろう。
毛沢東、けざわひがしもうたくとうと間違えた時くらいに恥ずかしい。
ポポロンちゃんの苗字も読み方を間違えた。ついでに自分の名前も間違えたりする。

しかたがない、私は北朝鮮生まれのフランス育ちである。漢字は苦手である。

このように一人で悪目立ちをし、せっかくの振袖に恥をかかせてしまったかもしれない。

食事中、キャロルのご両親やお姉さまが挨拶に来てくださった。
お母様やキャロル、式場の方に振袖が好評で褒められ、嬉しい気持ちでいっぱいであった。

お姉さまが「まだ活動されてますか?」と。はて色々やるから何の活動だろう?と聞き返してみると
「ここで言っても大丈夫ですか」と言葉を濁された。
なんだなんだ、私たちの他には、顔の知らない新婦の友人2名と新郎の友人4名がいる・・・彼らに聞かれたらまずそうな事・・・?
脱税がバレた話か?あれは活動ではなく、ただのミスである。
放火未遂の話か?あれも活動ではないしそもそも8歳の頃の話で時効ある。多分キャロルには話していない。

色々考え、漫画描きの話であると気づき、うなずいてみたりした。

悪事の多い人間はこんな時、色々考え込んでしまう。

こんな調子で、料理の写真を撮るのは自分一人だけだったりして 皆なぜ撮影しないのかとかなり不思議であった。
が どこでも撮った者勝ちである。 一人で撮りまくっていた。

「パシャパシャうっせーな、この女またかよ!って周囲に思われてそうですねー」
と、普通に言いながら撮っていた。


そういうわけで一人、はた迷惑に騒ぎ笑っていた自分であるが、フランス料理は美味しかったし、花嫁は妖精のごとくだし
ポポロンちゃんとの出会いが嬉しかった。キャロルと悪代官に感謝である。

帰りもポポロンちゃんと同じ電車で嬉しかったのである。

振袖はキャロルに
親たちにめちゃめちゃ好評だったよ~ すごい豪華でステキで似合ってたー!和装を選んでくれてうれしかったよ
と お褒めの言葉を頂けた。

協力者あっての事なので私も大変に嬉しかった。

万座毛については、本当に心霊スポットとされているわけではない。たまたま悲しい歴史から、一部でそのようなスレが立っただけであろう。気にしないでいただきたい。


さて、私にとっても大イベントが終わったが、実はまだまだである。
このブログは3夜にわたり、トラブルでデータが消えたりとアクシデントが連発しなんとか書きあがった。

そして本当の一大イベント!

2/27月曜日 携帯料金請求書が届く。
 46409円。 約4万7千である。最悪である。そんなものに金を払うくらいなら同じ金額払ってダイブングライセンス取得に使った方が良い。

で これを支払ったので 一か月一万生活が始まる。支払いは来月定期からだした為来月もしわ寄せで極貧である。
3月に新潟に遊びに行く予定を立てようとしていたがキャンセルである。

明日からは私の超極貧生活日記をお送りする。
応援してやってほしい。