なちゅらる

自然に生きていきたい

春を待つ

2007-01-13 | 絵画


京都市美術館コレクション展 第四期「春を待つ」を観て来ました

今回私が観たかったのは上村松園「人生の花」
婚礼の席に向かう花嫁とその母の姿を描いたこの絵は
同じ構図で彩色や着物の図案、小物、しぐさを変えて描かれています
今回の展示は左の絵です

最大の理解者であったお母様に花嫁姿を見せることなく
長男(植村松篁)を出産した自分の夢の姿を描いたのでしょうか
とても切ないものを感じます

以前、どこでだったか忘れてしまったのですが
違う構図の2枚の絵を並べて観たことがあります
この2枚だったかは定かではありません

その時から、この絵がとても好きになりました

今回のテーマ「待つ」事は楽しみでもあり、辛いことでもあるかもしれません
でも、その先に春が来ることを信じて。。。




六盛の手桶弁当でちょっと贅沢に



簡易お手前でおうすもいただきました






最新の画像もっと見る

32 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mama)
2007-01-13 22:36:07
こんばんわ~
うんうん 同じような構図ですね
ちょっとした違いで 年代も違って見えます
ふむふむ・・・と真剣に見ていたのに
手桶弁当で ドテッ(ずっこけた音)
思いっきり 頭をぶつけたぁ~~(*^_^*)
予定通りの〆に 満足ですヾ(≧ω≦)ノノあははは

手桶弁当、お手前・・・どちらもいいアングルですねこれが センスなのよね♪ すてき~~♪ 
返信する
mamaさん♪ (ki-rin)
2007-01-13 22:45:05
こんばんは♪

真剣に違いを感じていただいてありがとう~デス
やっぱり、〆は食べること(大笑)
mamaさん、頭にたんこぶできなかった?(^^)

手桶弁当&お手前、いいアングルですか~
mamaさんに褒めてもらったら元気百倍だわ~♪~♪
あのね、ここだけの話、
お手前は下に電気のコードが映ってたから切り取りました(笑)
返信する
こんばんは (レイア)
2007-01-13 23:50:27
京都はそちらより寒かったですか (^^)
上村さんは、好きな画家の一人です。
ず~っと見つめていたくなり、穏やかで安定して、絵の中に入りこんでしまいます。
まだ大分先までやってるんですね。
一人では六盛に入りにくいし、誰か誘ってみよう(笑)
お茶菓子は、何を戴かれましたか?
返信する
レイアさん♪ (ki-rin)
2007-01-14 08:35:01
おはようございます♪

この日は京都も暖かでした^^
レイアさんも上村松園さん、お好きですか(^^)
息子さん、お孫さんも素敵ですよね
松園さんの描かれる女性は
どう表現したらいいのか解らないのですが
レイアさんがおっしゃるとおり、ず~っと見つめていたい。。。そんな気持ちになります
奈良の松柏美術館にも行かれましたか?

確かに一人では入りにくいですよね(笑)
お茶菓子は「ひとつ いいこと・・・」の落雁でした~

大変な時にご丁寧に教えて戴いて、有難うございました
時間を作って是非挑戦してみます
又、宜しくお願いします
返信する
知って観る (pikao)
2007-01-14 14:47:53

こんにちは^^

2枚の同じ構図の絵 良し悪し別にして ki-rinの解説付で観ると ふぅ~んと納得できます

pikaoは、ただ時代背景の違いの絵かな。。。(婚礼着物の色彩の違いから)と単純に思いました pikaoは正直なところ絵は良くわかりませんTT;

豪華な食事ですね これを「贅沢な」と言うデスよね



返信する
pikaoさん♪ (ki-rin)
2007-01-14 17:45:13
こんばんは♪

この左の絵は屏風絵なので、古く見えるのでしょうね
前に見た2枚の絵は、両方とも額に入っていたので
それほど、時代背景の違いを感じなかったのですが
こうして、並べると本当ですね、時代背景の違いと思いますね
私も絵のことは詳しくないですよ~
いつも、解説を読んでふぅ~んと思ってます^^

ちょっと贅沢な時間を頂きました
返信する
おいしそ♪ (べ☆でぃ)
2007-01-14 19:22:30
こんばんは
私はあんまり絵はわかんないので
つい豪華なお昼ごはんに 惹きつけられてしまいます^^
おうすもいいですね~
先日職場で初釜あったので
しっかりお抹茶いただきました
たまには優雅な気分に浸るのもいいですね
返信する
まとめて拝見しました。 (madame-hiromi)
2007-01-15 01:28:04
いつもお越しくださって、ありがとうございます。
遅ればせながら、今年分を拝見いたしました。

もうすぐ、震災の日ですね。
その時、私は仕事中で、いったい何が起こったのか?
赤ちゃんにミルクを飲ませながら、TVから映し出される画像の情報収集で必死でした。
数日後、大阪出身の同僚が、神戸に派遣されていきました。でも遅い出動だったので、何もする事は無かったそうですが、精神科医と出会って、結婚しました。

いつもお花に囲まれているのが、Ki-rinさんのイメージなんですよ。

二枚の絵、奥深いものがあって、一言では言い尽くせませんが、今の時代には無い、想いがあるのでしょうね。綺麗な花嫁さん!お母さんとどんな思い出歩いたのでしょう。

その後のお弁当、本当に綺麗な日本文化ですね。
返信する
Unknown (Mrs.Y)
2007-01-15 06:46:55
ki-rinさん♪

こんばんは~♪
京都に行かれたのですね~!
新年の京都は、いかがでしたか?
私も学生時代に、過ごした京都が大好きです!!

上村松園の描く日本女性は美しいですね!
俯いた花嫁さんの微かに見える横顔に恥じらいや喜びや実家を去る寂しさのような物が、たくさん詰まって
いるように感じられますね!
私もこの絵が大好きになりました!

本当に待つことは、嬉しいことでもあり、辛いことでもありますが、いつも希望を持っていたいです!!
ロンドンの長く寒い冬も、後少し・・・春を待って
いるMrs.Yで~す♪
返信する
Unknown (HISA)
2007-01-15 08:08:27
松園さんの美人画は女性画家の描くひたむきさを
感じます。楚々とした美しさだけでなく。
宮尾登美子さんの小説、「序の舞」がすりこまれて
いるせいかしら・・・
いつもながらki-rinさんの写真に見とれています。
返信する