なちゅらる

自然に生きていきたい

春を待つ

2007-01-13 | 絵画


京都市美術館コレクション展 第四期「春を待つ」を観て来ました

今回私が観たかったのは上村松園「人生の花」
婚礼の席に向かう花嫁とその母の姿を描いたこの絵は
同じ構図で彩色や着物の図案、小物、しぐさを変えて描かれています
今回の展示は左の絵です

最大の理解者であったお母様に花嫁姿を見せることなく
長男(植村松篁)を出産した自分の夢の姿を描いたのでしょうか
とても切ないものを感じます

以前、どこでだったか忘れてしまったのですが
違う構図の2枚の絵を並べて観たことがあります
この2枚だったかは定かではありません

その時から、この絵がとても好きになりました

今回のテーマ「待つ」事は楽しみでもあり、辛いことでもあるかもしれません
でも、その先に春が来ることを信じて。。。




六盛の手桶弁当でちょっと贅沢に



簡易お手前でおうすもいただきました