goo blog サービス終了のお知らせ 

ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

お日様エネルギー

2015-03-07 | 私のお仕事(本業)

そしてなんとおひさまエネルギーの伝道師になりました。
自然に優しいエネルギーを子どもたちに教える講師です。
何か楽しい企画を考えますね(^^)

以前から太陽熱オーブンにかなりの興味があって、ホント本格的なやつが欲しい。

まだアルミで作ったようなやつとか、真鍮製のちょっとしか調理ができないものしか持っていないんです。

海外ではいいのがたくさんあるんですよね。

日本製のはホントなんか「実験!!」って感じでオシャレじゃない。

しかもパワーが弱い。

なのに高い。

 

パンがざくざく焼けるようなやつを絶対ゲットしてやる


立場が出来るということ

2014-05-22 | 私のお仕事(本業)

仕事で職人達話していると最近よく同じ小言、というか愚痴というかそういう話しを聞く。

うちの会社の人間に妙な言われ方をされたようで、それも何年も職人でいる相手にいえないだろというような身の程を知らない物言いだった。

一人ではなくそんなのが何人もいた。

社内でも似たような話を聞くし私も見かける。

 

最近、そのことをその部下の何人かに伝えた。

「その道のプロを馬鹿にするような言い方をしないで欲しい。自分の立場を考えて言って欲しい。相手を叩く言い方をすることを美徳のように勘違いしないで欲しい」

たぶん部下のみんなはわかっている。

会社の中の立場でそのまま外に向かって話す人がいるらしい。

私はよく「役職とは責任の所在。その人間が偉いワケじゃない」という。それは私が国内でも有数の大きな企業の会長から言われた言葉だった。

そのころ19歳だった私に「役職を偉くなったと自分から思っているようなそんな人間になるなよ。そういう人をじっと見極める大人になりなさい。力とは上のためにつかうんではない。自分に守るものが出来たということなんだよ。そういうことが責任の所在としての役割もつということ、役職というんだ」

 

この台詞の意味が今は心からわかる。それをあの年齢でいろんなことを越えて生きていて、当時19歳の私に言ったあの会長の人としての大きさも、今なら本当によくわかる。 

そうやって私は人を見ることを作られた。結果として誰が幸せになったのか。誰が喜んだのか。

そういうことを見ている自分がいる。

役職だとかじゃなくてもいいことを言っている職業の人でも同じ。 

 

結果として誰が幸せになったのか。その本人が喜んでいるだけなら、とにかくそういうことならタダのずるがしこいやつだったってことなんだろうと思う。

 

どんなに立派なことを言っていても、すぐ身近な人すらなにも変わっていないならたぶんなんの力もない人なんだろうと思う。

 


韓国映画を見ながらかぶせる

2014-04-21 | 私のお仕事(本業)

昨日の夜に韓国映画を見ながら自分の周りに起こっているできごととかぶるなって考えていた。

昔から実は韓国映画はあんまり好きじゃなかった。あまりにも悪者が悪すぎて、いい人が気の毒で、そしてたいがい最後は主人公は死んでしまうから。

そんなドロドロ、グチャグチャな様子をみて国民性なんだろうかと思う程だった。

それが昨夜見ていた映画は最近毎週親子ではまっている。

自分の会社の中のようであり、仲間内に起こったできごとのようであり、その役者が「あ、あいつと同じ」なんて思いながら見ていた。

 

その主人公のことを見ているととても賢くて、着実に善意の大物の心をつかんでいく。

 

そんな風にならなきゃいけないなと思った。 

ここ半年、ひどいことが続けて起こった。

私が本当のことを話しているのは3人くらいで、そのうち2人はいっしょにいたので見ている。
彼女たちには八つ当たりが来るといけないから表に出ない方がいいといっている。

ただ昨日その話を彼女たちとしていて思った。

このまま黙っていようって。私が悪いと思っている人はそれが理由で近づかない。
その方が私は楽になれる。私が悪いと思われている方が本当の諸悪の根源が近づかない。

本当のことは当人達と私の身近にいる人しかしらない。その他の人たちは言いくるめられているだけで、息子とも話したけどいよいよ公に悪者にされたときには全て警察に話すことにした。
その時は私のそばで一番全てを見ていた息子と、被害者の2人の人間といっしょに訴えようということになった。

ただ、たぶん自然と表沙汰になるような気がする。

やらかした本人がいろんなところでしゃべっていることが最近わかったので。

あいつもかわいそうなやつだけど、もう二度と私達の友情が戻ることはない。


私は自分の道を大事に生きていこうとつくづく感じる。 


もう1年以上か。

2014-04-10 | 私のお仕事(本業)

私が山がらみの仕事をするようになって1年と半年ほどたった。
元々天体好きだったし、生き物が好きだったのでそんな勉強ばっかりしていた。

そんな私の無駄に深い雑学が活かされる日が来た。

それが山の仕事の話しだった。

正直全然乗る気じゃなかった。なんの仕事だろう、また私ならできると根拠のない自信だけで仕事を振ってるなと思っていたくらい半分流されていた。

ところが・・・関係者の人間性、山を思う人たちとの出会いや、私の元々の知識がものすごく通じる相手であること、そんなこんなで実はド・ストライクだったことがすぐにわかった。


去年の夏の終わりにある質問をされた。

「山が膨らんでいるんだ。GPSで計測したらわかったんだよ。噴火だろうか。あなたどう思うね」

と数値を見せて訪ねられた。

その質問に私は

「月かもしれません。月の引力の影響程度の膨張ともとれる数値ですよね。どっちだかわかりません。あと半年程度様子を見て水蒸気の様子も観察しなきゃ上がってきているのかはわからないですよね」

その答えに二人の担当者は「やっぱりあんたやったな」と肩を叩きながら笑っていた。

「俺達も月なのかもしれないと思ったんだよ。そこに気がつくのは関係者くらいだからね。あんたの仕事でわかってしまうことはないと思ってたんだ」そういわれた。

私はちょっと得意気だった。今まで何度も星空教室に参加してるし、天文部のみんなともいろいろ話すけど、こういうマニアな話しまではしない。

でも、この山の仕事が始まって、地質学者や生物研究家と急に仲良くなり出して私は自分が質問したかったことをばんばん聞ける相手ができた。

そんな私のことをみんな温かく迎えてくれる。

誰かに言ったら引くだろうなと思う内容でも、待っていましたとばかりに嬉しそうに返してくれる人たちに出会えた。

自分の仕事というよりは私が楽しくて仕方ない。

こういうことで地域のことを考えたり、ものづくりを考えたりできるなんて何て恵まれているんだろうと感激する。


そんなことを上司に話すと、そこまで喜ぶのは他の従業員にはない話しだよ。と言われる。


それでもいつまで続けられるかわからないけど、この関係を大事に、私が担当をはずれてもずっとこれからも応援しようと思う。


電話

2014-03-18 | 私のお仕事(本業)

今日、仕事のお客さんから電話が来た。
病気でもう治らないと言われたらしく、死を覚悟しているようで私に「あなたのような人に会えてホントに私は幸せです。ありがとうございました。」と言われました。
泣きそうになるのをこらえ、「何を言ってるんです!」と笑い飛ばした。
彼は「もう生きたから」と言った。
私は「まだ早いじゃないですか。」それしか言えなかった。

電話を切ったあと震えがきた。後始末をちゃんとしようとする彼の覚悟が気の毒で泣かないようにいるのがしばらくやっとだった。

悲しくなるのはまだすべて終わっていないような気がするのに何もしていないからだ。

彼が信頼する人物に電話して、事情を話して彼の役目を果たさせて欲しいことと、周りが彼より落ち込まないようにして欲しいと頼んだ。
その人は「あなたに彼が話してくれてよかった。たぶんあなたにしか話していないよ。本当に電話してくれてありがとう」と言われた。
私はとうとう涙を流してしまった。

死ぬかもしれないと思うとき、彼は自分より周りの心配をしている。癌だと言われたことがある私はその気持ちがよくわかる。

そんな覚悟を私は自分だけで十分だと思うほど悲しい覚悟だった。
それほどの覚悟をした人に会えて幸せですと言われ、どんなに大きな意地を張っての発言かわかるだけ泣けてくる。

あきらめずみんなで彼を応援させて欲しい。