春日部不動産日記

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八重山諸島ひとり旅 2日目

2016-05-26 14:37:13 | 
旅の2日目。
3日間の旅程のうち唯一、まる一日使える日です。

ご同行くださったテルテル坊主氏。
予報ではこの日も終日雨マークだったけれど…
どうか、天気にしておくれ。

まずは、朝食です。
はい、ドーン!

これ全部食べるの?
ほんとに?
もちろんですとも!!

調子に乗って、デザートも。

石垣島産黒糖のマドレーヌと、サーターアンダギー3種。
本当はもっと食べたかったけれど、今回はこれくらいで勘弁してやろう。

フルーツたち。

今まで食べていたパイナップルは、ニセモノか!?
と、疑いたくなるほどのおいしさです。

おなかがいっぱいになったら、はりきって出発です。
この日は、西表島を観光する予定。
高速船の発着する石垣港離島ターミナルへ移動します。

テルテル坊主氏のおかげか、晴れました。

石垣島出身の大スター、具志堅用高氏の像を発見。

「ちょっちゅね」

石垣港を出発して、高速船に揺られること約40分。
西表島に到着したら、クルーズボートに乗り換えます。

仲間川マングローブクルーズへ、いざ!!!
一番前の座席に陣取りました。

こんもりとした深い緑が見えてきました。

初めて見る、マングローブの森です。

さまざまな種類のマングローブ。


マングローブとは、固有名詞ではないのだそうです。


熱帯および亜熱帯地域の、海水と淡水が交わる汽水域に生える木々のことを、そう呼ぶとのこと。

西表島には、7種類のマングローブがあります。

成長の遅いマングローブたちは、
生きるのが難しい塩性湿地へ追いやられてしまいました。

塩分を古い葉に集めて、その葉を落とすことによって生きているそうです。

この貝の正体は?

仲間川に生息する、シジミ!
いくらなんでも、大きすぎ。

バスに乗り換えて、由布(ゆぶ)島へ移動しました。

今度は、水牛車に乗ります。

私の乗った車を引いてくれた力持ちの水牛さんは、こうめちゃん。

9歳(ヒトに換算すると30歳)、2児の母のパートタイマー。
働くお母さんです。
こうめちゃんの向こうに見えるのが、由布島です。

水牛車は、こんな感じ。


浅い海を、どんどん進みます。


由布島は、植物園になっています。

パイナップルの木。
収穫前はこんな状態だなんて、存じ上げませんでした。
衝撃!!

かつては、学校、商店、公民館まであるにぎやかな島だったそうです。

昭和44年に台風エルシーの甚大な被害を受け、
人々は去り、無人島になりました。

マンタの浜からの眺め。

お隣にある小浜島が見えました。

南国ムード満ち溢れる道をぶらぶら。


非番の水牛さんたちを発見。

暑さをしのぐために、水中でリラックス。

気持ちよさそうです。


生後一か月のかわいい仔牛さん。

ひたすら寝ていました。

帰りも、水牛車に乗って。

船頭さんが、「安里屋ユンタ」を聴かせてくれました。

沖縄民謡をBGMに、水牛車に揺られながら風に吹かれて、海を眺める。

まさに至福。

昼食をとったホテルのエントランス。

ヤマネコを思わせる装飾が、あちこちに。

マングローブを近くで観察することができました。

黄色い葉が、塩分を引き受けている古い葉です。
健気だなぁ…

白浜港。

この先に、船でしか行くことのできない集落があるのだそうです。
どんなところなのでしょう?
とっくに帰ってきた今もまだなお、気になってしかたがありません。

ふと視線を感じ、振り向くと…
ヤギがこちらをじっと見ていました。

天使と見まごうばかりの愛らしさ。
こんなにキレイなヤギは、これまで見たことがありません。

最後は、星砂の浜へ。

美しいビーチです。

この中に、星の砂があるはずです。


はたして見つけられるのでしょうか?

気が遠くなりそうですが。

キレイな貝殻!と思ったら…

小さな小さな、ヤドカリでした。

かわいい。

邪魔してごめんよ。

透明度バツグンの海。

日差しが強く、肌が痛いほどでした。

遊びながら星の砂を捜査した結果…

見つけました!
こんなに探して、これっぽっち。
瓶いっぱいにするには、一体どれほどの時を要するのであろうか…

本当にすばらしい景色です。

晴れてよかった。来てよかった。

バスにも、イリオモテヤマネコが。

お世話になりました。

帰りの高速船を待つ間、グァバスムージーを飲みました。

つめたくて甘酸っぱくて、すっきりクールダウン。

船が来たぞ~!


THE離島の風景。

切ないような懐かしいような、不思議な気持ちになりました。

夕食は、ホテルのレストランで。
「8時から無料ライブがありますので、ステージの見えるお席へどうぞ」
おぉっ、それは楽しみ♪
それまでに食事を済ませてしまいましょう。

またしても、郷土色満載のチョイス。

ライブが始まりました。

この日の歌い手さんは、饒平名久乃(よへなひさの)さん。

あまりのすばらしさに、
デザートのアイスクリームの溶けるのにも気がつかず、
聴き入ってしまいました。

沖縄の音楽って、いいなぁ…

饒平名さんは、東京と石垣で活動されているそう。
彼女曰く、
「石垣島のよいところは、星空です。
88星座のうち、84の星座を見ることができるんですよ。
ぜひ、夜空を見上げてみてください」
なんと、それは見逃すわけにはまいりますまい!

食後に、外に出てみました。
どこからともなく、甘い香りが…

ホテル前の公園の、夜来香(イエライシャン)。
昼間はまったく気がつきませんでした。
名前のとおり、本当に夜に香るのですね。

星は、きれいに見えました。
ステキな夜です。

めいっぱい楽しんだ、すばらしい一日でした。


ホリエ

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